【2026年最新】コンジョイント分析とは?やり方5ステップ・メリット・活用事例まで徹底解説
- 2024/05/17
- 2026/06/09
目次
- 1 コンジョイント分析とは?意味と基本をわかりやすく解説
- 2 コンジョイント分析を活用すべき4つのケース
- 3 コンジョイント分析の基本的な考え方|重要用語まとめ表
- 4 コンジョイント分析を行う5つのメリット
- 5 コンジョイント分析の目的とやり方5ステップ
- 6 コンジョイント分析で重要なアンケート設計のポイント6つ
- 7 コンジョイント分析の注意点3つ
- 8 コンジョイント分析の結果の見方|読み取れる重要指標
- 9 コンジョイント分析の活用事例3選(テレビ・ファストフード・ヘアドライヤー)
- 10 コンジョイント分析の情報収集にInterviewzがおすすめな理由5つ
- 11 よくある質問(FAQ)
- 12 あわせて読みたい関連記事
- 13 まとめ|コンジョイント分析を成果につなげるために
コンジョイント分析とは、消費者が「価格・機能・デザイン」などの要素をどう組み合わせて選んでいるのかを、定量的に解き明かす分析手法です。
「価格は重要ですか?」と個別に聞くアンケートとは違い、実際の購買シーンに近い”トレードオフ判断”をデータ化できるため、商品開発・価格設定・差別化戦略に強力な武器となります。
本記事では、コンジョイント分析の意味・基本概念から、やり方5ステップ、メリット、アンケート設計のポイント、結果の見方、テレビ・ファストフードなどの活用事例までを、初めての方にもわかるように体系的に解説します。
自社のマーケティング戦略を「感覚」ではなく「データ」で構築したいBtoB企業のマーケ・商品開発・営業・リサーチ担当者は、ぜひ最後までご覧ください。
著者情報 Interviewz(インタビューズ)編集部 運営:LEARNERZ株式会社
本記事は、ノーコードのヒアリングDX SaaS「Interviewz(インタビューズ)」を提供し、リード数268%向上・ヒアリングコスト90%削減などの支援実績を持つ編集部が、マーケティングリサーチおよびアンケート設計の実務知見をもとに執筆・監修しています。Interviewzは累計多数の企業で、アンケート・診断・ヒアリング業務のデジタル化を支援しています。
コンジョイント分析とは?意味と基本をわかりやすく解説

コンジョイント分析とは、商品やサービスを構成する複数の要素(属性)を組み合わせて提示したときに、ユーザーがどの要素をどれだけ重視して選択しているかを定量的に把握する分析手法です。価格・機能・デザイン・ブランドなどを単体ではなく「組み合わせ」として評価させる点が、最大の特徴です。
一般的なアンケートでは「価格は重要ですか?」「デザインは大事ですか?」と各要素を個別に質問しがちです。しかし、実際の購買行動はそれほど単純ではありません。人は「価格が高くても機能が良ければ選ぶ」「機能が多少劣っても安ければ許容する」といったトレードオフの判断をしながら意思決定をしています。
コンジョイント分析では、こうした現実に近い意思決定を再現するために、たとえば次のような複数属性を組み合わせた選択肢を提示します。
- 価格:安い/普通/高い
- 機能:基本/高機能
- サポート:なし/あり
そして「どれを選ぶか」を繰り返し回答してもらいます。その結果から、「どの属性が購買に最も影響しているか」「価格を上げても許容される条件は何か」「不要な機能や過剰品質はどこか」といった、意思決定の裏側にある重み(効用値)を数値として抽出できます。
マーケティングや商品開発の現場では、「感覚的に良さそう」ではなく、どこを強化し、どこを削るべきかをデータで判断するための分析手法として活用されるのがコンジョイント分析です。単純なアンケート調査と比べて、消費者の行動や心理をより具体的に再現できるため、信頼性の高いデータが得られます。
コンジョイント分析を活用すべき4つのケース
コンジョイント分析は、特に次のような場面で効果を発揮します。
1.新しい商品の市場ニーズを調査するとき
発売前に、どの仕様が支持されるかを定量的に検証できます。
2.既存の商品の価格や機能を見直すとき
値上げの許容ライン、削れる機能などをデータで判断できます。
3.競合商品との差別化を図るとき
自社が強化すべき属性、訴求すべきポイントを明確化できます。
4.消費者のセグメント別の嗜好を分析するとき
顧客層ごとに重視点が異なる場合、ターゲティングの精度を高められます。
逆に、検討すべき要素が1つだけに絞られている場合や、トレードオフが発生しない単純な意思決定では、通常のアンケートのほうが効率的です。コンジョイント分析は「複数の要素が絡み合う選択」を読み解くときにこそ真価を発揮します。
コンジョイント分析の基本的な考え方|重要用語まとめ表
コンジョイント分析を理解するうえで欠かせない基本用語を整理します。まずは下表で全体像を把握してください。
| 用語 | 意味 | 具体例(ヘアドライヤーの場合) |
|---|---|---|
| 属性(Attribute) | 商品・サービスを構成する要素・特徴 | 重さ、マイナスイオン発生装置、色、価格 |
| 水準(Level) | 各属性が取り得る具体的な内容・数値 | 重さ「400g/600g」、価格「8,900円/12,800円」 |
| プロファイル | 属性と水準を組み合わせた商品コンセプト | 重さ400g・マイナスイオンあり・色ホワイト・8,900円 |
| コンジョイントカード | プロファイルを回答者に提示する1枚の比較カード | 上記プロファイルを1枚に記載した選択肢 |
| 効用値(Utility) | プロファイルや水準に対する評価・好みの度合い | 10点満点で8点なら効用値は8 |
| 部分効用値(Part-Worth) | 個々の水準が選択に与える影響の大きさ | 「400g」が選好に与える数値的寄与 |
| 重要度(Importance) | 各属性が選択に与える影響の割合 | 価格40%・機能35%・デザイン25% など |
| 直交表 | 属性・水準の組み合わせを効率的に抽出する配列表 | 全組み合わせより少ないカードで分析可能にする表 |
属性と水準
属性とは、商品やサービスの特徴を表す要素のことです。たとえばヘアドライヤーなら「重さ」「マイナスイオン発生装置」「色」「価格」などが属性にあたります。水準とは、その属性が取り得る具体的な内容や数値で、「重さ」の水準なら「400g」「600g」などです。属性・水準は、回答者の負担を抑えるため4つ以内(あるいは3〜5個程度)に絞り込むのが望ましいとされています。
プロファイルと効用値
プロファイルとは、属性と水準の組み合わせから作られた商品コンセプトのことです。たとえば「重さ400g・マイナスイオン発生装置あり・色ホワイト・価格8,900円」がひとつのプロファイルになります。効用値とは、そのプロファイルに対する消費者の評価や好みの度合いを表す数値で、「10点満点で8点」と評価されれば効用値は8です。
直交表と実験計画
属性と水準の数が増えると、すべての組み合わせを評価してもらうのは現実的ではありません。そこで使うのが直交表です。直交表は、どの2列をとってもその水準の組み合わせが同数回ずつ現れるように作られた配列表で、属性間の相関がゼロになります。これを用いることで、すべての組み合わせを調べるよりもはるかに少ないプロファイル(コンジョイントカード)で、偏りのない分析が可能になります。直交表を用いてカードを作成し、消費者に評価してもらう調査全体の計画を「実験計画」と呼びます。
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コンジョイント分析を行う5つのメリット

コンジョイント分析は、マーケティングにおいて非常に有効なツールです。主なメリットを5つに整理します。
1. 複数の要素の優先順位付けができる
商品の魅力を決める複数の要素のなかから、特に重要なものに順位をつけられます。これにより、新商品の開発だけでなく、既存商品の見直しにも役立ちます。
2. 最適な組み合わせを特定できる
要素ごとの重要度だけでなく、最適な「組み合わせ」も明らかになります。実際の組み合わせを提示してアンケートを行うことで、どのパターンが最も好まれるかを把握できます。
3. 信頼性の高いデータを収集できる
通常のアンケート調査と比べ、信頼性の高いデータが得られます。実際の購買時の心理に近い状況で選択をしてもらうため、より具体的な消費者行動を反映できるからです。
4. 顧客のニーズや価値観を理解できる
機能やメリットの優先順位、価格感応度を把握でき、顧客のニーズや嗜好に関する基本的なインサイトが得られます。
5. トレードオフを考慮できる
「低価格と高性能」のように同時には実現しにくいトレードオフ要素も考慮した分析が可能です。これにより、現実的で最適な商品開発戦略を立案できます。
これらのメリットにより、コンジョイント分析は消費者の選好を定量的に把握し、市場ニーズに合った製品・サービスを設計するための戦略立案に大きく貢献します。
コンジョイント分析の目的とやり方5ステップ

コンジョイント分析は、主に新しい商品・サービスの開発において、消費者ニーズを定量的に把握し、最適な商品構成を見つけるために用いられます。基本的な進め方は次の5ステップです。
ステップ1:属性と水準を決定する
製品・サービスを構成する要素(属性)と、その具体的なレベル(水準)を設定します。たとえば自動車なら、属性は「価格」「燃費」「デザイン」、水準は「高い/低い」「良い/悪い」などです。属性・水準は4つ以内に絞り込むのが望ましく、現実的に成立する選択肢を設定することが重要です。
ステップ2:直交表を決定し、コンジョイントカードを作成する
直交表を用いて、偏りのない最小限の組み合わせを抽出します。直交表には属性・水準数に応じた種類があるため、条件に合うものを選びます。そのうえで、各組み合わせを1枚ずつのコンジョイントカードにまとめます。たとえばテレビなら「画面サイズ40インチ・4K対応あり・価格50,000円」が1枚のカードになります。
ステップ3:アンケート調査で評価を収集する
作成したコンジョイントカードを提示し、調査対象者に評価してもらいます。評価方法には、すべてのカードに順位をつける「順位評価」、得点をつける「得点評価」、2枚ずつ比較する「一対比較評価」などがあります。調査目的や対象者の特性に応じて選択します。
ステップ4:データ分析を行う
収集した評価をもとに、各属性・水準の影響度を部分効用値として算出します。部分効用値が高いほど、その水準は消費者にとって魅力的だといえます。さらに部分効用値から、各属性の影響割合を示す重要度も計算できます。
ステップ5:結果を解釈する
効用値や重要度をもとに、消費者が最も重視する属性や、最適な商品構成を推測します。この結果を商品開発・価格設定・ラインナップ設計に反映していきます。
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コンジョイント分析で重要なアンケート設計のポイント6つ
コンジョイント分析の精度は、アンケート設計で大きく左右されます。正確で信頼性の高いデータを得るための重要ポイントを6つ解説します。
1. 属性と水準の選定
消費者の選択に実際に影響する属性を選び、各属性に現実的で実現可能な水準を設定します。選択に影響しない要素を入れると、結果がぼやけてしまいます。
2. 直交表の利用
組み合わせが多くなりすぎないよう、直交表で効率的に組み合わせを抽出します。これにより回答者の負担を減らし、調査コストを抑えられます。
3. コンジョイントカードの作成
直交表に基づき、異なる水準の組み合わせを示すコンジョイントカードを作成します。各カードは回答者が評価する1つの製品構成を表します。
4. 評価方法の選択
順位付け、得点評価法、一対比較法、評定尺度法など、目的や対象者特性に合った評価方法を選びます。
5. サンプルサイズの決定
統計的に有意な結果を得るには、適切なサンプルサイズが必要です。属性数・水準数・予想される効果の大きさ・許容誤差をもとに決定します。
6. プリテストの実施
本調査の前にプリテストを行い、質問や指示が明確か、回答者が正しく理解できるかを確認します。これにより本調査のデータ品質を高められます。
コンジョイント分析の注意点3つ

有効な手法である一方、設計や使い方を誤ると「それらしい結果は出るが実務では使えない」分析になりがちです。特に失敗しやすい注意点を3つに絞って解説します。
1. 属性・水準の設計が不適切だと結果が歪む
精度は最初に設定する属性・水準で大きく決まります。購入判断に影響しない要素を含めたり、非現実的な価格・仕様を設定したり、水準の幅が狭すぎて差が出なかったりすると、結果は実態を反映しません。「実際に比較されうる選択肢か」という視点で設計し、事前のヒアリングや簡易調査で候補を絞り込んでおくことが大切です。
2. 属性を増やしすぎると回答の質が下がる
情報を欲張って属性を増やすと、回答者の負荷が高まり、直感的に選べなくなったり、適当に回答されたりして、かえって精度が下がります。実務では属性を3〜5個程度に抑え、本当に意思決定に影響する要素を優先しましょう。
3. 結果をそのまま鵜呑みにしない
結果はあくまで設定条件内での相対評価であり、対象の偏り・前提条件のズレ・調査時点のトレンドの影響を受けます。定性調査や既存データと照らし合わせ、「なぜその結果になったのか」を考察する視点が欠かせません。
コンジョイント分析の結果の見方|読み取れる重要指標
分析結果を正しく解釈するために把握しておきたい指標と活用法を解説します。
部分効用値(Part-Worth Utility)
各属性の水準が消費者の選好にどの程度影響するかを示す数値です。高いほどその水準は魅力的(選好度が高い)であり、低いほど魅力が乏しいことを意味します。
重要度(Importance)
各属性が選択に与える影響の割合を示す指標です。重要度は、各属性の部分効用値の範囲(最大値と最小値の差)に比例します。重要度が高い属性は、マーケティング戦略で優先的に考慮すべきポイントです。
全体効用値(Overall Utility)
属性・水準の組み合わせ全体が消費者に与える効用の合計値です。全体効用値が高い製品構成ほど、市場での成功が期待できます。
相関係数(Correlation Coefficient)
実際の選好データと、モデルによる予測値との相関を示します。高いほどモデルの予測精度が高いと評価されます。
決定係数(Coefficient of Determination)
モデルの予測がどれだけ実際のデータを説明できているかを示す指標です。高いほどモデルが実データに適合していることを意味します。
シミュレーションと最適な商品構成の探索
分析結果をもとに、価格や性能を変えた場合の購買確率・市場シェアを予測する「シミュレーション」が可能です。これにより、商品の価格や仕様を変えたときの消費者の反応を事前に見積もり、最適な商品構成を探索できます。属性の重要度や水準の効用値は、棒グラフやレーダーチャートで視覚化すると選好パターンが直感的に把握できます。
セグメント別分析とターゲティング
回答者の属性や行動でグループを分け、各グループにコンジョイント分析を行う「セグメント別分析」を行うと、選好が異なる顧客層を特定できます。そのうえで、最も有望なグループに合わせて商品・サービスを提供する「ターゲティング」を行うことで、市場のニッチ化や競争力強化を図れます。
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コンジョイント分析の活用事例3選(テレビ・ファストフード・ヘアドライヤー)
具体的なイメージをつかめるよう、業界の異なる3つの事例を紹介します。
事例1:テレビの商品開発
「消費者がテレビを購入する際、どの要素をどれだけ重視するか」を明らかにするケースです。属性として「価格:50,000円/70,000円」「画面サイズ:32インチ/40インチ」「4K対応:あり/なし」を設定し、これらを組み合わせたコンジョイントカード(例:「40インチ・4K対応あり・50,000円」「32インチ・4K対応なし・70,000円」)を提示して選んでもらいます。
分析の結果、「価格と画面サイズが購入判断に大きく影響する」「4K対応は他要素と比べて優先度が低い」という傾向が得られたとします。これをもとにメーカーは、価格と画面サイズを重視した主力モデルを設計し、4K対応は上位モデルの付加価値に限定するといった、データに基づいた商品開発・ラインナップ設計が可能になります。
事例2:ファストフード店のメニュー開発
ファストフード店では、メニューの改善・開発、セットメニューの構成、新商品の導入などにコンジョイント分析が活用されています。たとえばハンバーガー開発で「パティの厚さ」「チーズの種類」「ソースの味」などを属性として提示し、消費者の選好を調査します。その結果から、最も人気の出る組み合わせや最適な価格設定を決定し、顧客満足度の向上につなげられます。
事例3:ヘアドライヤーの仕様検討
「重さ(400g/600g)」「マイナスイオン発生装置(あり/なし)」「色」「価格(8,900円/12,800円)」といった属性・水準を設定し、プロファイル単位で評価してもらうケースです。効用値を比較することで、価格を上げても支持される機能はどれか、削っても満足度が下がりにくい要素はどれかを特定でき、利益とユーザー満足を両立する仕様を導き出せます。
このように、コンジョイント分析は業界を問わず、消費者の選択プロセスを再現して商品・サービスの魅力を最大化するための有効な手法です。
コンジョイント分析の情報収集にInterviewzがおすすめな理由5つ

コンジョイント分析では、コンジョイントカードへの評価を「適切な方法」で集められるかが成否を分けます。回答の集め方が不適切だと、正しい数値を吸い上げられません。そこでおすすめなのが、ノーコードのヒアリングDXツール「Interviewz(インタビューズ)」です。Interviewzが情報収集に適している理由を5つ紹介します。
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2. 顧客理解を深化できる
収集した情報をもとに顧客・ユーザー理解を深め、サービスのさまざまなKPI改善に寄与します。
3. 効率的に情報を収集できる
直交表を用いた実験計画を立て、少ないプロファイルで効率的に属性・水準の組み合わせを評価できます。回答を分岐させたり、結果に応じて最適な商品を提案したりする複雑なヒアリングもノーコードで作成可能です。
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よくある質問(FAQ)

Q1. コンジョイント分析と通常のアンケート調査の違いは何ですか?
通常のアンケートは「価格は重要ですか?」のように要素を個別に質問します。一方コンジョイント分析は、複数の属性を組み合わせた選択肢を提示し、実際の購買に近い形で選んでもらうため、トレードオフを含む消費者の本音(優先順位)を定量的に把握できます。信頼性が高いのが特徴です。
Q2. 属性や水準はいくつまで設定できますか?
理論上は増やせますが、増やすほど回答者の負荷が高まり精度が下がります。実務では属性を3〜5個程度(4つ以内が望ましい)に絞り、各属性の水準も現実的な範囲に限定するのが基本です。組み合わせ数は直交表で効率化します。
Q3. 直交表とは何ですか?必ず必要ですか?
直交表は、属性・水準の組み合わせを偏りなく最小限に抽出するための配列表です。すべての組み合わせを評価してもらうのは現実的でないため、回答者負担とコストを抑える目的で利用します。属性・水準が少ない場合を除き、実務ではほぼ必須です。
Q4. 分析にはどれくらいのサンプル数が必要ですか?
統計的に有意な結果を得るには、属性数・水準数・予想される効果の大きさ・許容誤差をもとにサンプルサイズを決定します。一般に属性や水準が多いほど多くの回答が必要です。本調査前にプリテストを行い、回答品質を確認することをおすすめします。
Q5. コンジョイント分析の結果はそのまま施策に反映してよいですか?
結果は設定条件内での相対評価であり、調査対象の偏りや調査時点のトレンドの影響を受けます。そのまま鵜呑みにせず、定性調査や既存データと照らし合わせ、「なぜその結果になったのか」を考察したうえで施策に反映しましょう。
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まとめ|コンジョイント分析を成果につなげるために
コンジョイント分析は、消費者が複数の要素をどう組み合わせて選んでいるかを定量化し、商品開発・価格設定・差別化戦略に活かせる強力な手法です。要点を整理すると次のとおりです。
- 「価格は重要か?」と個別に聞くのではなく、トレードオフを含む実際の選択行動から優先順位を数値化できる
- やり方は「属性・水準の決定 → 直交表・カード作成 → 評価収集 → 分析 → 解釈」の5ステップ
- 精度は属性・水準の設計で決まるため、属性は3〜5個に絞り、現実的な水準を設定する
- 結果は相対評価であり、定性調査や既存データと照らし合わせて解釈する
そして、分析の質はそもそも「何を・どう聞くか」というヒアリング設計に大きく左右されます。正確な評価データを効率よく集めたい方は、ノーコードで複雑なヒアリングも作成できるInterviewzの活用をぜひご検討ください。
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