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​​【2023年版「退職理由ランキング」が公開意外な1位の理由とは?人的資本の観点から見る従業員エンゲージメントの高め方

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2023年版「退職理由ランキング」1位は〇〇…??

株式会社dodaが2021年7月~2022年6月の1年間で統計調査を行い、その間の退職した人の理由を調査したところ、1位は「給与が低い・昇給が見込めない」でした。

仕事に対する報酬としての給与は、仕事のやりがいや生活の充実に直結する要素です。自分の能力や貢献に見合った給与を得たいというのは当然の希望です。

また、老後の資金や子どもの教育費など、将来に向けて「今のうちに稼いでおきたい」と考える人も少なくありません。給与が高い求人に目が行きがちですが、給与は労働の対価であるということを意識する必要があると言えるでしょう。

円安や外国人材が日本に増えている今、特定の技能の他にも国際的なコミュニケーションや社会での人間関係がより重視されることが求められそうです。

その他の退職理由ランキング

2位は「昇進・キャリアアップが見込めない」で、経済的な不安や働き方改革の影響で、より高い収入や福利厚生を求める人が増えました。

3位は「社内の雰囲気が悪い」で、上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、ハラスメントやいじめに遭ったりした人もいたようです。特に多い、「職場の空気が悪くてストレスが溜まる」「上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない」といった状況では、仕事にやりがいを感じられなくなってしまいます。

良好な人間関係は仕事の効率や品質にも影響しますが、転職先の会社の雰囲気がどんなものかは事前に確認することが難しいです。

2022年はTOP10圏外の理由でしたが、2023年になって人間関係に関連する項目が順位を上げているようです。

しかし、仕事を効率的に進めたいのにストレスや不信感で悩まされる上司や、職場の雰囲気を悪化させるお局様がいると、キャリアアップが困難になる可能性があります。このような状況では、自分の能力や価値を正しく評価してもらえないかもしれません。

4位は尊敬できる人がいないことや自分のキャリアのベンチマークが見当たらないという意見が多かったようです。仕事をする上で、自分の成長に貢献してくれるような尊敬できる人や目標となる人がいると、やりがいやモチベーションが高まるでしょう。

尊敬できる人が職場にいると、自分のスキルや知識を向上させたり、仕事の悩みや相談に乗ってもらったりできるというメリットがあります。

「どんな人に憧れるか」や「どんな人から学びたいか」などを考えてみると、自分に合った尊敬できる人が見つかりやすくなるでしょう。

5位は「健康上の問題」で、ストレスや過労などで体調を崩したり、病気やケガをしたりした人が含まれました。以上が2023年版「退職理由ランキング」の結果です。

従業員が退職する際の企業側のダメージとは?

従業員が退職する際の企業側のダメージについて、以下の点を考えてみましょう。

まず、人材の流出は企業のノウハウや知識の喪失につながります。退職した従業員は、長年培ったスキルや経験を持って退職します。そのため、後任者の育成や業務の引き継ぎに時間とコストがかかります。また、顧客や取引先との関係も損なわれる可能性があります。

次に、従業員の退職は企業のブランドイメージや評判にも影響するでしょう。退職理由や退職後の活動によっては、企業の雇用環境や経営方針に疑問を持たれることもあります。また、退職した従業員が競合他社に移籍した場合、企業の秘密や戦略が漏れるリスクもあります。

さらに、従業員の退職は残留する従業員のモチベーションや士気にも悪影響を及ぼします。退職した従業員と親しかったり、尊敬していたりする場合、その人の去り方や理由によっては、不満や不安を感じることもあります。

以上のように、従業員が退職する際の企業側のダメージは大きく、円満でない退職を防ぐためには、従業員の満足度やエンゲージメントを高めることが重要です。

具体的には、適正な報酬や福利厚生、キャリアアップの機会や教育制度、コミュニケーションやフィードバックなどを提供することが必要です。

そしてなにより、そういった退職を防ぐために重要なのは、事前に行う従業員に対しての満足度ヒアリングです。

従業員の働き方アンケートの取り方について、以下のポイントをご紹介します。

  • アンケートの目的や背景を明確にする
  • アンケートの項目を適切に設定する
  • アンケートの回答方法を柔軟にする
  • アンケートの結果をフィードバックする
  • アンケートの改善点を見直す


アンケートの目的や背景を明確にするというのは、従業員にアンケートに協力してもらうための大切なステップです。

アンケートには、従業員の満足度や不満点、働き方の課題や改善案など、様々なテーマがありますが、それらがどうして重要なのか、どういう目的で行うのか、どういう効果が期待できるのかなどを事前に説明する必要があります。

そうすることで、従業員はアンケートに対する関心や信頼感を高めることができます。

アンケートの項目を適切に設定するというのは、従業員の本音を引き出すための重要なポイントです。

アンケートの項目は、目的や背景に沿ったものであることはもちろんですが、それだけでは不十分です。アンケートの項目は、以下のような特徴を持つべきでしょう。

  • 具体的でわかりやすい
  • 中立的で偏りがない
  • 複数回答や自由回答など多様な形式である
  • 適切な数である


具体的でわかりやすいというのは、従業員が自分の状況や感想を正確に伝えることができるようにするためです。抽象的や曖昧な言葉や専門用語を使うと、従業員は回答に困ったり、解釈に迷ったりする可能性があります。

また、単一回答や数値評価だけでは、従業員の多様なニーズや要望を捉えることができません。適切な数であるというのは、従業員がアンケートに飽きたり、疲れたりしないようにするためです。

詳しいアンケートの作り方は下記の記事をご参照ください。

アンケート 集まらない原因・方法とは?回答率を上げるための対策5つ | ヒアリングDXブログ

また、アンケートの項目が多すぎると、従業員は回答に時間がかかったり、集中力が低下したりする可能性があります。

アンケートの回答方法を柔軟にするというのは、従業員がアンケートに参加しやすくするためのポイントです。アンケートの回答方法は、以下のような特徴を持つべきです。

  • オンラインや紙媒体など多様な手段である
  • 回答期限や時間帯など柔軟に設定できる
  • 回答者の匿名性や個人情報の保護が確保される


オンラインや紙媒体など多様な手段であるというのは、従業員が自分に合った方法で回答できるようにするためです。

回答期限や時間帯が厳しく決められていると、従業員は回答にストレスを感じたり、参加しづらくなったりする可能性があります。

回答者の匿名性や個人情報の保護が確保されるというのは、従業員が自分の意見を正直に伝えられるようにするためです。回答者の名前や所属などが明らかになると、従業員は回答に恐れを持ったり、自己防衛的になったりする可能性があります。

アンケートの結果をフィードバックするというのは、従業員にアンケートに対する感謝や尊重を示すためのポイントです。

アンケートの結果をフィードバックするときは、以下のようなことに注意しましょう。

  • アンケートへの参加率や回答数などを報告する
  • アンケートの結果を分析し、主要な傾向や課題を整理する
  • アンケートの結果をもとに、具体的な改善策や行動計画を立てる
  • アンケートへの参加者や関係者に対して、感謝や評価を伝える


アンケートへの参加率や回答数などを報告するというのは、従業員にアンケートへの協力を認めてくれたことを伝えるためです。

アンケートへの参加率や回答数が高い場合は、それを称賛しましょう。低い場合は、その理由を探り、改善する方法を考えましょう。

従業員エンゲージメントを高めるにはアンケート施策のPDCAが重要

従業員エンゲージメントを高めるには、アンケート施策のPDCA(Plan-Do-Check-Act)が重要です。

アンケート施策とは、従業員の意見やニーズを聞き出し、それに基づいて改善策を実施し、その効果を検証し、さらに改善するというサイクルのことです。

アンケート施策のPDCAを回すことで、従業員の満足度やモチベーションを向上させることができます。

アンケート施策のPDCAを回すためには、アンケート・ヒアリングツールが必要です。

従業員エンゲージメント向上におけるヒアリング・アンケートは従業員の定着率の向上はもちろん、今の経営体制や事業運営の仕組み自体を会社で働く従業員の方がどのように捉え、どんな部分を問題と考えているのかを明らかにすることができます。

それにより、事業フェーズや売り上げベースでどんなポイントの問題が多いのかを明らかにできます。

たとえば新規事業を立ち上げたばかりでは、ランニングフェーズであるため、どうしても労働条件面での不安や不満が溜まりやすかったり、伸びている会社の場合労務面や今後の会社に対する不安などに傾倒する可能性が高いでしょう。

このように、企業における従業員エンゲージメントを図るためにアンケート・ヒアリングツールのご活用を考えている方は事業フェーズごとにおける「従業員の方が不安に思うポイント」をデータとして蓄積させることで、より従業員の方の定着率や働きやすさを実現できることでしょう。

そのようにするためにも、アンケート・ヒアリングツールを選ぶ際にはただ即時的なデータを取得するだけでなく、データを蓄積させ、そのデータを活用しマーケティング施策に活かせるツールを選ぶことをおすすめします。

アンケート・ヒアリングツールはInterviewz

アンケート・ヒアリングツールの中でも、Interviewzは特におすすめのヒアリングをDXの力により強化するツールです。Interviewzは、以下のような特徴を持っています。

  • カスタマイズ可能なテンプレートや質問項目が豊富に用意されている
  • 回答者の属性や回答内容に応じて自動的に分岐する機能がある
  • 回答データをリアルタイムでダッシュボードに表示し、グラフやチャートで視覚化できる
  • 回答データをAIが分析し、重要なインサイトや改善点を提示してくれる

Interviewzを使えば、従業員エンゲージメントを高めるためのアンケート施策のPDCAを、効率的かつ迅速に回すことができます。

Interviewz(インタビューズ)では、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPIの改善を可能にします。テキストタイピングを最小化した簡単かつわかりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで様々なシステムに連携し、ユーザーの声を様々なビジネスプロセスで活用することで、よりビジネスを加速させることが可能です。

Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。

• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
• ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
• 既存顧客のお問い合わせのセルフ解決(サポートコストの削減)
• サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
• 既存顧客、従業員のエンゲージメント向上
• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積

Interviewzをご利用いただいた多くのお客様で、ビジネスによけるあらゆるKPIの数値改善を可能にしています。

▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法

• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール



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Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。

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