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離脱率を改善する方法12選|原因・平均・計算式を徹底解説

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「アクセスはあるのに問い合わせが増えない」「フォームまで来たユーザーが途中で消えてしまう」

その原因を特定する最短ルートが離脱率の分析と改善です。

離脱率は、ユーザーが「どのページで、なぜサイトを去ったのか」を教えてくれる唯一の指標です。逆に言えば、離脱率を正しく読み解けば広告費を1円も増やさずにCVRを引き上げられるということでもあります。

この記事では、離脱率の定義と直帰率との違い、GA4での確認手順、高くなる10の原因、そして今日から着手できる改善方法12選を、早見表・質問項目テンプレート・実践事例つきで解説します。読み終える頃には、自社サイトのどのページから手をつけるべきかが明確になっているはずです。

この記事の運営・監修

運営企業:ラーナーズ株式会社 Interviewz(インタビューズ)/ヒアリングDXブログ編集部
BtoB・BtoC双方の企業に対し、ノーコードのヒアリング/診断コンテンツツール「Interviewz」を提供。Webサイトの離脱改善・フォーム最適化・リード獲得支援において、リード獲得数最大268%向上・ヒアリングコスト最大90%削減といった支援実績を有しています。

監修:Interviewz編集部(ヒアリングDXブログ編集チーム)
Webマーケティング支援・CRO(コンバージョン率最適化)の現場知見をもとに、一次情報と公開統計を突き合わせて執筆・監修しています。

離脱率とは?直帰率との違いを図解で整理

離脱率の改善に取り組む前に、まず「離脱率が何を測っている指標なのか」を正確に押さえる必要があります。直帰率と混同したまま施策を打つと、改善すべきでないページに工数を割いてしまうためです。

離脱率とは「そのページがセッションの最後になった割合」

離脱率とは、あるページを閲覧したセッションのうち、そのページを最後にサイトから離れた割合を指します。ユーザーがサイト内の他ページへ移動せず、ブラウザを閉じたり別サイトへ移ったりした時点で「離脱」としてカウントされます。

重要なのは、離脱率が「ページ単位で測る指標」だという点です。サイト全体の離脱率を眺めても改善のヒントはほとんど得られません。実務では「商品詳細ページの離脱率」「フォーム入力ページの離脱率」のように、ページ単位・ページ種別単位でブレイクダウンして初めて意味を持ちます。

なお、どんなサイトでもユーザーは必ずどこかで離脱します。全ページの離脱率をゼロにすることは原理的に不可能であり、目指すべきは「本来離脱してほしくないページの離脱率を下げること」です。

離脱率と直帰率の違い

直帰率は「そのページから訪問が始まり、他のページを見ずに1ページだけで離脱した割合」です。一方の離脱率は「何ページ閲覧したかを問わず、そのページが最後になった割合」を表します。

つまり直帰は離脱の一種であり、離脱率のほうが対象範囲が広いという関係です。両者は分母も異なるため、同じページでも数値が大きく食い違うことがあります。

比較項目 離脱率 直帰率
定義 そのページがセッションの最後になった割合 そのページだけを見て離脱した割合
分母(対象) そのページを含むすべてのセッション そのページから始まったセッションのみ
閲覧ページ数 1ページでも複数ページでも対象 1ページのみ
主な示唆 サイト内回遊の「切れ目」がどこか ランディング直後の期待値ギャップ
主な改善対象 導線・フォーム・次アクションの提示 ファーストビュー・検索意図との一致
GA4での扱い 標準指標なし(離脱数÷表示回数で算出) 「直帰率」としてカスタム追加可能

離脱率と直帰率、どちらを優先して見るべきか

結論から言えば、集客の入口として使っているページは直帰率、コンバージョン導線の途中にあるページは離脱率を優先して確認します。

たとえば検索流入を集めるコラム記事なら、直帰率が高い=検索意図とコンテンツがズレている可能性が高い、という読み方ができます。逆に、フォーム入力ページやカート画面のように「必ず他ページを経由してたどり着くページ」では直帰がほぼ発生しないため、離脱率でしか問題を検知できません。

両方を並べて確認し、乖離が大きいページを優先的に深掘りするのが実務上もっとも効率的です。直帰率の改善については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

GA4で「離脱率」という指標名が見当たらない理由

ユニバーサルアナリティクス(UA)には「離脱率」という標準指標が存在しましたが、GA4にはページ単位の「離脱率」指標が用意されていません。GA4がページビュー中心の計測から「イベント中心の計測」へ設計思想を変えたためです。

ただし、GA4にも「離脱数」という指標は存在します。したがって、探索レポートで「離脱数」と「表示回数」を取得し、自分で割り算すればUA時代と同じ離脱率を再現できます。具体的な手順は後述のGA4パートで解説します。

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離脱率の計算式と業界別の平均・目安

離脱率は自動で「良い・悪い」が判定される指標ではありません。計算式と、比較すべき基準を正しく持つことが改善の出発点になります。

離脱率の計算式

離脱率の計算式は非常にシンプルです。

離脱率(%)= そのページで離脱したセッション数 ÷ そのページが閲覧された回数(表示回数) × 100

たとえば、料金ページが1か月で2,000回表示され、そのうち700セッションが料金ページを最後にサイトを離れていた場合、離脱率は「700 ÷ 2,000 × 100 = 35%」となります。

サイト全体の離脱率を出す場合は「全離脱数 ÷ 全ページビュー数」で計算しますが、全体値はセッション数とほぼ連動するため、改善の示唆はほとんど得られません。必ずページ単位で算出してください。

ページ種別ごとの離脱率の目安

離脱率はページの役割によって「正常値」が大きく変わります。同じ50%でも、記事ページなら健全、決済直前のフォームなら重大な問題、というように解釈が変わります。

以下は実務でよく使われる目安です。あくまで初期の当たりをつけるための参考値として活用してください。

ページ種別 離脱率の目安 数値が高いときの主な原因
トップページ 20〜40% 導線が多すぎて次の行動を決められない
サービス・商品詳細ページ 25〜45% 情報不足・価格が不明・CTAが弱い
料金・プランページ 30〜50% 価格への納得感不足・比較材料の欠如
コラム・ブログ記事 50〜75% 読了後の次アクションが提示されていない
入力フォームページ 50〜70% 入力項目が多い・エラー表示が不親切
カート・決済ページ 20〜40% 決済手段不足・送料や手数料の不意打ち
サンクスページ 70〜90% 目的達成後のため改善不要なことが多い

業界別の「直帰率」平均値も参考になる

離脱率には全業界共通のベンチマークが公開されていませんが、直帰率であれば業界別の平均値がある程度共有されています。入口ページの評価軸として参考にできます。

業界 直帰率の平均
不動産 約44.5%
買い物(EC) 約45.7%
就職・教育 約49.3%
ビジネス・製造 約50.6%
美容・健康 約55.9%
ニュース 約57.9%
IT関連 約62.2%
飲食 約65.6%

「平均との比較」より「自社の時系列比較」を重視する

実務で最も信頼できる基準は、他社の平均値ではなく自社サイトの過去データです。サイト構造・商材単価・流入チャネルが違えば、離脱率の適正値も変わるためです。

おすすめは、主要ページの離脱率を月次で記録し、「先月比で5ポイント以上悪化したページ」をアラート対象にする運用です。絶対値の高低ではなく変化量を追うことで、リニューアルや広告出稿の影響を素早く検知できます。

また、比較する際は必ずデバイス別・流入チャネル別に分解してください。全体では横ばいでも、スマートフォンだけが悪化しているケースは非常に多く見られます。

【一覧比較表】離脱率を改善する12の方法 早見表

本記事で解説する12の改善方法を、対象ページ・実装難易度・期待効果・着手までの目安期間で一覧化しました。まずはこの表で自社が着手すべき施策の当たりをつけてください。

効果と難易度のバランスを考えると、「表示速度改善」「入力フォーム最適化」「ヒアリング/Web接客ツールの導入」の3つが最も投資対効果の高い打ち手になりやすい傾向があります。

# 改善方法 主な対象ページ 難易度 期待効果 着手目安
1 入力フォームの最適化(EFO) フォーム・申込・購入 ★★★ 1〜2週間
2 ページ表示速度の改善 全般 ★★★ 2〜4週間
3 検索意図とコンテンツの一致 記事・LP ★★★ 1〜3週間
4 モバイル最適化 全般 ★★★ 2〜4週間
5 ヒアリング・Web接客ツール導入 全般・フォーム ★★★ 1〜2週間
6 CTA・次アクションの明確化 全般 ★★ 数日
7 内部リンク・回遊導線の設計 記事・回遊ページ ★★ 数日〜1週間
8 信頼要素(事例・口コミ)の追加 LP・商品ページ ★★ 1〜2週間
9 UI・情報設計の改善 全般 ★★ 2〜4週間
10 決済・申込手段の拡充 購入・申込 ★★ 3〜6週間
11 広告・ポップアップの見直し 全般 ★★ 数日
12 離脱直前のアンケート・出口調査 全般 ★★ 1週間

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GA4で離脱率を確認する方法【2026年最新手順】

前述のとおりGA4には離脱率の標準指標がありません。ここでは探索レポートを使って離脱率を算出する具体的な手順を、5つのSTEPで解説します。

STEP1:探索レポートで空白のレポートを作成する

GA4の左メニューから「探索」→「空白」を選択し、新しい自由形式レポートを作成します。標準レポートでは離脱数を扱えないため、必ず探索機能を使ってください。

レポート名は「離脱率分析_2026年◯月」のように期間がわかる命名にしておくと、月次で比較する際に管理しやすくなります。分析期間は最低でも1か月、季節変動を見る場合は前年同月も併せて設定しましょう。

STEP2:ディメンションに「ページパス」を追加する

変数列の「ディメンション」の「+」をクリックし、「ページパスとスクリーンクラス」を追加します。これがページを識別するキーになります。

あわせて「ページタイトルとスクリーンクラス」も追加しておくと、URLだけでは判別しづらいページを識別しやすくなります。さらにデバイス別に見たい場合は「デバイスカテゴリ」も追加しておくと、後の分解作業が一度で済みます。

STEP3:指標に「表示回数」と「離脱数」を追加する

変数列の「指標」の「+」から、「表示回数」「離脱数」の2つを追加します。離脱数は「ページ/スクリーン」カテゴリの中にあります。

この2つが離脱率算出の分子・分母になります。補助指標として「平均エンゲージメント時間」「ユーザーあたりのビュー数」も入れておくと、「読まれずに離脱したのか、読み切って離脱したのか」の判別に役立ちます。

STEP4:設定タブで行と値を配置する

設定タブの「行」にページパスとスクリーンクラスを、「値」に表示回数・離脱数をドラッグして配置します。行の表示数はデフォルトの10行から500行程度に増やしておくと取りこぼしがありません。

ノイズを減らすため、フィルタで「表示回数が100以上」といった条件を設定するのも有効です。母数の小さいページは離脱率が極端な数値になりやすく、判断を誤る原因になります。

STEP5:CSVで書き出して離脱率を計算する

右上のダウンロードボタンからCSVを書き出し、ExcelやGoogleスプレッドシートで「離脱数 ÷ 表示回数」の列を追加します。これでページ別離脱率が完成します。

継続的にモニタリングするなら、Looker StudioにGA4を接続し、計算フィールドで離脱率を定義する方法がおすすめです。一度作れば毎月の手作業がなくなり、デバイス別・チャネル別の切り替えもワンクリックで行えます。

なお、GA4の数値だけでは「なぜ離脱したのか」までは分かりません。定量データで問題箇所を特定したうえで、後述するヒアリングやアンケートで理由を補完するのが王道の進め方です。

離脱率が高くなる10の原因

離脱率が高いページには、ほぼ例外なく共通する原因が潜んでいます。ここでは現場で頻出する10の原因を、症状の見分け方とあわせて解説します。

原因1:ユーザーが求める情報が載っていない

最も多い原因が、検索意図とページ内容のミスマッチです。「料金を知りたくて訪れたのに料金の記載がない」「導入事例を探しているのに機能説明しかない」といったケースが典型例です。

この場合、平均エンゲージメント時間が極端に短く(10秒未満など)、スクロール率も低い傾向があります。ファーストビューで結論に触れているかを最初に点検してください。

原因2:ページの表示速度が遅い

表示速度は離脱率に直結する最重要要因の一つです。Googleが提唱するCore Web Vitalsでは、LCP(最大コンテンツの描画)2.5秒以内、INP(インタラクションから次の描画まで)200ミリ秒以内、CLS(累積レイアウトシフト)0.1未満が「良好」の基準とされています。

特にスマートフォンでは、画像の未圧縮・過剰なタグマネージャ設定・重いWebフォントが原因で、コンテンツが表示される前に離脱されることが珍しくありません。

原因3:スマートフォン表示が最適化されていない

文字が小さい、ボタンが押しにくい、表が画面からはみ出す——こうしたモバイルUIの不備は、PCで確認しているだけでは気づけません。

GA4でデバイスカテゴリ別に離脱率を比較し、モバイルだけが10ポイント以上高いページがあれば、まずスマホ実機で操作して確認しましょう。

原因4:入力フォームの負荷が高すぎる

フォームは離脱が最も集中する箇所です。入力項目が多い、必須項目が不明、エラーが送信後にまとめて表示される、住所の自動入力がないといった仕様は、それぞれが離脱の引き金になります。

フォーム到達者の大半が入力途中で離脱するケースも報告されており、項目を1つ減らすだけで完了率が数ポイント改善することも少なくありません。

原因5:次に取るべき行動が示されていない

コンテンツを最後まで読んでもらえても、次のアクションが提示されていなければユーザーはそこで離れます。「資料をダウンロードする」「関連記事を読む」「相談する」といった選択肢を、文脈に沿って置く必要があります。

特に記事ページでは、記事末尾だけでなく本文中の文脈が合う位置にも導線を置くことで、回遊率が大きく変わります。

原因6:広告やポップアップが過剰

収益化のための広告や、離脱防止のつもりで設置したポップアップが、かえって離脱を招いているケースがあります。特にモバイルで画面の大半を覆うインタースティシャルは、ユーザー体験とSEOの両面でマイナスです。

ポップアップは表示タイミング・頻度・閉じやすさの3点を必ず検証してください。

原因7:情報の信頼性が伝わらない

運営者情報が不明、実績や事例がない、価格や契約条件が曖昧——こうした信頼シグナルの欠如は、特にBtoBや高単価商材で致命的です。

ユーザーは「この会社に問い合わせて大丈夫か」を無意識に判断しています。導入企業ロゴ、具体的な数値実績、担当者の顔と経歴があるかを点検しましょう。

原因8:ナビゲーション・情報設計が分かりにくい

グローバルナビの項目が多すぎる、パンくずがない、現在地が分からない——「自分がサイトのどこにいるか分からない」状態はストレスとなり離脱を招きます。

ヒートマップでクリックが分散しているページや、サイト内検索の利用率が高いページは、情報設計に問題がある可能性が高いサインです。

原因9:決済・申込の選択肢が少ない

ECでは決済手段の不足が直接的な離脱要因になります。クレジットカードのみ、後払い非対応、キャリア決済なしといった状態は、購入直前での離脱を生みます。

BtoBでも「請求書払いに対応しているか」「稟議用の資料があるか」が同様の役割を果たします。

原因10:ページの情報が古い

価格改定前の料金表、終了したキャンペーン、数年前の統計データ——情報の鮮度はユーザーの信頼を左右します。

最終更新日を明記し、年1回は主要ページの情報を棚卸しする運用ルールを設けることをおすすめします。

離脱率を改善する5つのメリット

離脱率の改善は、単に数値を下げるための作業ではありません。事業インパクトに直結する5つのメリットがあります。

メリット1:広告費を増やさずCVRを引き上げられる

離脱率改善は「すでに獲得した訪問者を取りこぼさない」施策です。同じ流入数でも、フォーム完了率が10%から13%に上がれば、獲得件数は3割増えます。

新規流入の獲得コストが上昇し続けている今、既存トラフィックの歩留まり改善は最もコスト効率の高い投資と言えます。

メリット2:ユーザー体験の課題が可視化される

離脱率の分析は、ユーザーがどこでつまずいたかを数値で示してくれます。感覚論になりがちなサイト改善の議論を、事実ベースに引き戻せる点は大きな価値です。

メリット3:SEO評価の底上げにつながる

離脱率そのものはGoogleの直接的なランキング要因ではありませんが、表示速度・モバイル対応・検索意図の充足といった改善項目は、いずれも評価に影響します。結果として順位改善につながるケースは多く見られます。

メリット4:LTV・リピート率が向上する

ストレスのないサイト体験は、ブランドへの信頼を高めます。「またこのサイトで探そう」と思ってもらえることが、指名検索やリピート購入の増加として表れます。

メリット5:施策の優先順位づけが的確になる

ページ別の離脱率とCV貢献度を掛け合わせれば、「どのページを直せば最も売上が伸びるか」が定量的に判断できます。限られたリソースの配分精度が上がることは、組織全体の生産性向上に直結します。

▼CVR改善の全体像から整理したい方はこちら
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離脱率を改善する12の方法

ここからは、早見表で示した12の改善方法を1つずつ詳しく解説します。それぞれ「何をするか」だけでなく「どう判断するか」「よくある失敗」まで踏み込んでいます。

方法1:入力フォームを最適化する(EFO)

フォームは離脱が最も集中するポイントであり、改善効果が数字に最も早く現れる領域でもあります。EFO(エントリーフォーム最適化)と呼ばれる一連の施策で、完了率を大きく改善できます。

具体的には、入力項目を必要最小限に絞る、必須/任意を明示する、リアルタイムでエラーを表示する、郵便番号から住所を自動入力する、離脱防止のアラートを設置するといった打ち手があります。

判断基準はシンプルで、「その項目がなくても初回接点として成立するか」を問うことです。部署名・役職・従業員規模などは、商談化の段階でヒアリングすれば十分なケースが大半です。

よくある失敗は、項目を減らすだけで満足してしまうこと。入力ステップの分割、進捗バーの表示、スマホでのキーボード種別の最適化まで行って初めて効果が最大化します。

方法2:ページの表示速度を改善する

表示速度はすべてのページに効く「土台の施策」です。PageSpeed InsightsやSearch ConsoleのCore Web Vitalsレポートで現状を測定するところから始めます。

効果が出やすい順に、画像のWebP化と遅延読み込み、不要なJavaScript/サードパーティタグの削除、サーバーサイドキャッシュの導入、Webフォントのサブセット化を実施します。

特に見落とされがちなのがタグマネージャに溜まった古い計測タグです。使われていないタグを棚卸しするだけで、体感速度が明確に改善する例は非常に多くあります。

方法3:検索意図とコンテンツを一致させる

離脱率が高い記事ページの多くは、「ユーザーが求めていた答え」がページ内にないことが原因です。まずは対象キーワードで実際に検索し、上位表示されているページが何に答えているかを確認します。

そのうえで、結論をファーストビューに置く、想定質問を見出しに反映する、専門用語には注釈をつけるといった改善を行います。

ここで重要なのは、「網羅性」と「冗長さ」は別物だという点です。関係のない情報を足すと読了率はむしろ下がります。検索意図に紐づく論点だけを、深く書くことを意識してください。

方法4:モバイル表示を最適化する

多くのサイトで訪問の過半数はスマートフォンからです。モバイルでの体験がそのままサイト全体の離脱率を決めると考えて差し支えありません。

チェックすべきは、本文の文字サイズ(16px以上が目安)、タップ領域の大きさ(44px四方以上)、横スクロールの発生有無、固定ヘッダーによる可視領域の圧迫です。

また、PCで作った比較表がスマホで崩れているケースは頻出します。横スクロール可能なテーブル、またはカード型への切り替えで対応しましょう。

方法5:ヒアリング・Web接客ツールを導入する

離脱の直前にユーザーへ働きかけられる仕組みを持つと、「離脱を防ぐ」と「離脱理由を知る」を同時に実現できます。

チャット形式のヒアリングや診断コンテンツは、通常のフォームに比べて心理的ハードルが低く、入力完了率が高くなる傾向があります。ユーザーは「フォームを埋める」のではなく「質問に答える」感覚で進められるためです。

さらに、回答内容に応じて最適なページや資料を出し分ければ、離脱を防ぎながらリードの質も高められます

方法6:CTAと次アクションを明確にする

ユーザーが次に何をすればよいか迷わないよう、1画面に1つの主要アクションを明示します。CTAが複数並ぶと、かえって選択されなくなります。

改善のポイントは、ボタン文言を具体的にする(「送信」ではなく「無料で資料を受け取る」)、ボタン色を周囲と明確に差別化する、記事本文の文脈に沿った位置に配置することです。

また、「まだ検討段階のユーザー向けの軽いCTA」を用意することも有効です。問い合わせは重くても、資料ダウンロードなら応じるユーザーは確実に存在します。

方法7:内部リンクと回遊導線を設計する

記事ページの離脱を防ぐ最も基本的な手段が内部リンクです。ただし、関連性の低いリンクを大量に並べても回遊は増えません。

効果的なのは、本文中で言及した概念に、その解説記事を文脈リンクとして差し込む方法です。ユーザーが「もっと知りたい」と思った瞬間にリンクがある状態を作ります。

記事末尾にはカテゴリ別に整理した関連記事一覧を置き、読了後の受け皿とします。リンクのアンカーテキストは「こちら」ではなく、リンク先の内容が分かる具体的な文言にしてください。

方法8:信頼要素(事例・口コミ・実績)を追加する

意思決定の直前で離脱するユーザーは、多くの場合「本当に大丈夫か」という不安を抱えています。これを解消するのが信頼要素です。

追加すべき要素は、導入企業名・ロゴ、具体的な数値を含む成果事例、第三者の口コミやレビュー、受賞歴や認証、運営会社情報と担当者の顔などです。

ポイントは抽象的な賞賛ではなく具体的な数値を載せること。「満足度が高い」より「導入3か月で問い合わせ数が2.1倍」のほうが、はるかに離脱抑止力があります。

方法9:UI・情報設計を改善する

情報の探しやすさは、そのまま滞在時間と回遊率に反映されます。ヒートマップツールでスクロール到達率とクリック分布を確認するところから始めましょう。

改善ポイント1:ファーストビューで価値を伝える

ページを開いた瞬間に「何のページで、自分に何の得があるか」が伝わる必要があります。キャッチコピー・補足文・主要CTA・信頼シグナルの4点をファーストビューに収めるのが基本形です。

改善ポイント2:視線の流れに沿って配置する

ユーザーの視線はZ型(横長レイアウト)またはF型(テキスト中心)に動きます。この流れに逆らう配置は認知負荷を高めます。重要な要素ほど左上から順に置きましょう。

改善ポイント3:余白と情報密度を調整する

情報を詰め込みすぎると、どこを読めばよいか分からなくなります。1画面に伝えるメッセージは1つに絞り、セクション間には十分な余白を取ってください。

方法10:決済・申込手段を拡充する

ECサイトであれば、クレジットカード・コンビニ払い・後払い・キャリア決済・各種QRコード決済への対応が離脱防止に直結します。

あわせて、送料や手数料を早い段階で開示することも重要です。最終確認画面で初めて追加費用が表示される設計は、強い離脱要因になります。

BtoBの場合は、請求書払い対応の明記、稟議用の見積書テンプレート提供、契約書ひな形の事前公開が同様の効果を持ちます。

方法11:広告・ポップアップの出し方を見直す

ポップアップは使い方次第で離脱防止にも離脱促進にもなる諸刃の剣です。

推奨される設計は、スクロール率50%以上または滞在30秒以上で初回のみ表示、閉じるボタンを明確に大きく、モバイルでは画面の3分の1以下に抑えるというものです。

広告収益を目的とする場合も、本文の可読性を損なう配置は長期的に流入を減らします。1画面あたりの広告面積を計測し、上限を決めて運用しましょう。

方法12:離脱直前にアンケート・出口調査を実施する

ここまでの11施策は「仮説に基づく改善」です。最後の1つは、ユーザー本人に理由を聞くという最も確実な方法です。

離脱の兆候(マウスが画面外に向かう、一定時間操作がない等)を検知したタイミングで、1〜2問の短いアンケートを表示します。「探していた情報は見つかりましたか?」「何が決め手に欠けましたか?」といった質問で十分です。

定量データが「どこで」を教えてくれるのに対し、出口調査は「なぜ」を教えてくれます。この2つを組み合わせることで、改善の精度は飛躍的に高まります。

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離脱理由を特定するヒアリング質問項目一覧表

出口調査やユーザーインタビューで実際に使える質問項目を、ページ種別ごとに整理しました。そのまま流用できる形式で掲載しています。

ポイントは、離脱直前に聞く場合は2問以内に抑えること。設問が多いとアンケート自体から離脱されてしまいます。

対象ページ 質問項目 回答形式 分かること
記事・コラム 探していた情報は見つかりましたか? 2択(はい/いいえ) 検索意図の充足度
記事・コラム どんな情報が足りませんでしたか? 自由記述 不足コンテンツの特定
サービス紹介 今回サイトを訪れた目的を教えてください 単一選択(情報収集/比較検討/導入直前) 検討フェーズの分布
サービス紹介 導入を判断するうえで不足している情報は? 複数選択(料金/機能/事例/サポート) 訴求すべき情報の優先度
料金ページ 料金は分かりやすかったですか? 5段階評価 価格表現の明瞭度
料金ページ 価格についてどう感じましたか? 単一選択(高い/妥当/判断できない) 価格受容性・比較材料の不足
フォーム 入力を中断した理由を教えてください 単一選択(項目が多い/入力しづらい/後で検討) EFO施策の優先順位
フォーム 入力しづらかった項目はどれですか? 複数選択(項目名を列挙) 削除・改修すべき項目
カート・決済 購入をやめた理由は何ですか? 複数選択(送料/決済手段/比較検討中) 決済まわりのボトルネック
全般 サイトの使いやすさを教えてください 5段階評価+自由記述 UI全体の体感評価
全般 本日中に問題は解決しそうですか? 2択 再訪・追客の必要性

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離脱率改善を進める6ステップとABテストのコツ

施策を思いつきで実行しても成果は安定しません。計測から検証までを1つのサイクルとして回すことが、継続的な改善の前提になります。

STEP1:計測環境を整える

GA4に加えて、ヒートマップツール、フォーム分析ツール、Search Consoleを揃えます。離脱率だけでは「どこで」しか分からないため、行動を可視化するツールが不可欠です。

この段階でコンバージョン(キーイベント)の設定が正しいかも必ず確認してください。計測が誤っていれば、以降のすべての判断が狂います。

STEP2:問題ページを特定する

ページ別の離脱率を一覧化し、「表示回数が多い×離脱率が高い×CV導線上にある」という3条件で優先順位をつけます。

離脱率が90%でも月間表示回数が50回のページを直しても、事業インパクトはほぼありません。影響量(表示回数×離脱率)で並べ替えることが、限られた工数を無駄にしないコツです。

STEP3:離脱理由の仮説を立てる

特定したページについて、実際に自分でユーザーと同じ経路をたどってみることから始めます。スマホ実機で、広告からの流入と同じ導線を再現してください。

そのうえで、ヒートマップのスクロール到達率、フォーム分析の項目別離脱、出口調査の自由記述を突き合わせ、「何が原因か」を1〜3個の仮説に絞り込みます

STEP4:優先度をつけて施策を実行する

仮説が複数ある場合は、「効果の大きさ ÷ 実装コスト」で並べ替えます。CTA文言の変更やポップアップの調整のように、数日で終わり効果検証しやすい施策から着手するのが定石です。

重要なのは、一度に複数の変更を加えないこと。同時に5か所を変えると、何が効いたのか分からなくなります。

STEP5:ABテストで検証する

変更の効果は必ずABテストで確認します。テスト期間は最低2週間、サンプル数は各パターン1,000セッション以上が目安です。曜日による行動差を吸収するため、期間は必ず週単位で区切ってください。

ABテストのコツ1:検証する変数を1つに絞る

ボタン色とボタン文言と配置を同時に変えると、勝因が特定できません。1テスト1変数を徹底することで、得られた知見が次の施策にも活きます。

ABテストのコツ2:離脱率だけで勝敗を決めない

離脱率が下がっても、コンバージョン数が減っていれば失敗です。必ず離脱率・CVR・CV数・売上をセットで評価してください。

ABテストのコツ3:負けたテストこそ記録する

効果がなかった施策の記録は、組織の資産になります。テスト名・仮説・変更内容・期間・結果を1行で残すフォーマットを用意しておきましょう。

STEP6:結果を記録し次のサイクルへ回す

検証結果は必ずドキュメント化し、月次で振り返る場を設けます。改善は単発の施策ではなく、仕組みとして継続することで複利的に効いてきます。

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優先して改善すべきページと、改善不要なページ

すべてのページを平等に改善しようとすると、リソースが分散して成果が出ません。手をつける順番を明確にしましょう。

優先度1:入力フォーム・申込ページ

最もコンバージョンに近く、1ポイントの改善が最も大きな金額インパクトを持つのがフォームです。ここまで到達したユーザーは購買意欲が高いため、離脱は純粋な機会損失になります。

フォーム分析ツールで項目別の離脱を確認し、離脱が集中している設問から順に削除・簡略化・入力補助の追加を検討してください。

優先度2:表示回数が多い主要ページ

トップページ、主要サービスページ、流入上位の記事など、母数が大きいページは改善の絶対値が大きくなります。離脱率が平均的でも、表示回数が多ければ改善余地は大きいと考えてください。

優先度3:CV導線上にある中間ページ

料金ページ、導入事例ページ、比較ページなど、意思決定の直前に閲覧されるページは優先度が高くなります。ここでの離脱は「あと一歩で決まらなかった」ことを意味するためです。

これらのページでは、不安を解消する情報(実績・保証・サポート体制)の追加が特に効果を発揮します。

優先度4:エンゲージメント時間が極端に短いページ

平均エンゲージメント時間が10秒を切るページは、ファーストビューで期待を裏切っている可能性が高い状態です。タイトル・見出し・導入文と、実際の内容が一致しているか確認しましょう。

改善が不要な、あるいは高くて当然のページ

一方で、離脱率が高くても問題ないページも存在します。以下は改善対象から外して構いません。

  • サンクスページ・完了ページ:目的を達成した後のページであり、離脱は自然な行動です
  • 外部サイトへ送客する目的のページ:予約サイトや公式ストアへの遷移が成果であれば、離脱は成功を意味します
  • 店舗情報・アクセスページ:住所や電話番号を確認したら離れるのが正常な利用パターンです
  • ダウンロード完了・PDF配布ページ:資料取得が目的のため、離脱率の高さは問題になりません

これらを改善対象に含めてしまうと、意味のない工数と、誤った成果評価を生みます。分析時は最初に除外設定をしておくことをおすすめします。

離脱率改善の実践事例3選

ここでは、離脱率改善がどのように成果につながるのかを、典型的な3つのパターンとして紹介します。

事例1:BtoB SaaS|フォーム項目の削減で問い合わせ数が改善

資料請求フォームに12項目を設けていたBtoB SaaS企業のケースです。フォーム分析の結果、「従業員規模」「導入予定時期」の2項目で離脱が集中していることが判明しました。

この2項目を初回フォームから削除し、資料ダウンロード後のサンクスページで任意アンケートとして聞く形に変更。フォーム完了率が改善し、リード数が増加しました。削除した情報も、サンクスページで一定数が回答したため失われていません。

ポイントは、「情報を捨てる」のではなく「聞くタイミングをずらす」という発想です。

事例2:EC|表示速度の改善でカート離脱を抑制

スマートフォン経由のカート離脱率が高かったECサイトの例です。計測したところ、商品画像が未圧縮で1枚あたり2MB以上あり、モバイル回線ではLCPが5秒を超えていました。

画像のWebP変換と遅延読み込み、不要な計測タグの整理を実施した結果、LCPが大幅に短縮。カートページの離脱率が下がり、購入完了数が増加しました。

この事例が示すのは、UIを変えずとも技術的改善だけで離脱は減るということです。

事例3:メディア|診断コンテンツ設置で回遊率と獲得数が向上

記事の離脱率が高く、読了後のアクションにつながっていなかったオウンドメディアの例です。記事末尾に「あなたに合った◯◯診断」というチャット形式のコンテンツを設置しました。

質問に答えていくだけで最適なプランが提示される形式にしたところ、従来のフォームより高い回答率を記録。回遊率が上がると同時に、回答データからユーザーの検討状況が把握できるようになり、その後のコンテンツ企画にも活用されています。

Interviewzを導入した企業では、ヒアリング獲得数が最大268%向上、ヒアリングにかかるコストが最大90%削減といった成果も報告されています。

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離脱率改善で失敗しないための注意点

最後に、多くの現場でつまずきやすい5つの落とし穴を共有します。

注意点1:離脱率を下げること自体が目的化している

離脱率はあくまで手段の指標です。回遊を増やすために不要なページを挟めば離脱率は下がりますが、CVRはむしろ悪化します。常に売上・獲得件数とセットで評価してください。

注意点2:単一指標だけで判断している

離脱率だけを見ても実態は分かりません。エンゲージメント時間、スクロール率、CVR、流入チャネルを組み合わせて初めて、正しい解釈が可能になります。

注意点3:デバイス別・チャネル別に分解していない

全体平均は、問題を覆い隠します。PCとスマホ、自然検索と広告では、ユーザーの期待値も行動も異なります。必ず分解して確認してください。

注意点4:母数の少ないページの数値に振り回されている

月間表示回数が数十回のページで離脱率が80%でも、それは統計的に意味のある数字ではありません。最低でも表示回数100以上を分析対象の閾値としましょう。

注意点5:定量データだけで原因を決めつけている

GA4もヒートマップも、「何が起きたか」は教えてくれますが「なぜか」は教えてくれません。仮説の精度を上げるには、ユーザー本人の声を聞くプロセスが不可欠です。

アンケート、出口調査、ユーザーインタビュー——定量と定性を往復させることが、改善サイクルを空回りさせないための最大のコツです。

離脱率改善には「Interviewz(インタビューズ)」がおすすめ!

ここまで解説してきた12の改善方法のうち、「フォーム最適化」「Web接客」「離脱理由のヒアリング」を1つのツールでまとめて実現できるのが、ノーコードヒアリングツール「Interviewz(インタビューズ)」です。

Interviewzは、チャット形式・診断形式でユーザーに質問を投げかけ、回答内容に応じて出し分けや自動振り分けを行えるツールです。通常のフォームに比べて回答のハードルが低く、離脱を防ぎながら情報を取得できます。

Interviewzの主な特徴

ノーコードで直感的に構築でき、専門知識がなくても数時間で公開まで到達できる点が最大の特徴です。タグを1行設置するだけで既存サイトに組み込めるため、サイトリニューアルを待つ必要もありません。

また、条件分岐によるパーソナライズ、EFO機能、外部ツールとのAPI連携、回答データの分析ダッシュボードまで標準搭載されています。

離脱率改善にInterviewzが向いている理由

数あるツールのなかでも、離脱率改善という文脈でInterviewzが適している理由を5つに整理しました。

理由1:フォームより回答されやすいUIで完了率が上がる

長い入力フォームは、それ自体が離脱要因です。Interviewzはチャット形式で1問ずつ表示するため、心理的負荷が大幅に下がります。選択肢をタップしていくだけで進むため、スマートフォンとの相性も良好です。

理由2:離脱直前のユーザーに直接アプローチできる

ページ滞在時間やスクロール率をトリガーに表示できるため、離脱しそうなタイミングで的確に声をかけられます。「お困りですか?」の一言が、そのまま商談化につながるケースは少なくありません。

理由3:回答結果に応じて最適な出し分けができる

条件分岐により、ユーザーの検討フェーズや課題に応じて、提示する資料・ページ・CTAを変えられます。全員に同じ資料を出すより、離脱率とリード質の双方が改善します。

理由4:定量分析では分からない「離脱理由」が蓄積される

GA4が示すのは「どこで離脱したか」まで。Interviewzで取得した回答データは、「なぜ離脱しそうだったのか」を言語化された形で蓄積します。これがコンテンツ改善やサービス改善の一次情報になります。

理由5:導入・運用のコストが小さい

ノーコードで社内完結できるため、改修のたびに制作会社へ依頼する必要がありません。ABテストの回転数が上がり、結果として改善速度そのものが向上します。導入企業では、ヒアリングコストが最大90%削減された事例も報告されています。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 離脱率の「理想値」はどれくらいですか?

A. 全業界・全ページに共通する理想値は存在しません。ページの役割によって適正値が大きく異なるためです。

目安としては、記事ページで50〜75%、フォームページで50〜70%、決済ページで20〜40%程度が一般的な水準です。ただし最も信頼できる基準は自社サイトの過去データであり、前月比・前年同月比での変化量を追うことをおすすめします。

Q2. GA4に離脱率がないのですが、どう確認すればよいですか?

A. 探索レポートで「離脱数」と「表示回数」を取得し、離脱数÷表示回数で算出します。

手順は本記事のGA4パートで詳しく解説しています。継続的にモニタリングする場合は、Looker StudioにGA4を接続して計算フィールドを作成しておくと、毎月の手作業が不要になります。

Q3. 離脱率と直帰率、どちらを優先して改善すべきですか?

A. ページの役割で使い分けます。検索流入の入口となるページは直帰率、コンバージョン導線の途中にあるページは離脱率を優先してください。

フォームやカートのように必ず他ページを経由するページでは直帰がほぼ発生しないため、離脱率でしか問題を検知できません。

Q4. 離脱率はSEOのランキング要因になりますか?

A. 離脱率そのものが直接的なランキング要因である、とGoogleは公式に述べていません

ただし、離脱率改善のために行う施策——表示速度の改善、モバイル対応、検索意図の充足——は、いずれもGoogleが重視する要素と重なります。結果としてSEO評価の向上につながると捉えるのが適切です。

Q5. 施策の効果はどれくらいの期間で表れますか?

A. 施策の種類によって異なりますが、CTA文言やポップアップの調整であれば2〜4週間で判断できます

フォーム改修や表示速度改善は1〜2か月、コンテンツの大幅な書き換えは検索順位の変動を伴うため2〜3か月を見込んでください。いずれも、最低2週間・各パターン1,000セッション以上のデータを確保してから判断しましょう。

Q6. 小規模サイトでも離脱率改善は意味がありますか?

A. あります。ただしアプローチが変わります

アクセス数が少ないサイトではABテストに必要なサンプル数が確保できないため、統計的な検証は困難です。この場合は、数名へのユーザーインタビューや、離脱時アンケートによる定性調査のほうが有効です。少ないデータでも、具体的な声からは十分な改善のヒントが得られます。

離脱率・直帰率・CVR改善(直接的な関連)

フォーム最適化・EFO

アンケート設計・作成

回答率向上・インセンティブ

ヒアリング・営業活用

分析・調査レポート

顧客満足度・CX

診断コンテンツ・ナーチャリング

情報収集・周辺ツール

まとめ|離脱率改善は「どこで」と「なぜ」の両輪で進める

離脱率は、ユーザーがサイトを去った地点を教えてくれる指標です。しかし数字だけを追っても改善は進みません。定量データで「どこで」を特定し、ユーザーの声で「なぜ」を埋める——この両輪が揃って初めて、成果につながる改善が回り始めます。

本記事の要点を整理します。

  • 離脱率と直帰率は分母が違う。入口ページは直帰率、導線途中は離脱率で見る
  • GA4に離脱率の標準指標はない。探索レポートで「離脱数÷表示回数」を算出する
  • 業界平均より自社の時系列比較。前月比5ポイント以上の悪化をアラート基準にする
  • 優先すべきは「表示回数×離脱率×CV導線」の3条件。母数の小さいページは後回しでよい
  • サンクスページ・送客ページは改善不要。分析時に除外設定しておく
  • 最も効果が出やすいのはフォーム最適化・表示速度・ヒアリングツール導入の3施策
  • ABテストは1テスト1変数、最低2週間・各1,000セッションを確保する
  • 離脱率の低下だけを成果としない。必ずCVR・CV数とセットで評価する

次のアクションとして、まずはGA4の探索レポートで主要20ページの離脱率を一覧化してみてください。表示回数の多い順に並べれば、着手すべきページは自ずと見えてきます。

そのうえで、「なぜ離脱したのか」を知る仕組みを持つことが次の一手です。Interviewzなら、離脱理由のヒアリングとフォーム最適化を同時に実現できます。

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