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診断・ヒアリングDXブログ

営業のヒアリング力を高める7つのコツ|フレームワーク・質問例・鍛え方を徹底解説

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目次

「自社製品の説明はうまくできるのに、なぜか受注に繋がらない」「ヒアリングしているつもりが、毎回浅い情報しか取れない」「トップ営業のヒアリングが何をしているのか分からない」―営業現場で多くの方が抱える悩みです。

成果を出す営業とそうでない営業を分ける最大の差は、製品知識でもプレゼンの上手さでもなく「ヒアリング力」にあります。本記事では、営業のヒアリング力を構成する5つのスキル・高めるための7つのコツ・SPINやBANTなどフレームワーク6選・商談フェーズ別の質問例・実践トレーニング法までを、現場ですぐに使える形で解説します。読了後には、自分のヒアリングを言語化して鍛え、再現性高く成約率を上げるための地図を手にできます。

監修・運営は、累計1,000社以上に導入されている対話型ヒアリングツール「インタビューズ」を提供する株式会社ラーナーズです。記事の最後では、組織として営業ヒアリングを底上げする仕組みづくりも紹介します。

営業のヒアリング力とは?成果に直結する3つの理由

ヒアリング力とは、相手から必要な情報を引き出し、課題や本質的なニーズを把握する力を指します。営業の現場では「聞く力」「質問力」「対話力」を統合した複合スキルであり、商品知識や提案力の前提となる土台です。

ヒアリング力の定義と「聞く力」「質問力」「対話力」の関係

ヒアリング力を要素分解すると、次の3つに整理できます。

要素

内容

聞く力(傾聴)

相手の話を遮らず、最後まで受け止める

質問力

必要な情報を引き出す問いを設計する

対話力

相手の反応を見ながら会話を方向付ける

3つすべてが揃ってはじめて、相手は「この営業は分かってくれる」と感じ、本音を語ってくれます。

営業成果に直結する3つの理由

ヒアリング力が高い営業ほど成果が出る理由は、次の3点に集約されます。

  1. 課題発見の精度が上がる:顧客自身が気付いていない真の課題を引き出せる
  2. 信頼関係が構築できる:「丁寧に話を聞いてくれた」という体験そのものが信頼を生む
  3. 提案の精度が上がる:必要情報が揃うため、刺さる提案が短時間で作れる

特にBtoB営業では、初回ヒアリングの質が受注確度の60%を決めるとも言われます。

ヒアリング力が高い営業と低い営業の成果差データ

調査によれば、トップ営業と平均営業の差を最も大きく説明する変数は「ヒアリング時間の比率」です。トップ営業は商談時間の60〜70%を相手に話してもらうのに対し、平均的な営業は40%以下にとどまります。「営業=話す仕事」ではなく「営業=聞く仕事」であることが、数字でも裏付けられています。

BtoB・BtoCで求められるヒアリング力の違い

BtoBとBtoCでは、ヒアリングの観点が異なります。

観点

BtoB

BtoC

主な目的

課題・予算・決裁プロセスの確認

個人ニーズ・感情の理解

関係者

複数(窓口・現場・決裁者)

主に本人(と家族)

検討期間

長期(数週間〜数カ月)

短期(即決〜数日)

重視ポイント

ロジック・ROI

共感・体験価値

BtoB営業ではBANTやMEDDICのような構造化アプローチ、BtoC営業では共感ベースの傾聴がより強く求められます。

▼以下では、ヒアリングを効率化させるためのヒアリングシートの作り方をステップ別に解説し、具体的な「ヒアリングシート制作の基礎知識」や「営業のためのヒアリングシートに盛り込むべき6つのポイント」を記載しております。

営業活動のヒアリングの質やスピードアップを検討中の方は、是非ご参考にしてください。

ヒアリング力が高い営業と低い営業の特徴比較

ヒアリング力は曖昧な才能ではなく、行動レベルで言語化できる具体的スキルです。高い営業・低い営業を比較することで、自分が取り組むべき行動が見えてきます。

ヒアリング力が高い営業の8つの特徴

トップ営業に共通して見られる行動特性は次のとおりです。

  1. 商談前に顧客企業・業界の情報を徹底的にリサーチしている
  2. アイスブレイクから本題への移行が自然
  3. 質問の前後関係(オープン→クローズド)が設計されている
  4. 相手の言葉をそのまま繰り返す(リフレーズ)が多い
  5. 沈黙を恐れず、相手に考える時間を渡せる
  6. 表情・声色・姿勢の変化を読み取り、深掘りする
  7. 商談の最後に必ず要約と次回アクションを共有する
  8. 商談後すぐに学びを言語化してフィードバックを受ける

ヒアリング力が低い営業の8つの特徴(NG行動)

逆に、成果が出にくい営業に共通するNG行動は次のとおりです。

  1. 自社製品の説明・自慢話の比重が大きい
  2. 一方的に質問を畳みかける(尋問型)
  3. 相手の話を途中で遮る
  4. 抽象的な質問が多く、相手を困惑させる
  5. 相づち・反応が乏しく、聞いている態度が伝わらない
  6. 目線を資料に落としたまま話す
  7. 腕組み・前のめりすぎなど、閉じた姿勢を取る
  8. 商談後に「何を聞き出せたか」を整理しない

これらは習慣の問題なので、自覚さえあれば短期間で改善可能です。

トップ営業の会話事例と分解ポイント

たとえば「最近、現場で困っていることはありますか?」というオープン質問に対して、顧客が「人手が足りなくて」と答えた場合――

  • 低い営業:「では弊社のツールで自動化できます」と即提案
  • 高い営業:「人手が足りない、というのは具体的にどの工程でしょうか?」と深掘り

前者は表面的な課題への対症療法、後者は真の課題を特定する根本治療です。1問の深掘りで、その後の提案精度が大きく変わります。

自分のヒアリング力を客観評価するセルフチェック10項目

自分のヒアリング力を可視化するために、次の10項目を5段階で自己評価してみてください。

  1. 商談前に相手の業界・企業情報を1時間以上リサーチしているか
  2. 商談時間の60%以上、相手に話してもらえているか
  3. オープン質問とクローズド質問を意識して使い分けているか
  4. 相手の言葉を要約して返す習慣があるか
  5. 表情・声色の変化を読み取って深掘りしているか
  6. 沈黙を恐れず、3秒以上待てるか
  7. 仮説を立てて商談に臨んでいるか
  8. 商談後に要約と次回アクションを共有しているか
  9. 自分の商談を録画・録音して振り返っているか
  10. 上司・先輩から月1回以上フィードバックを受けているか

合計40点以上ならトップ層、30〜39点なら中堅、29点以下なら改善余地が大きい段階です。

▼下記の資料は、自社のマーケティング戦略の立案を効率化するためのヒアリングシートの作り方をステップ別に解説した資料です。この資料では、マーケティングの課題や調査目的、今回の調査で明らかにしたい事柄を明確にすることができますので、ぜひご活用ください。

営業のヒアリング力を構成する5つのスキル

ヒアリング力を鍛えるには、まず構成スキルを分解して把握することが近道です。次の5つを意識して練習しましょう。

① 傾聴力(アクティブリスニング)

傾聴力は、相手の話を「最後まで・先入観なく・興味を持って」聞く力です。アクティブリスニングでは、相づち・うなずき・繰り返し・要約という4つの行動で「聞いていること」を相手に伝えます。営業の場では、傾聴の姿勢そのものが「この人になら話したい」という心理的安全性を作ります。

② 質問力(オープン・クローズドの使い分け)

質問力は、目的に応じて問いの形を使い分ける力です。

  • オープン質問:「どのような課題がありますか?」(広く深く引き出す)
  • クローズド質問:「予算は今期内で確定していますか?」(事実を確定する)

商談序盤はオープンで広く、終盤はクローズドで事実固め、というメリハリが重要です。

③ 共感力(感情の受け止めと言語化)

共感力は、相手の感情や状況を理解し、適切に応じる力です。「それは大変ですね」と感情を受け止める一言があるだけで、顧客は安心して本音を語ってくれます。共感は同情とは違い、「同じ視点で理解する」姿勢を指します。

④ 仮説構築力(情報を統合し論点を立てる)

仮説構築力は、ヒアリングで得た情報を瞬時に統合し、論点を立てる力です。「予算は限られているが、人材不足の解消が最優先のテーマだろう」といった仮説を頭の中で組み立てながら聞くことで、次の質問が的確になります。

⑤ フィードバック力(要約と確認で齟齬を防ぐ)

フィードバック力は、相手の発言を要約して確認する力です。「ここまでのお話を整理すると、◯◯と◯◯が課題で、優先度は◯◯、ということでよろしいでしょうか?」という確認の一言が、齟齬を未然に防ぎ、相手から「この営業は理解してくれている」という信頼を引き出します。

▼下記では、営業未経験者の方でもすぐに必要な情報をヒアリングできるシートをテンプレートにしています。無料でダウンロードできますので、初回商談で必要なヒアリング・情報収集を行いたい方は、ぜひご参照ください。

営業のヒアリング力を高める7つのコツ

ここからは、明日からの商談に活かせる具体的なコツを7つ紹介します。

コツ1:事前に顧客・業界情報を徹底的にリサーチする

商談前のリサーチは最低1時間が目安です。企業のIR情報・プレスリリース・採用ページ・業界ニュース・SNSまで一通り目を通します。「この営業はうちのことをよく理解している」と感じてもらえれば、初回からヒアリングの深さが変わります。

コツ2:話しやすい雰囲気を意図的に作る

冒頭5分のアイスブレイクで、相手がリラックスできる時間を作ります。天気や立地の話だけで終わらせず、相手企業のニュースや共通の話題に触れることで「ただの世間話ではない」関係性を構築します。

コツ3:オープン質問で広げ、クローズド質問で確定する

序盤の課題ヒアリングはオープン質問で広げます。「最近、業務で時間がかかっているところは?」のような問いから始め、深掘りした後にBANT情報などをクローズドで固める流れが基本です。

コツ4:相手の言葉・表情・声色に反応する

顧客は「言葉になっていない情報」を多く発しています。声のトーンが下がった、目線が泳いだ、姿勢が前のめりになった――こうしたシグナルを察知して「いまの点、もう少し詳しくお聞きしてもよいですか?」と深掘りできれば、本音にアクセスできます。

コツ5:仮説を持って商談に臨み、検証する

「この企業は◯◯に困っているはず」という仮説を商談前に立てておき、ヒアリングで検証する姿勢が重要です。仮説があるからこそ、的確な深掘りができ、提案の精度も上がります。

コツ6:要約と確認で認識合わせを徹底する

15〜20分に1回、要約と確認を入れる習慣をつけましょう。「ここまでで重要なポイントを3つに整理すると…」という一言は、相手の頭も整理させ、後の意思決定をスムーズにします。

コツ7:沈黙を恐れず「待つ」勇気を持つ

質問した後、相手が考え込んだら3〜5秒は待つのが鉄則です。沈黙を埋めようと営業が話し始めると、せっかく出かかっていた本音が引っ込んでしまいます。沈黙を「考えてくれている時間」と捉えましょう。

▼下記の資料では、自社のマーケティング施策に活用できる最適な『診断体験』の作り方を5つのステップで解説しています。

診断コンテンツはユーザー自身の潜在的なニーズを深掘り、自分が求めるサービスや理想像をより明確にできるため、CVRの向上や診断コンテンツを通じてLTVを向上させることが可能です。

自社のサービスで診断体験を通じたユーザー獲得や認知拡大をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

営業ヒアリングで使えるフレームワーク6選

ヒアリングを場当たり的にせず、再現性高くするためのフレームワークを6つ紹介します。

SPIN話法(状況→問題→示唆→解決)

法人営業の世界で最も有名なフレームワークです。

  • S(Situation):現状を確認する質問
  • P(Problem):現状の問題点を引き出す質問
  • I(Implication):問題を放置するリスクを示唆する質問
  • N(Need-payoff):解決した先のメリットを描く質問

「相手自身に課題と解決の必要性を語ってもらう」構造になっているため、提案を押し付けにせず、納得感を生みます。

BANT(予算・決裁・必要性・導入時期)

商談初期のクオリフィケーション(見込み判定)に使うフレームワークです。

  • B:Budget(予算)
  • A:Authority(決裁者)
  • N:Need(必要性)
  • T:Timeline(導入時期)

BANT情報が揃わない案件はリスクが高いと判断できるため、優先順位付けに役立ちます。

4W2H(誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どう)

業務フローや課題の構造を把握する場面で有効です。「業務」を主語に5W1H+How muchで分解すると、抜け漏れなく現状把握ができます。

MEDDIC(エンタープライズ営業向け)

大企業向けの複雑な意思決定プロセスに対応するフレームワークです。

  • Metrics(成果指標)
  • Economic Buyer(決裁者)
  • Decision Criteria(判断基準)
  • Decision Process(意思決定プロセス)
  • Identify Pain(課題)
  • Champion(社内推進者)

ステークホルダーが多いエンプラ案件で特に効果を発揮します。

GROWモデル(ゴール・現状・選択肢・意思)

もともとはコーチングのフレームワークですが、コンサル型営業でも有効です。

  • Goal:相手のゴールを確認する
  • Reality:現状とのギャップを把握する
  • Options:取り得る選択肢を整理する
  • Will:行動意思を引き出す

「答えは相手の中にある」というスタンスで進める営業に合います。

ChallengerモデルとSPIKEDの活用法

近年注目されているのが、Challengerモデル(教えて・適応・主導)とSPIKED(状況・問題・影響・主要な意思決定要因・解決の試み・コミットメント)です。顧客の常識を更新する「教えるセールス」を体系化したアプローチで、複雑な購買プロセスで成果が出やすいとされます。

▼ビジネスにおいて「ヒアリングの質」は、その後の提案の精度や成果を大きく左右します。しかし、実際の現場では以下のような悩みがよく聞かれます。

  • 「何をどこまで聞けばいいのかわからない」
  • 「毎回ヒアリングの内容が属人化していて、標準化できない」
  • 「新人や外注メンバーにヒアリング業務を任せにくい」
  • 「案件ごとに内容が違うため、毎回シートをゼロから作ってしまう」

下記のヒアリングシートテンプレートでは、上記のような現場の課題を解決するためにWeb制作・採用・営業・ブランディングなど、用途別・目的別にヒアリング項目が体系立てられており、誰でもすぐに使えるフォーマットになっています。

さらに、テンプレートには診断ノウハウやチェック項目も付属していますので、ヒアリングを通じて「課題の構造化」や「次のアクション提案」まで自然に導けます。

無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

商談フェーズ別のヒアリング質問例

ヒアリングはフェーズごとに目的が変わります。各段階で効果的な質問例を整理します。

アプローチ・初回接点での質問例

最初の接点では、関係性構築と全体像の把握が目的です。

  • 「御社の主力事業について、改めて教えていただけますか?」
  • 「最近の業界トレンドで、特に気にされているテーマはありますか?」
  • 「今日の商談で、最低限お持ち帰りいただきたい情報はありますか?」

最後の質問は、商談のゴールを共有することで時間効率を高める効果があります。

課題ヒアリング段階の質問例

課題ヒアリングは深掘りが命です。

  • 「現状、業務で最も時間がかかっている工程はどこですか?」
  • 「その課題が解決されると、どんな状態になりますか?」
  • 「これまでに試した解決策と、その結果を教えてください」
  • 「課題を放置した場合、3カ月後・1年後にどんな影響が出そうですか?」

SPINのI(示唆)とN(解決)に該当する質問を必ず入れましょう。

提案前の深掘り質問例

提案を組み立てる直前の段階では、判断基準を明確にします。

  • 「導入の意思決定で、最も重視されるのはどの観点ですか?」
  • 「3つの観点で優先順位を付けるとすればどうなりますか?」
  • 「現在検討中の他社サービスはありますか?」
  • 「逆に、絶対に避けたい状態はどんなものですか?」

クロージング前の決裁プロセス確認質問例

クロージング前は、決裁プロセスの確認が最重要です。

  • 「導入を決定される最終決裁者はどなたですか?」
  • 「決裁までに、どんなステップを経る必要がありますか?」
  • 「過去に類似サービスを導入された際、どれくらい期間がかかりましたか?」
  • 「最終承認に向けて、私が補足資料を用意するとしたら何が有効ですか?」

やってはいけないNG質問とその改善例

NG質問

問題点

改善例

「何かお困りごとはありますか?」

抽象的すぎて回答が出ない

「業務で時間がかかっている工程TOP3を教えていただけますか?」

「予算はおいくらですか?」

唐突で警戒される

「他社事例では◯〜◯万円が中心ですが、御社のイメージに近いのはどちらですか?」

「決裁者はどなたですか?」

直接的で角が立つ

「最終的にこの案件にGoサインを出される方は、どなたとの相談が必要でしょうか?」

「いつまでに導入したいですか?」

漠然としすぎる

「次の四半期での導入は現実的でしょうか、それとも来期以降でしょうか?」

質問の形を少し変えるだけで、回答の質が大きく変わります。

▼下記の資料では、実際にアンケートを作成する際に回答率の高いアンケートを作成するために『どんな項目があるばべきか』『回答率の高いアンケートの特徴』など、実例を交えながら解説しいます。

アンケート作成でお悩みのある方は、下記の資料を参考にしながら効果的ななアンケートの作成方法を確認してみてください。

営業のヒアリング力を鍛える実践トレーニング法

ヒアリング力は本を読むだけでは身につきません。実践と振り返りのサイクルが不可欠です。

ロールプレイングの設計(3パターン)

社内ロープレは、次の3パターンを意識的に回しましょう。

  • 顧客役・営業役の交代型:両側を体験することで顧客視点が身につく
  • 観察者付き型:第三者がチェックリストで観察し、客観フィードバックを返す
  • シナリオ複数型:見込み客・既存顧客・難クレーム客など複数シナリオを練習

週1回30分でも積み重ねると、3カ月で見違える変化が出ます。

商談録音・録画の振り返り術

オンライン商談を録画し、商談後に自分で見直すのが最強の練習法です。確認ポイントは、(1) 自分の発話時間比率、(2) オープン/クローズドの使い分け、(3) 沈黙を恐れていないか、(4) 要約と確認を入れたか、の4点です。週1本でも続けると、自分の癖が見え自己改善できます。

OJTで先輩営業に同行する際のチェックリスト

先輩同行はただ見るだけでは身につきません。次の項目をメモしながら同行しましょう。

  • 序盤のアイスブレイクで何を話したか
  • 質問の順序はどうだったか
  • 相手が話し詰まったときどう対応したか
  • 仮説を立てた瞬間がどこで分かったか
  • クロージング前にどんな確認を入れたか

商談後に「なぜそうしたのか」を5分でも先輩に聞ければ、暗黙知が形式知に変わります。

1on1・営業会議でのフィードバック活用法

マネージャーとの1on1では、商談の良かった点・改善点を毎週1案件分は深掘りしましょう。営業会議では、メンバーが録画ベースで好事例を共有する「ベストプラクティス共有会」を月1回開催すると、組織全体の底上げになります。

日常生活でできるトレーニング5つ

日常の場面でもヒアリング力は鍛えられます。

  1. 友人・家族の話を最後まで遮らずに聞く
  2. 相手の話を要約して「つまり〇〇ということ?」と返す
  3. インタビュー番組・ポッドキャストで質問の構造を分析する
  4. ニュース記事を読んで「自分なら何を追加質問するか」を考える
  5. 1日の終わりに、その日の会話で印象に残った発言を書き出す

業務外でも「聞く・要約する・問いを立てる」習慣を持つと、商談での反射神経が格段に上がります。

▼下記の資料では、ヒアリング活動によってお客様のお問合せやCVRの向上を達成できた実例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ヒアリング力向上に役立つツール・テクノロジー

組織として営業ヒアリングを底上げするには、個人スキルだけでなくツールの活用も欠かせません。

ヒアリングシート・営業スクリプトの活用

業界・案件タイプ別にヒアリングシートをテンプレ化しておくと、新人でも一定品質のヒアリングが可能になります。スクリプトは丸読みではなく「会話の道しるべ」として使うのが基本です。

商談録画・文字起こしツール

ZoomやGoogle Meetの録画機能、AI文字起こしツール(Notta・CLOVA Note・Whisperなど)を活用することで、商談後に客観的に振り返りが可能になります。営業ナレッジを組織で蓄積する基盤にもなります。

CRM・SFAでのヒアリング履歴管理

Salesforce・HubSpot・kintoneなどのCRM/SFAに、ヒアリング結果を構造化して記録する仕組みを作りましょう。BANTやMEDDICの項目を必須入力にすると、案件確度の見極め精度が組織全体で上がります。

AI・生成AIを活用した壁打ち・ロープレ

ChatGPT・Claude・Geminiなどを活用し、商談前のシナリオ壁打ち、想定質問の洗い出し、ロープレの相手役などに活用できます。商談直前に「この業界の経営課題を3つ挙げて」「想定される反論を5つ用意して」と聞くだけでも、ヒアリングの厚みが変わります。

対話型ヒアリングツールの活用

商談前に対話型ヒアリングツールでアンケートに回答してもらえば、当日のヒアリング深度が大きく上がります。特にインサイドセールスや事前ヒアリングの工数削減には、デジタル化された対話型ツールが有効です。

営業ヒアリングに関するよくある質問(FAQ)

最後に、現場でよく寄せられる質問にQ&A形式でお答えします。

Q1. ヒアリング力は生まれつきの才能で決まる?

  1. 才能ではなく、習慣と訓練で身につくスキルです。トップ営業の多くは、入社当初は平均以下のヒアリング力だったと答えています。共通しているのは、振り返りと改善のサイクルを継続している点です。

Q2. 新人営業がまず取り組むべきトレーニングは?

  1. (1) 録画振り返りで自分の発話比率を計測する、(2) ヒアリングシートを準備して必ず使う、(3) 先輩同行時のチェックリストを実施する、の3つです。3カ月続けると、ベテランとの差が目に見えて縮まります。

Q3. オンライン商談でヒアリング力を発揮するコツは?

  1. (1) カメラを必ずONにして表情を見せる、(2) 相づちを意識的に大きく取る、(3) 沈黙が長くなったら「いまの点、もう少し詳しくお聞きしてもいいですか?」と促す、(4) 画面共有資料に頼りすぎない、の4点が効果的です。オンラインでは非言語情報が減るため、意識的な工夫が必要です。

Q4. 既存顧客と新規顧客でヒアリングは変えるべき?

  1. 大きく変えるべきです。新規はBANTや課題発見が中心、既存は利用状況の確認・利用拡大の可能性探索・離反兆候の早期把握が中心になります。既存顧客には「最近、業務で変わったことはありますか?」と環境変化を聞く質問が効果的です。

Q5. ヒアリングが長くなりすぎる場合の対処法は?

  1. (1) 商談冒頭で所要時間とアジェンダを共有する、(2) 15分ごとに進捗を相手と共有する、(3) 質問を「必須」「あれば嬉しい」で優先順位付けする、(4) 取りきれない情報は次回ヒアリングに分割する、の4点で対処できます。一度の商談で全てを取ろうとせず、段階設計で進めるのが鉄則です。

▼以下の資料は、ヒアリングに特化した「ヒアリングツール」を10選で比較した資料です。ヒアリングツールは、診断コンテンツの作成やチャットボットなどで、ユーザー情報のヒアリングを行うツールです。 類似サービスの比較を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

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インタビューズが選ばれる3つの理由

  1. 対話型UIで回答率が高い:スマホ完結のチャット形式で、Webフォーム比1.5倍以上の回答率を実現
  2. 柔軟な分岐ロジック:回答内容に応じて次の質問を出し分け、見込み顧客から事前に必要情報を取得
  3. CRM/SFA連携:Salesforce・HubSpotなど主要ツールと連携し、商談前の情報をシームレスに反映

営業組織での活用事例と成果データ

導入企業では、「初回商談前のヒアリング工数を1案件あたり30分削減」「BANT情報の取得率が40%→85%に向上」「初回商談から提案までのリードタイムを30%短縮」など、数値ベネフィットが明確に出ています。営業組織が10名を超えると、ヒアリングのデジタル化による生産性インパクトは特に大きくなります。

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上記のように、「インタビューズ」は顧客ニーズを正確に把握し、効果的なマーケティング戦略を実現するために欠かせないツールです。より詳しい情報や導入事例について知りたい場合は、ぜひ下記のサービス概要をご参照ください。

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まとめ

営業のヒアリング力は、製品知識やプレゼン力よりも、成果に直結する最重要スキルです。本記事で紹介した5つの構成スキル・7つのコツ・6つのフレームワーク・フェーズ別質問例・実践トレーニング法を起点に、自分の営業を一段引き上げてみてください。

ヒアリング力は「センスではなく習慣」です。録画振り返り・ロープレ・1on1フィードバックという地道なサイクルを回せば、3カ月で目に見える変化が、1年で組織のトップ層に近づける可能性が十分あります。

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