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EFO対策のやり方と成功事例|フォーム離脱を防ぎCVRを上げる方法を解説

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「広告でアクセスは集まっているのに、問い合わせや申込みが増えない」その原因の多くは、集客ではなく入力フォームにあります。業種によっては入力フォームの離脱率が最大70%に達するというデータもあり、フォームは今もっとも改善余地の大きい”最後の1マイル”です。

本記事では、EFO(入力フォーム最適化)のやり方を6ステップで解説し、CVRが1.2倍〜2.7倍に改善した成功事例11選、離脱原因10パターン、ツール8選の比較表、選び方、効果測定のKPI設計までを1本にまとめました。読了後には「自社フォームのどこを、どの順番で直せばいいか」が具体的に決まります。

BtoB・EC・金融・人材など、Webから見込み客を獲得するすべての事業担当者に向けた実践ガイドですので、ぜひ参考にしてください。

著者情報

本記事は、ヒアリングDXツール「Interviewz(インタビューズ)」を提供するインタビューズ編集部が制作しています。1000社を超える診断コンテンツとヒアリングの運用データをもとに、BtoBマーケティングの現場で再現性の高いノウハウを検証し、発信しています。診断設計からデータ活用、商談化までを一気通貫で支援してきた実務知見をもとに、担当者がすぐ動ける情報をお届けします。

EFO(入力フォーム最適化)とは?重要度が増している理由を解説

EFOの定義

EFO(Entry Form Optimization/エントリーフォーム最適化)とは、Webサイト上の入力フォームをユーザーにとって使いやすく改善し、離脱を防いで入力完了率(CVR)を高める施策の総称です。日本語では「入力フォーム最適化」と訳されます。

具体的には、次のような改善を指します。

  • 入力項目の削減・整理(項目数の最適化)
  • フォームデザイン・レイアウトの改善(ステップ型・1画面1質問など)
  • リアルタイムのエラーチェックとエラー表示の最適化
  • 郵便番号→住所の自動入力、ふりがな自動生成などの入力補助
  • スマートフォンでの操作性最適化(タップ領域・キーボード切替)
  • フォームへの導線(CTAボタン)の最適化

なぜ今EFOなのか|フォームは「最後の1マイル」

Webマーケティングの投資は、広告・SEO・LPといったフォームに到達するまでの工程に集中しがちです。しかし、実際にコンバージョンが失われているのは、ユーザーが購入・申込みの意思を持ってフォームを開いたあとです。

株式会社ショーケースが公開した業種別の入力フォーム平均離脱率(2026年8月公開、累計6,000件超のフォーム改善実績にもとづく目安)は次のとおりです。

業種・フォーム種別 平均離脱率の目安
生命保険(資料請求) 約70%
消費者金融(無担保ローン申込) 約45%
銀行(無担保ローン申込) 約35%
クレジットカード申込 約25%
証券口座申込 約20%

同社の調査では、住所入力補助の実装だけでCVRが約16.8%改善本人確認書類のAI-OCR入力で約6.1%改善という数値も公開されています。

ここが重要なポイントです。フォームに到達したユーザーは、すでに広告費や制作コストを支払って獲得した、もっとも購入意欲の高い層です。その層の2〜7割を、UIの不備という理由だけで失っているのが多くのサイトの実態です。集客を1.5倍にするより、離脱率を70%から50%に下げるほうが、はるかに低コストで確実に成果が出ます。

EFOとCRO・LPO・フォームツールの違い

混同されやすい用語を整理します。

用語 対象範囲 主な目的
EFO 入力フォーム内 入力完了率の向上・離脱防止
LPO ランディングページ全体 フォーム到達率・訴求力の向上
CRO サイト全体の導線 コンバージョン率全体の最適化
フォーム作成ツール フォームの構築 フォームを”作る”こと(最適化は別軸)

EFOはCROの一部であり、LPOの下流工程にあたります。**「LPOでフォームに来てもらい、EFOで完了させる」**という役割分担で捉えると、施策の優先順位を決めやすくなります。なお、フォーム作成ツールで作っただけのフォームはEFO機能を備えていないことが多いため、作成と最適化は別々に検討する必要があります。

【早見表】EFO対策でやるべきことと期待できる効果

本記事で解説する施策を、着手のしやすさ順にまとめました。まずはこの表で自社の優先順位を決めてください。

優先度 施策 難易度 期待できる効果 解説セクション
★★★ 入力項目を必要最小限に削減する 離脱率の大幅改善 5章
★★★ 必須/任意を文字で明記する 入力の迷いを解消 5章
★★★ リセットボタンを撤去する 誤操作離脱をゼロに 5章
★★★ 送信ボタンの文言を具体化する クリック率の向上 5章
★★☆ フォーム内の余計なリンク・バナーを削除 ページ離脱の防止 5章
★★☆ 郵便番号→住所の自動入力を実装 CVR約16.8%改善の実績あり 7章
★★☆ リアルタイムエラーチェックを実装 再入力によるストレス削減 6章
★★☆ スマホ最適化(タップ領域・キーボード) SPからのCVR改善 6章
★☆☆ ステップ型/1画面1質問フォームへ変更 中〜高 入力完了率120〜155%の実績 11章
★☆☆ チャット型・診断型フォームの導入 中〜高 CVR最大2.7倍の実績 11章
★☆☆ ABテストによる継続改善 途中離脱率4.16pt改善の実績 13章

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EFOを実施する5つのメリット

1. コンバージョン率(CVR)の向上

もっとも直接的な効果です。入力欄の最適化や不要項目の削減により、ユーザーがストレスなく情報を送信できるようになり、完了率が向上します。同じ広告費・同じアクセス数のまま成果だけが増えるため、CPA(顧客獲得単価)の改善に直結します。

2. フォーム離脱率の低減

リアルタイムの入力チェック、進捗バーの表示、入力内容の一時保存などにより、入力途中での離脱を防ぎます。「あと何項目で終わるのか」が見えるだけで、ユーザーの心理的負担は大きく下がります。

3. ユーザビリティの向上

視認性の高いデザインと適切な入力補助により、ユーザーが迷わず入力できるようになります。特にスマートフォンからの入力を最適化することで、対応できるユーザー層が広がります。

4. 入力ミス・不正データの削減

リアルタイムのエラーチェックや形式チェックにより、誤ったメールアドレスや電話番号の混入を防げます。これは営業・カスタマーサポート側の後工程のコスト削減に直結します。到達しないメールアドレスへのフォロー、つながらない電話番号への架電といった無駄がなくなるためです。

5. モバイル対応の強化

スマートフォン経由の入力が主流となった今、ボタンサイズ、入力欄のレイアウト、キーボードの自動切替(メールアドレス欄では英数キーボード、電話番号欄では数字キーボード)といった最適化が、CVRを大きく左右します。後述の成功事例でも、スマートフォンからのCVRが133%改善したケースがあります。

入力フォームの離脱率が高くなる10の原因【チェックリスト】

自社フォームに当てはまるものがないか、チェックしながら読み進めてください。1つでも該当すれば改善余地があります。

1. 入力項目が多すぎる

項目が多いと入力完了までに時間がかかり、「長いから面倒くさい」という理由だけで離脱が起こります。注意したいのは、項目数が少なくてもスクロールが必要なレイアウトでは”多い”と感じられるという点です。項目数だけでなく、項目間の余白やレイアウトも含めて「視覚的な情報量」を減らす発想が必要です。

2. テキストボックスが小さい・分かれている

テキストボックスが小さいと入力文字も小さくなり、見えにくく入力ミスが起こりやすくなります。また「姓」「名」を別ボックスに分けると、ユーザーはボックス間の移動を強いられます。スマホでは特にこの切替がストレスになるため、氏名は1つのボックスにまとめるのが基本です。

3. 必須か任意かが分かりにくい

「*」や「※」のマークだけでは、どの項目が必須なのか瞬時に判断できません。判断に迷った時点でユーザーの離脱リスクは上がります。

4. 半角/全角の指定がある

「半角数字で入力してください」といった指定は、ユーザーにとって純粋な手間です。「面倒だから」と離脱する典型的パターンで、システム側で自動変換すれば解決できます。

5. 送信ボタンの近くにリセットボタンがある

誤って押すとすべての入力内容が消え、「もう一度入力し直す」ユーザーは非常に少数です。直前まで購買意欲があったユーザーを失う、もっとももったいない離脱要因です。

6. フォーム内にリンクやバナーが多い

別ページへ遷移してしまうと、戻ってくるユーザーはほとんどいません。フォーム内のリンク、サイドバー、グローバルナビゲーションも含めて最小限に抑えます。

7. エラーで再入力を強いられる

メールアドレスやパスワードを確認用に2回入力させる仕様では、1度エラーが出ると合計4回の入力が発生します。エラー発生前に防ぐ設計が不可欠です。

8. エラーの原因が分からない

「入力内容に誤りがあります」とだけ表示され、どの項目が問題なのか分からないフォームは致命的です。エラーは該当項目のすぐ近くに、内容とセットで表示します。

9. デバイスに最適化されていない

PCでの見た目だけを整え、スマホ・タブレットでの検証を怠っているケースです。ラジオボタンやチェックボックスを大きめに設定するだけでも、タップしやすさは大きく改善します。

10. プライバシーポリシー・入力例が示されていない

個人情報を入力する以上、ユーザーは「この情報は適切に管理されるのか」を気にします。フォーム内にプライバシーポリシーを明記し、前のページに戻らせない設計にします。あわせて、姓名の間にスペースが必要か、電話番号にハイフンを入れるかといった入力例をプレースホルダーで示すと、迷いによる離脱を防げます。

【番外】入力フォームまでたどり着けない

そもそもフォームに到達していないケースもあります。何ページも遷移が必要な導線、通信環境が不安定な場所での読み込みエラー、入力内容の消失などが原因です。トップページやLPに直接フォームへのリンクを設置し、到達までのステップを短縮しましょう。

▼ 問い合わせフォームの離脱要因をさらに深掘りしたい方はこちら

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EFO対策のやり方6ステップ【今日から実行できる実践手順】

ここからが本題です。ツール導入なしでも今日から着手できる6ステップを、優先度の高い順に解説します。

ステップ1. 入力項目数を確認し、削減する

まず現状のフォームの入力項目をすべて書き出し、1項目ずつ「これは今、本当に必要か」を問い直します。判断基準はシンプルで、その項目がなければ次のアクション(連絡・発送・審査)ができないかです。できるのであれば、その項目は不要か、後工程で聞けば済むものです。

BtoB事業の場合は、リードの検討段階に応じてフォームを分けるのが効果的です。

検討段階 適切な入力項目 項目数の目安
興味関心段階(お役立ち資料DLなど) 会社名/メールアドレス 2項目
比較検討段階(詳細資料・事例集など) +担当者名/部署名 4項目
問い合わせ段階(デモ・見積もり依頼) +会社規模/役職/課題 6〜7項目

同じ「資料請求」でも、初回接点で7項目を求めれば離脱します。段階に応じて聞く量を変えることが、リード数と情報の質を両立させる鍵です。

ステップ2. テキストボックスを分けない

「姓〇〇 名〇〇」と分割せず、「氏名〇〇 〇〇」のように1つのボックスにまとめます。住所も、都道府県・市区町村・番地・建物名と4分割するより、郵便番号からの自動入力+「以降の住所」の1ボックスにするほうが完了率は上がります。ボックスの切り替え回数=ユーザーの操作回数であり、操作回数が減るほど離脱は減ります。

ステップ3. 各項目に必須か任意かを明記する

記号ではなく、「必須」という文字を赤色で明記します。逆に任意項目は薄いグレーで「任意」と表示し、目立たなくします。こうすることで、ユーザーは「赤い項目だけ埋めれば送信できる」と直感的に理解でき、心理的なハードルが下がります。

なお「携帯番号と固定電話のどちらかを入力してください」のように、選択肢を明示する書き方も有効です。どちらか一方でよいと分かれば、ユーザーは迷いません。

ステップ4. ボタンの文言を明確にする

送信ボタンに「送信」とだけ書かれていると、ユーザーは「押したら何が起きるのか」が分からず不安になります。次のように、押した結果が分かる文言に変更します。

❌ 改善前 ⭕ 改善後
送信 入力内容を確認して送信する
送信する 資料請求をする(無料)
OK この内容で申し込む
確認 見積もりを依頼する

「無料」「1分で完了」といった不安を打ち消す言葉を添えると、さらにクリック率が上がります。

ステップ5. リセットボタンを省く

原則として撤去してください。 リセットボタンを必要とするユーザーはほとんどおらず、誤操作による離脱リスクだけが残ります。どうしても必要な場合は、送信ボタンから物理的に離し、色とサイズで明確に区別します。

ステップ6. 必要なリンクのみを設置する

フォームページからは、グローバルナビゲーション、サイドバー、関連記事バナー、SNSリンクなどを排除し、「送信する」以外の出口をなくすのが理想です。プライバシーポリシーなど必要なリンクは、別タブで開く設定(target="_blank")にして、フォームページ自体から離脱させないようにします。どうしても遷移が発生する場合は、「このページから移動しますか?入力内容が失われます」という確認メッセージ(離脱ブロック)が有効です。

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さらに成果を高めるEFOの改善手法5選

6ステップを終えたら、次はここに進みます。

フォームデザインの最適化

視覚的に分かりやすいデザインを採用し、フォームの配置・サイズ・色・ボタンデザインを最適化します。レスポンシブデザインを前提とし、どのデバイスからでも使いやすいフォームを提供することが重要です。適切なラベルとヒント(プレースホルダー)を添えることで、ユーザーの認知負荷を下げられます。

特に効果が大きいのがステップ型(1画面1質問)フォームへの変更です。後述の成功事例でも、ステップ型への変更で入力完了率が120〜155%向上したケースが複数あります。長いフォームを縦に並べるのではなく、質問を分割して1つずつ提示することで、「これだけ答えればいい」という感覚を作り出せます。

エラー表示の改善

エラー表示には明確なセオリーがあります。

  • 表示位置:入力画面上、該当項目のすぐ近くに表示する(送信後の別画面ではなく)
  • 表示タイミング:リアルタイムでチェックし、その場で修正できるようにする
  • 表示色:赤ではなく黄色やオレンジを使い、過剰に「危険」なイメージを与えない
  • 表示内容:「エラーです」ではなく「メールアドレスに@が含まれていません」と、修正方法まで伝える

エラーは「ユーザーの失敗」ではなく「フォームの設計不備」と捉えるのが、EFOの基本姿勢です。

入力補助機能の実装

  • オートフィル:ブラウザに保存された情報を自動入力できるよう、適切なautocomplete属性を設定する
  • リアルタイムバリデーション:入力中に形式チェックを行い、最終送信時のエラー遭遇率を下げる
  • 条件のチェックリスト表示:パスワードの文字数・記号要件などは、満たした条件にチェックが付く形式で表示する
  • 住所自動補完:郵便番号入力で住所を自動表示(CVR約16.8%改善の実績データあり)

スマートフォン最適化

  • タップ領域は最低44×44ピクセルを確保する
  • 入力欄の種類に応じてキーボードを自動切替(inputmode属性)
  • フォントサイズは16ピクセル以上(iOSでの意図しないズームを防ぐ)
  • 送信ボタンを画面下部に固定表示する

フォームへの導線(CTA)を最適化する

フォーム自体の改善と並行して、フォームまでの到達率も見直します。到達率が高いページの特徴を分析し、CTAボタンを最適化してください。

CTAボタンの位置チェック

  • ファーストビュー内にCTAボタンがあるか
  • デバイス別に使いやすい位置に配置されているか
  • 長いLPでは、ページ途中に複数配置しているか

CTAボタンの誘導文チェック

  • 何が起きるか分かりやすい内容か
  • リードの行動を促す表現になっているか
  • 奇抜すぎず、地味すぎない色が選ばれているか

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EFO対策におすすめの機能12選

EFOツールを検討する際、どの機能が自社に必要かを判断する基準になるのが以下の12機能です。

# 機能 解決できる離脱原因
1 郵便番号から住所を自動表示 入力項目が多い/手間がかかる
2 残り項目数・進捗の表示 ゴールが見えず離脱する
3 誤入力のリアルタイムチェック 送信後のエラーによる再入力
4 入力例・文言例の表示 入力方法が分からない
5 半角・全角の自動切り替え 形式指定による手間
6 エラー時の背景色設定 エラー箇所が分からない
7 外部サービスアカウント連携(SNSログイン) 入力そのものの回避
8 ふりがなの自動入力 入力項目が多い
9 「次へ」ボタンの最適化 ステップ移動時の迷い
10 離脱ブロック(ページ離脱時の確認) 誤操作による離脱
11 入力項目ガイドメッセージ 入力内容への迷い
12 フォーム訪問数・離脱項目のレポート 改善箇所が特定できない

このうち12番のレポート機能は特に重要です。「どの項目で何%のユーザーが離脱したか」が分からなければ、改善は勘に頼ることになります。ツール選定時は、機能の多さより分析データの粒度を優先して確認してください。

無料で始めるEFO分析ツール2選

有料ツールを導入する前に、まず現状を無料で把握しましょう。

Googleアナリティクス(GA4)

Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。EFOの文脈では、次の使い方が有効です。

  • ユーザー属性での絞り込み:問い合わせに至らなかったユーザーが、どのページを閲覧していたかを確認する
  • イベント設定:フォームの各項目へのフォーカス・入力完了をイベントとして計測し、どの項目でユーザーが止まっているかを特定する
  • form_startform_submitイベント:GA4の拡張計測機能で、フォーム開始数と送信数の比率(=完了率)を把握する
  • デバイス別・流入元別の完了率比較:スマホだけ極端に低い、特定広告からの流入だけ低いといった偏りを発見する

ヒートマップツール

ユーザーがどこをクリックし、どこまでスクロールし、どこで離脱したかを視覚的に確認できます。数値では見えない「注目されていない項目」「押されているのにリンクでない要素」が一目で分かります。

無料で使える代表的なツールは次のとおりです。

  • User Heat(株式会社ユーザーローカル提供):月間30万PVまで無料
  • Clarity(マイクロソフト提供):完全無料、セッション録画機能つき

特にClarityのセッション録画は、実際のユーザーがどの項目で手を止め、何度入力し直したかを動画で確認できるため、EFOの初期診断としてきわめて有効です。

▼ 分析結果をもとに、次の打ち手を相談したい方はこちら

👉 Interviewzお問い合わせフォーム

EFOツールおすすめ8選 比較表&個別解説

無料ツールで現状を把握したら、次は改善を実装するEFOツールの検討です。主要8ツールを一覧で比較します。

EFOツール比較表【料金・特徴一覧】

ツール名 提供会社 初期費用 月額料金 タイプ 主な実績
Interviewz(インタビューズ) LEARNERZ(ラーナーズ株式会社) 無料 無料〜/30,000円/75,000円/要問合せ 診断・チャット型ヒアリング CV数268%、CVR2.7倍、対応時間約50%削減、人的コスト49.6%削減
Gyro-n EFO(ジャイロン) 株式会社ユニヴァ・ジャイロン 2フォームまで無料 15,000円〜 入力支援タグ型 6,000フォーム以上、CVR2.4倍/1.67倍・直帰率4.8pt改善
EFO CUBE(イーエフオーキューブ) 株式会社エフ・コード 無料 50,000円(5フォームまで) 入力支援タグ型 4,200フォーム以上、CVR平均6.5%向上
EFOcats(イーエフオーキャッツ) 株式会社エフカフェ 300,000円 30,000円(SP)/50,000円(SP+PC) ステップ型変換 1画面1質問への自動変換
ナビキャスト フォームアシスト 株式会社ショーケース 要問合せ 要問合せ 入力支援・運用型 業界シェア率No.1、CVR12.5%改善、累計6,000件超の改善実績
f-tra EFO 株式会社エフ・コード 要問合せ 要問合せ 入力支援タグ型 ガイドナビ・リアルタイムアラート・離脱ブロック
EFOToolSet ブルースクレイ・ジャパン株式会社 要問合せ 要問合せ 入力支援・コンサル型 CVR1.5倍改善事例あり、低コスト志向向け
SiTest 株式会社グラッドキューブ 要問合せ 要問合せ ヒートマップ・ABテスト複合 累計110万サイト以上の導入

※料金・実績は各社の公表情報にもとづく2026年8月時点のものです。最新情報は各社サイトでご確認ください。

Interviewz(インタビューズ)|診断型ヒアリングでフォームそのものを変える

タイプ:診断・チャット型ヒアリングツール

従来のEFOツールが「既存フォームに入力支援を後付けする」のに対し、Interviewzはフォームの形式そのものを、タップだけで答えられる診断型・チャット型の体験に置き換えるアプローチです。テキストタイピングを最小化することで、スマートフォンユーザーの入力負荷を根本から下げられます。

導入実績・効果

  • 応募フォームとして導入し、CV数が利用前比268%、CVRが2.7倍に向上
  • 問題解決までの時間を約50%削減
  • 対応にかかる人的コストを49.6%削減
  • ITreviewのEFOツールカテゴリで満足度4.6/5.0(2026年8月時点、掲載18製品中の上位)

主な機能

  • 診断機能(質問分岐によるパーソナライズ)
  • WEBサイト・アプリへのタグ埋め込み
  • Web/App情報の自動引き継ぎ
  • CMS・フローテンプレートの利用
  • ナビキャラクターのカスタマイズ
  • 問い合わせ・要望・アンケートフォーム
  • Google Analytics/Google Tag Manager連携
  • Slack連携
  • 英語対応機能
  • テーマカラーの自由設定

料金プラン

プラン 料金
トライアル 無料
ライト 月額30,000円
ベーシック 月額75,000円
エンタープライズ 要問合せ

こんな企業におすすめ:スマホ流入が多い/入力項目が多く削れない/ユーザーの課題を聞き出したうえで最適な提案につなげたい企業

▼ まずは自社サイトで試してみたい方はこちら

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Gyro-n EFO(ジャイロン)|機能網羅性と低価格のバランス型

株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供する、6,000フォーム以上の導入実績を持つEFOツールです。導入企業ではCVRが2.4倍に向上した事例、CVR1.67倍改善・直帰率4.8pt改善の事例が公開されています。

主な機能:必須項目設定/リアルタイムエラーチェック/郵便番号からの住所自動補完/フリガナ自動入力/残数ナビゲーション/送信ブロック&エラー項目表示/誤操作による離脱ブロック/文字種自動変換/ガイド・リマインドメッセージ/プレースホルダー/スマートキーボード変換/メールアドレスサジェスト/先頭項目オートフォーカス/再入力アシスト/入力完了マーク/日別・項目別・ブラウザ別・OS別レポート

料金:月額15,000円〜。2フォームまで初期費用無料、3フォーム目以降は1フォームあたり10,000円

こんな企業におすすめ:入力支援機能をひととおり揃えたい/コストを抑えて始めたい企業

EFO CUBE(イーエフオーキューブ)|分析機能が充実、サポート込み

株式会社エフ・コードが提供。4,200フォーム以上の導入実績があり、導入企業ではCVRが平均6.5%向上しています。必須項目の強調やエラー表示など入力補助機能が充実し、項目ごとのエラー率・離脱率データを取得できるのが強みです。

主な機能:ふりがな自動入力/メールアドレスサジェスト/必須項目の入力エラー背景色/入力値自動変換/住所入力補助/ドメイン存在チェック/初期項目自動フォーカス/サブミットブロック/月別・日別・曜日別分析

料金:初期費用・サポート費用無料、月額50,000円(5フォームまで。6フォーム目以降は1フォームあたり10,000円追加)。最低契約期間6ヶ月

こんな企業におすすめ:EFOの専門知識がなくサポートを重視したい/複数フォームをまとめて改善したい企業

EFOcats(イーエフオーキャッツ)|スマホ特化のステップ型変換

株式会社エフカフェが提供。タグを設置するだけで既存フォームを1画面1質問のステップ型に変換できるのが最大の特徴です。スマホ・PCそれぞれに最適化されたフォームを生成し、入力ミス時のアラート機能も備えます。

主な機能:プログレスバー表示/住所自動入力/スマホキーボード変換/ふりがな自動入力/入力成功サイン/エラー時背景色設定/半角・全角自動変換/離脱ブロック/サブミットブロック/期間別・項目別・デバイス別レポート

料金

プラン 料金
SPサイト最適化 初期費用300,000円+月額30,000円/1フォーム
SPサイト+PCサイト最適化 初期費用300,000円+月額50,000円/1フォーム

年払いは1ヶ月分無料。追加フォームは別途費用が発生します。

こんな企業におすすめ:スマホ経由のCVが売上の大半を占める/既存フォームを作り替えずにステップ型にしたい企業

ナビキャスト フォームアシスト|業界シェアNo.1の運用型

株式会社ショーケースが提供する運用型EFOツールです。導入企業ではCVRが12.5%改善した事例があり、導入しただけで効果が得られたという声が多いのが特徴。EFOの専門知識がない企業向けに、無料コンサルティングを含む手厚いサポートが用意されています。累計6,000件を超えるフォーム改善実績にもとづくノウハウが強みです。

こんな企業におすすめ:社内にEFO担当者がいない/改善の運用まで任せたい企業

f-tra EFO|快適な入力体験に特化

株式会社エフ・コードが提供。ガイドナビゲーション、リアルタイム・アラート、離脱ブロックなどの機能により、ユーザーが迷わず入力を完了できるフォーム体験を実現します。ITreviewでの満足度は3.8/5.0です。

EFOToolSet|低コストでEFOを始めたい企業向け

ブルースクレイ・ジャパン株式会社が提供。導入事例ではCVRが1.5倍に改善したケースがあり、「予算を追加することなく効果が得られた」という評価が特徴です。料金は支援内容や組み合わせによって異なるため、問い合わせが必要です。

SiTest|ヒートマップ+ABテストで原因から特定

株式会社グラッドキューブが提供。累計110万サイト以上に導入されているヒートマップ解析・ABテストツールで、EFO専用ではないものの、離脱の原因特定から改善検証までを1つのツールで完結できます。ITreviewでの満足度は4.0/5.0です。

▼ 主要ツールの機能・料金をまとめて比較検討したい方はこちら

👉 ヒアリングツール10選 比較資料(無料DL)

👉 アンケートツール選び方ガイド(無料DL)

失敗しないEFOツールの選び方5つのポイント

無料トライアルの有無で選ぶ

EFOツールの効果は、フォームの構造やユーザー層によって大きく変わります。導入前に自社フォームで実際に試せるかは、もっとも重要な判断基準です。トライアルがない場合でも、自社と同業種・同規模の導入事例が公開されているかを確認しましょう。

提供形式(タグ型/変換型/置換型)で選ぶ

形式 内容 向いているケース
タグ型 既存フォームにJavaScriptタグを埋め込み、入力支援を追加 既存フォームを大きく変えたくない
ステップ型変換 既存フォームを1画面1質問に自動変換 スマホ流入が多く、大幅改善が必要
診断・チャット型置換 フォームそのものを対話形式に置き換え 項目が多い/ユーザーの課題も同時に把握したい

既存システムとの連携要件(CRM・MA・SFAへのデータ連携)も、この段階で必ず確認してください。

必要な機能が揃っているかで選ぶ

7章の12機能リストを使い、自社の離脱原因に対応する機能があるかを照合します。機能数の多さで選ぶと、使わない機能に費用を払うことになります。「入力項目が多い」が原因なら住所自動補完とふりがな自動入力、「エラーで離脱」が原因ならリアルタイムチェックというように、原因と機能を1対1で対応させて選定するのが正解です。

分析・レポート機能の粒度で選ぶ

項目別の離脱率が取得できるかを必ず確認してください。フォーム全体の完了率だけでは、どこを直せばいいか分かりません。デバイス別・ブラウザ別・曜日別といった軸で分解できると、改善の精度が上がります。

費用対効果で選ぶ

判断はシンプルな計算でできます。

月額費用 ÷ 1件あたりの粗利 = 損益分岐となる月間CV増加数

例えば月額50,000円のツールで、1件あたりの粗利が25,000円なら、月に2件CVが増えれば元が取れる計算です。現在の月間フォーム到達数と離脱率が分かっていれば、期待改善率から増加CV数を試算できます。フォーム数が増えると追加料金が発生するツールが多いため、将来的な運用フォーム数も含めて総額で比較しましょう。

▼ 導入判断に使える実例データが必要な方はこちら

👉 ヒアリング&診断コンテンツの実例集(無料DL)

EFOの成功事例11選【業種別・数値付き】

実際にEFOで成果を出した11社の事例を、課題・施策・結果の3点セットで紹介します。まずは一覧でご覧ください。

成功事例一覧表

# 企業名 業種 主な施策 成果
1 株式会社再春館製薬所 化粧品・通販 ステップ型フォームへ変更 CVR1.2倍/入力完了率120%向上
2 株式会社スタッフサービス 人材派遣 一問一答型+進捗表示 入力開始率140%/入力完了率155%
3 株式会社magicnumber 化粧品EC フォーム改善・カゴ落ち対策 CVR1.6倍/新規注文数百件増
4 株式会社東田ドライ 宅配クリーニング 注文カートのフォーム改善 CVR1.23倍/入力完了率123%
5 関西みらい銀行 金融(銀行) 同意事項のアコーディオン化 申込完了率131%
6 山陰合同銀行 金融(銀行) シミュレーションのLP内移管 申込完了率114%
7 ビズメイツ株式会社 オンライン英会話 チャット形式の会員登録 全体CVR117%/スマホCVR133%改善
8 株式会社夢真 建設技術者派遣 チャットボットからのエントリー 前年比131%のCV
9 カツデンアーキテック株式会社 建材・インテリア チャットボット導入 月間資料請求112件(過去最高)
10 株式会社Plus One 飲食・ブライダル チャットボット導入 会員登録数約7.5倍
11 株式会社ハウツー 結婚式情報メディア ABテスト実施 CV数1.3倍/途中離脱率4.16pt改善

事例1. 株式会社再春館製薬所(化粧品・通販)

化粧品ブランド「ドモホルンリンクル」を扱う企業。課題はフォームでの途中離脱の多さでした。施策としてEFOツールを導入し、ステップ型フォームへ改善。結果、CVRが1.2倍アップ、入力完了率が120%向上しました。

事例2. 株式会社スタッフサービス(人材派遣)

派遣の仕事情報を掲載する企業。課題は、スクロールしなければすべての項目を入力できないフォーム構造でした。施策として一問一答のステップ型フォームに変更し、進捗状況の表示機能を追加。結果、フォームの入力開始率が140%アップ、入力完了率が155%アップしました。入力”開始”率まで改善している点が重要で、フォームが短く見えること自体が着手のハードルを下げることを示しています。

事例3. 株式会社magicnumber(化粧品EC)

トータルケアブランド「Le menta」やファミリーコスメ「For fam」を扱う企業。課題は入力フォームの離脱率の高さと、カゴ落ちの増加でした。結果、CVRが1.6倍アップし、新規注文が数百件増加。売上向上につながりました。

事例4. 株式会社東田ドライ(宅配クリーニング)

宅配クリーニングサービス「リナビス」を運営する企業。課題は注文カートでの離脱率の高さ。結果、CVRが1.23倍アップ、入力完了率が123%向上しました。

事例5. 関西みらい銀行(金融)

課題は、フォーム入力の完了直前に表示される「個人情報の取り扱いに関する同意事項」を、スクロールしてからでないとチェックできない仕様でした。施策としてアコーディオン方式を採用し、縦長フォームを解消して同意画面の表示スペースを見やすく改善。結果、フォームの申込完了率が131%アップしました。

この事例の学び:離脱は「入力項目」だけで起きるわけではありません。同意チェックボックス、確認画面、規約表示といった”入力以外の要素”も離脱要因になります。

事例6. 山陰合同銀行(金融)

山陰地方で最大規模の地方銀行。課題は離脱率の高さと、入力フォームへ導きにくい導線でした。施策としてローンシミュレーションをランディングページ内に移管し、過去のシミュレーション内容が表示されるシステムを導入。結果、入力フォームの申込完了率が114%アップしました。

この事例の学びフォームの手前(導線)を改善することもEFOの一部です。シミュレーション結果という「入力する動機」をフォーム直前に置いたことが奏功しています。

事例7. ビズメイツ株式会社(オンライン英会話)

オンライン英会話レッスンを提供する企業。課題は、無料会員の登録者数を増やすためにフォーム最適化を行っても結果が出ないことでした。施策として、サービスの仕組みをチャット形式でシンプルに伝えながら会員登録に進める仕組みを導入。結果、全体のCVRが117%改善、スマートフォンからのCVRが133%改善しました。

この事例の学び:一般的なEFO施策で効果が出なかった場合、フォームの形式そのものを変えるという選択肢があります。

事例8. 株式会社夢真(建設技術者派遣)

建設技術者派遣や施工図作図事業、メディア事業などを行う企業。課題は入力項目数の多さによる離脱増加。施策としてチャットボットからエントリーできるシステムを導入。結果、前年比131%のCVを達成しました。

事例9. カツデンアーキテック株式会社(建材・インテリア)

インテリアやエクステリアを提供する企業。課題はCVRと資料請求数の低下。施策としてチャットボットを導入し入力フォームを改善。結果、月間の資料請求数が従来の46〜77件から、過去最高の112件にまで増加しました。

事例10. 株式会社Plus One(飲食・ブライダル)

イタリアンレストラン、ウエディングプランナー、プロジェクションマッピングなど多角的に事業を展開する企業。課題は会員登録者数の低下。施策としてチャットボットを導入。結果、会員登録数が月30〜35件まで増加して約7.5倍に向上し、平均滞在時間も約20〜30秒伸びました。

事例11. 株式会社ハウツー(結婚式情報メディア)

結婚式準備の情報サイトを運営する企業。課題は途中離脱によるコンバージョン数の低下。施策としてABテストを実施。結果は次のとおりです。

指標 改善結果
フォームのCV数 1.3倍向上
途中離脱率 20.83% → 16.67%(4.16pt改善)
平均途中離脱時間 162秒 → 668秒(+506秒)
確定率 5.93% → 7.98%(+2.05pt)

この事例の学び平均途中離脱時間が延びている点に注目してください。これは「離脱するユーザーですら、より長くフォームに向き合うようになった」=フォーム自体のエンゲージメントが高まったことを示す指標です。CV数だけでなく、こうした中間指標を見ることで改善の手応えを早期に掴めます。

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成功事例から学ぶ際に確認すべき3つのポイント

事例をそのまま真似ても成果が出るとは限りません。次の3点を意識して読み解いてください。

同じ業種・同じフォーム種別か

業種によって扱うフォームの種類は異なります。ECサイトなら購入フォーム、銀行なら申込フォーム、ハウスメーカーなら資料請求フォームです。求める情報量も、ユーザーの心理的ハードルも業種ごとに違うため、まずは同業種の事例を優先して参照します。

一方、問い合わせフォームはどの業界にも共通するため、問い合わせフォームの改善が目的なら業種を問わず幅広く見比べ、良い部分を取り入れるのが効率的です。事例を見る際は、項目数・項目内容・レイアウト・全体デザインの4点に着目してください。

どのような施策を行ったか

「EFOツールを導入したら効果が出た」で終わっている事例は、再現性がありません。具体的にどの機能を使ったのかまで確認しましょう。ツールによって備える機能は異なるため、事例で活用された機能が候補ツールにあるかが、選定の判断材料になります。

本記事の11事例を横断して見ると、成果が出た施策には明確な傾向があります。

施策パターン 該当事例 特に効く条件
ステップ型フォームへの変更 事例1・2 項目数が多く削減できない
チャット形式・チャットボット 事例7・8・9・10 スマホ流入が多い/若年層向け
進捗ステータスの表示 事例2 入力に時間がかかるフォーム
過去データの表示・再利用 事例6 再入力が発生する業態
表示レイアウトの改善(アコーディオン等) 事例5 規約・同意事項が長い
ABテスト 事例11 改善余地の仮説が複数ある

チャット形式のフォームは、ゲーム感覚で一問一答を進められるため、スマホユーザーに対して特に効果が期待できます

どのような効果が得られたか

導入前に、課題の抽出とあわせて最終目標を数値として定めておくことが重要です。目標が数値化されていれば、どんな施策を打つべきかイメージしやすく、経過分析の際も「あとどれくらいで達成できるか」の目安になります。

本記事の事例では、CVR・入力完了率・入力開始率のいずれかが向上しています。例えば再春館製薬所ではCVR1.2倍・入力完了率120%、スタッフサービスでは入力開始率140%・入力完了率155%です。自社ではどの指標をKPIに置くのかを、事例を参考に決めておきましょう。

EFOの効果測定とKPI設計|改善サイクルの回し方

EFOは「一度やって終わり」の施策ではありません。継続的に回すための測定設計を解説します。

追うべき5つのKPI

KPI 計算式 何が分かるか
フォーム到達率 フォーム表示数 ÷ LP閲覧数 導線・CTAの良し悪し
入力開始率 1項目以上入力した数 ÷ フォーム表示数 フォームの”見た目の重さ”
入力完了率 送信完了数 ÷ 入力開始数 フォーム内部のUXの質
項目別離脱率 該当項目で離脱した数 ÷ 該当項目到達数 どの項目が原因か
エラー発生率 エラー表示回数 ÷ 送信試行数 バリデーション設計の質

このうち**「入力開始率」と「入力完了率」を分けて計測すること**が、EFO改善の精度を決めます。入力開始率が低いならフォームの見た目・項目数の問題、入力完了率が低いならフォーム内部の操作性やエラーの問題、と原因を切り分けられるためです。

改善サイクルの回し方(4ステップ)

  1. 計測:GA4・ヒートマップ・EFOツールのレポートで項目別離脱率を把握する
  2. 仮説:離脱率が最も高い項目について、原因の仮説を立てる(項目が不要/入力形式が不親切/エラーが出やすい)
  3. 実装:仮説にもとづく変更を1つだけ加える(複数同時に変えると効果を切り分けられません)
  4. 検証:ABテストまたは前後比較で効果を確認し、1に戻る

改善は必ず離脱率が最も高い項目から着手してください。全体の完了率を1%上げるより、離脱率40%の項目を20%に下げるほうが、はるかにインパクトが大きくなります。

検証期間とサンプル数の目安

ABテストの結果を判断するには、各パターンで最低100CV程度が目安です。月間CV数が少ない場合は、CVではなく入力開始率や項目別離脱率という中間指標で判断すると、短期間で意思決定できます。また、曜日・時期による変動があるため、検証期間は最低でも2週間(できれば4週間)確保しましょう。

EFO対策でよくある5つの失敗と回避策

失敗1. 計測せずに改善に着手する

症状:勘や社内の声だけでフォームを変更し、効果が測れない。 回避策:改善前に必ずGA4のイベント計測とヒートマップを仕込み、ベースラインの数値を記録しておく。

失敗2. 複数の変更を同時に行う

症状:項目削減・デザイン変更・ボタン文言変更を一度に実施し、何が効いたか分からない。 回避策:優先度の高い1施策ずつ実施し、効果を確認してから次に進む。ただし明らかな不備(リセットボタン等)はまとめて修正して構いません。

失敗3. 項目を削りすぎて営業が回らなくなる

症状:CV数は増えたが、リードの質が下がり、商談化率が落ちた。 回避策:削った項目は後工程(サンクスページ、フォロー メール、初回商談時のヒアリング)で回収する設計にする。フォームで聞くのをやめる=聞かない、ではありません。

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失敗4. PCでしか確認していない

症状:PCでは問題ないが、スマホでボタンが押しにくい・キーボードが切り替わらない。 回避策:実機で必ず確認する。GA4のデバイス別完了率を比較し、スマホだけ極端に低ければ最優先で対応する。

失敗5. ツール導入をゴールにしてしまう

症状:EFOツールを入れたが、レポートを見ておらず改善が止まっている。 回避策:導入時に月次のレビュー担当者と確認指標を決めておく。ツールは改善サイクルを回すための道具であり、導入自体は成果ではありません。

EFO対策にはInterviewz(インタビューズ)がおすすめ!

ここまでの施策を「既存フォームの改善」ではなく「入力体験そのものの置き換え」で一気に解決するのが、Interviewzのアプローチです。

操作が簡単だから

タップのみで回答でき、ユーザーの手間を大幅に削減します。テキスト入力が最小化されるため、入力項目数の多さ・半角全角の指定・入力ミスといった離脱原因を、まとめて解消できます。結果として、入力フォームの離脱率低減と成約率向上が期待できます。

自動入力支援機能があるから

テキスト入力をサポートする機能が備わっており、ユーザーがスムーズに入力を進められます。Web/Appの情報を自動で引き継ぐ機能もあるため、再入力の負担がありません。

ユーザーの悩みを正確に把握できるから

診断機能によって、ユーザーの状況や課題を回答の分岐から把握できます。シンプルな悩みは問い合わせる前に解決でき、診断結果と問い合わせ内容をあわせて収集することで、「誰が、どんな課題で来たのか」が最初から分かった状態で商談に入れます。フォームがリード獲得の窓口であると同時に、ヒアリングの起点になるということです。

導入実績と効果が高いから

  • CV数が利用前比268%CVRが2.7倍にアップ
  • 問題解決時間を約50%削減
  • 対応にかかる人的コストを49.6%削減
  • ITreviewのEFOツールカテゴリで満足度4.6/5.0

Interviewzの活用で解決できること

  • 新規お問い合わせ・相談数の向上
  • ヒアリング内容の最適化による受注率の向上
  • ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
  • 既存顧客の問い合わせのセルフ解決(サポートコスト削減)
  • サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
  • 既存顧客・従業員のエンゲージメント向上
  • データ登録負荷の軽減
  • サイトにおけるユーザー行動情報のデータ蓄積

Interviewzの主な活用方法

総合ヒアリングツール/チャットボット/アンケートツール/カスタマーサポートツール/社内FAQツール

Interviewzは、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集することで、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPI改善を可能にします。テキストタイピングを最小化した分かりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで各種システムへ連携できる仕組みにより、ユーザーの声をビジネスプロセス全体で活用できます。

▼ 導入前に機能と料金をまとめて確認したい方はこちら

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まとめ|EFOは今日から着手できる、最も費用対効果の高い改善

EFOは入力フォームの最適化であり、ツール導入を待たずに今日から実施できる施策です。余計な入力項目の削減、テキストボックスの統合、必須/任意の明示、ボタン文言の具体化、リセットボタンの撤去、不要リンクの削除——これらはすべて、コストをかけずに実行できます。

そのうえで、離脱率が高い理由を数値で明確にすれば、改善箇所を正確に特定できます。まずはGoogleアナリティクス(GA4)やヒートマップなどの無料ツールで、どの項目で、どれだけのユーザーが離脱しているかを確認しましょう。

読者の次のアクション(3ステップ)

  1. 今日:自社の主要フォームを開き、4章の10項目チェックリストで該当箇所を洗い出す
  2. 今週:GA4のイベント計測とClarity(無料)を設置し、項目別の離脱データを取得する
  3. 今月:5章の6ステップのうち、コストゼロで実行できるものから着手し、変更前後の数値を比較する

そのうえで、施策の効果が頭打ちになったり、項目数をこれ以上削れなかったりする場合は、フォーム形式そのものを変えるアプローチが有効です。CVR2.7倍の実績を持つInterviewzは、無料トライアルから試せます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. EFOで最初に手をつけるべき施策は何ですか?

A. 「入力項目の削減」と「リセットボタンの撤去」です。どちらもコストがかからず、実装難易度が低く、効果が出やすいためです。特に入力項目は、1項目ずつ「これがないと次のアクションができないか」を基準に見直してください。BtoBであれば、初回接点のフォームは会社名とメールアドレスの2項目まで削れるケースが多くあります。

Q2. EFO対策の効果はどのくらいで出ますか?

A. 項目削減やボタン文言の変更といった軽微な改善は、実装した翌日から数値に表れます。ただし曜日・時期による変動があるため、最低2週間、できれば4週間の比較期間を取って判断してください。ステップ型やチャット型への変更といった大きな改修は、実装に2週間〜1ヶ月程度、効果検証にさらに1ヶ月程度を見込むのが一般的です。

Q3. EFOツールは無料で使えますか?費用相場はどのくらいですか?

A. 現状分析であれば、Googleアナリティクス(GA4)とヒートマップツール(Clarity、User Heat)で無料で始められます。改善実装を行うEFOツールの費用相場は、月額15,000円〜50,000円程度(1〜5フォーム)です。初期費用は無料〜300,000円と幅があります。Interviewzのように無料トライアルから始められるツールもあるため、まずは試して効果を確認してから本契約するのが安全です。

Q4. 入力項目を減らしすぎると、営業に必要な情報が取れなくなりませんか?

A. よくある懸念ですが、「フォームで聞かない=聞かない」ではありません。フォームでは連絡に必要な最小限の情報だけを取得し、それ以外はサンクスページのアンケート、フォローメール、初回商談時のヒアリングで回収する設計にします。まず接点を作ることが優先で、詳細情報は関係ができてからのほうが、むしろ正確な回答が得られます。診断型フォームであれば、タップのみで課題や状況を聞けるため、ユーザー負荷を上げずに情報の質を担保できます。

Q5. スマホとPCで、EFO対策の優先度は変わりますか?

A. 変わります。まずGA4でデバイス別のフォーム完了率を確認してください。スマホの完了率がPCより明らかに低い場合(多くのサイトで該当します)、スマホ最適化が最優先です。具体的には、タップ領域の拡大(44×44ピクセル以上)、入力欄に応じたキーボードの自動切替、フォントサイズ16ピクセル以上の確保、ステップ型への変更が効果的です。事例7(ビズメイツ)ではスマホCVRが133%改善しており、スマホ特化の改善はインパクトが大きい領域です。

Q6. EFOとフォーム作成ツールは何が違いますか?

A. フォーム作成ツールは「フォームを作る」ためのもの、EFOツールは「作ったフォームの完了率を上げる」ためのものです。作成ツールで作ったフォームには、住所自動補完やリアルタイムエラーチェックといったEFO機能が備わっていないことが多いため、両者は別軸で検討する必要があります。Interviewzのように、フォーム作成とEFOを兼ねるツールもあります。

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