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離脱率の計算方法とは?離脱率が高くなる原因や平均・改善方法を紹介

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目次

「Webサイトの離脱率が高くて困っている」

「Webサイトの離脱を防ぐ方法が知りたい」

上記に当てはまる方はいませんか?

離脱率を算出するとWebサイトのどのページでユーザーが離脱しやすいかが分かります。Webサイトには商品の購入や会員登録、サイトへのお問い合わせなどユーザーにアクションを促したい目的があります。離脱率はそれぞれの目的に合わせたアクションの向上に必要です。

本記事では、離脱率の計算方法から数値が高くなってしまう原因と具体的な改善方法を解説します。離脱率が高いページを把握・改善し、ユーザーにとって満足度の高いWebサイトを目指しましょう。

離脱率とは?

画像 パソコン

Webサイトのアクセス分析などを行う際「離脱率」という項目を目にする機会が多いです。離脱率とは、ユーザーがどのような経路でサイトを離れてしまったかを見る重要な指標になります。

離脱率の正しい意味やチェックをする目的を解説します。離脱率の計算方法を理解する上で重要になりますのでしっかりと抑えていきましょう。

離脱率の意味

離脱率とは、Webサイトに訪れたユーザーがサイトから離れてしまった割合をサイトのページごとに数値化したものです。サイトに訪れたユーザーは必ずどこかのページで離脱をするため、どのページでユーザーが離脱をしたのかが分かります。

離脱率の把握は、サイトを離脱するユーザーの行動心理の理解だけではなく、ユーザーのニーズ把握にも繋がります。

離脱率をチェックする目的

離脱率は、サイトに訪れるユーザーの行動分析やサイト改善のためにチェックをする必要があります。

商品購入を目的としたサイトの場合、それぞれのページ離脱率の高さによって行うべき施策が異なります。商品購入に必要な個人情報を入力するページの離脱率が高い場合であれば、ユーザーにストレスなく必要な情報を入力してもらう工夫が必要です。商品一覧からカート追加に至るまでのページの離脱率が高ければ、商品の追加から購入までをスムーズにページ遷移させる必要があります。自社の目的を達成させるためにも離脱率をチェックし、ユーザーの行動を分析しましょう。

離脱率と直帰率の違いとは?

画像 パソコン

離脱率と間違われやすい指標として「直帰率」が挙げられます。どちらもWebサイトの数値分析を行う上で欠かせない指標ですので、しっかりと理解をしましょう。直帰率の意味や離脱率との具体的な違いについて解説します。

直帰率とは?

直帰率とは、Webサイトに訪れたユーザーが他のページに移動せずそのまま離脱をした割合を指します。作成したコンテンツがユーザーのニーズと合っていないと直帰率が高くなってしまうため、算出した直帰率を元にコンテンツの分析を行う必要があります。

また、直帰率は「Webサイト全体」や「ページごと」での算出が可能なため、アクセス解析ではページ改善指標として用いるケースが多いです。

離脱率と直帰率の違い

離脱率はサイトの「閲覧者数」と関連が高く、直帰率はサイトの「訪問者数」と関連が高いです。
ユーザーがサイト訪問をする際に起こり得るパターンは大きく下記の3つです。

パターン① サイト外 → ページA → サイト外
訪問先:A
離脱ページ:A
ページAの閲覧回数:1回

ページAが直接的にサイトを離脱する原因となっているため直帰率の算出に該当します。

パターン② サイト外 → ページA → ページB → サイト外
訪問先:A
離脱ページ:B
ページAの閲覧回数:1回

最初の訪問先がパターン①と同じページAではあるが、サイトを離脱する原因となったページがBのため離脱率の算出に該当します。

パターン③ サイト外 → ページA → ページB → ページA → サイト外
訪問先:A
離脱ページ:A
ページAの閲覧回数:2回

最初の訪問先がパターン①②と同じAかつ離脱ページもAではあるが、一度ページBを経由してからサイト外へ離脱をしているため、離脱率の算出に該当します。

離脱率の計算方法とは?

画像 パソコン

離脱率の算出はサイト上のページ分析には欠かせません。どのページが原因でサイトからユーザーが離れてしまったかを理解するためにも、離脱率の計算方法を行いページの比較をできるようにしましょう。離脱率の計算方法や離脱率の平均について解説します。

離脱率の計算方法|3ステップ

離脱率の計算方法は以下の通りです。

離脱率 = 計測するページの離脱数 ÷ 計測するページのPV数(閲覧数) × 100

具体例を用いて離脱率の計算を解説します。

例)サイトで 1 ページのみのセッションが毎日発生した場合

月曜日: ページ B > ページ A > ページ C > 離脱
火曜日: ページ B > 離脱
水曜日: ページ A > ページ C > ページ B > 離脱
木曜日: ページ C > 離脱
金曜日: ページ B > ページ C > ページ A > 離脱

ページAは、3(閲覧数)/1(PV数) * 100 =離脱率33%
ページBは、4(閲覧数)/2(PV数) * 100 =離脱率50%
ページCは、4(閲覧数)/2(PV数) * 100 =離脱率50%

出典:Googleアナリティクスヘルプ

アナリティクスで確認をする

離脱率は、アナリティクスツールで確認できます。

アナリティクスツールの代表でもあるGoogleアナリティクスで離脱率を確認する際は、以下の手順で確認してください。

  1. 左メニューから「行動」をクリックする
  2. さらに左メニューから「概要」をクリックする
  3. グラフの右下で離脱率を確認する

数値だけではなく、グラフ全体を表示したい場合は、グラフの左上にあるタブで「離脱率」に切り替えましょう。

また、左にあるサイトコンテンツメニューから「すべてのページ」をクリックすると、各ページの離脱率が確認できます。どのページの離脱率が高いのかを確認することで、全体の離脱率を高めている原因を明確にできるでしょう。

離脱率の平均値とは?

ユーザーの行動パターンは多岐に渡るため、離脱率の目安となる平均データは現状公表されていません。離脱率の算出は自社サイトのページを相対的に分析する上で重要となるため、競合他社との比較ではなく自社サイトの平均推移を見るようにしましょう。

以前までは60%前後だった離脱率が70%前後にまで高騰したとすると、Webサイトやページの改善が必要になります。離脱率の平均はあくまでも自社サイトのページ比較のために算出し、随時モニタリングを行いながら適切なサイト改善に役立ててください。

離脱率が高い5つの原因

離脱率の意味や直帰率との違い、具体的な計算方法を解説しました。
離脱率が高くなる原因として下記の5つが挙げられます。

  1. ページタイトルと内容が合っていない
  2. 他ページへの導線がない
  3. 外部への導線が多い
  4. ページの読み込みに時間がかかる
  5. ユーザーの入力する項目が多い

それぞれの原因と併せて改善方法についても解説します。

1.ページタイトルと内容が合っていない

ページタイトルと内容が合っていないと離脱率が高くなります。一般的にユーザーは自分の求める情報を得るためにサイトを訪れます。検索サイト上に表示されるタイトルを参考に求める情報が得られるかどうかで判断をするため、記載内容が不十分であったり、ユーザーのニーズとマッチしていないと離脱がおきます。ページタイトルと内容が一致しているかを意識しながらユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成していきましょう。

2.他ページへの導線がない

次にどのページを閲覧すれば良いか分からないと離脱率が高くなります。ユーザーにストレスなくサイトを閲覧してもらうには導線設計が重要になります。

具体的には「サービス紹介ページの後に購入ページへ誘導」や「Q&Aの紹介後に問い合わせフォームの設置」などページを閲覧した後にユーザーが知りたいであろう内容を想定し導線設計をする必要があります。

3.外部への導線が多い

外部サイトへの導線が多いと自社サイトの離脱率が高くなります。ほとんどのユーザーは外部サイトへ移動をした後に自社サイトへは戻ってきません。意図的に外部サイトへ流入を図る場合は問題ありませんが、極力不要なリンクの設置は控えるようにしましょう。

どうしても外部サイトのリンクが必要な場合は、新しいタブでページが開かれるよう設定をしておくと、自社サイトのタブを残したままページの移動がされるためおすすめです。

4.ページの読み込みに時間がかかる

ページの読み込みに時間がかかってしまうと離脱率が高くなります。一般的に6秒以上ページの読み込みに時間がかかるとユーザーが離脱をすると言われます。

ユーザーにストレスを与えないためにもページの読み込み速度の向上が必要です。サイトを構成するデータを軽量化するために、添付画像やHTML、CSSなどを圧縮しましょう。データの圧縮によりサイズが軽量化されるため、ページの読み込み速度は速くなります。

5.ユーザーの入力する項目が多い

ユーザーの入力する項目が多いと離脱率が高くなります。できる限り面倒な入力を避けたいと考えるユーザーは入力項目が多いサイトに煩わしさを感じます。

ユーザーのストレスを軽減するため入力フォームの最適化を行いましょう。フォームの簡素化や見やすいデザインなどユーザーに負担を与えないフォームを意識しましょう。

離脱率が高い際の改善方法7つ

「なかなか離脱率が下がらない」「離脱率を下げる方法がわからない」と、悩んでいる方もいるでしょう。

離脱率が高い場合の改善方法を7つ紹介します。

  1. ユーザーの悩みが解決されているかを確認する
  2. ユーザーの悩みに合わせたコンテンツを追加する
  3. 内部リンクを設置する
  4. CTAを強化する
  5. ページの表示速度を改善する
  6. EFO(エントリーフォーム最適化)を実施する
  7. チャットボットを利用して効率化する

離脱率が高い場合の改善方法を知っておけば、最適なタイミングで対策を実施できるでしょう。

それぞれの改善方法について詳しく解説します。

1.ユーザーの悩みが解決されているかを確認する

離脱率が高い時、まずはユーザーの悩みが解決されるようなページなのかを確認しましょう。

Webで何かを検索する時、悩みを解決しようと調べる方が多いです。表示されたタイトルから解決できそうなものをクリックしますが、そこで解決できないと認知されたらすぐ離脱するでしょう。

また、記事冒頭や目次で「解決できなさそう」と判断されるケースが多いです。そのため離脱率が高いページを見つけた際には、目次からある程度内容が伝わるのか、記事冒頭でユーザーの悩みに寄り添っているのかを見直してみると良いでしょう。

2.ユーザーの悩みに合わせたコンテンツを追加する

タイトルとコンテンツの内容が一致していないと、離脱率が高まる恐れがあります。そのため、ユーザーの悩みに合わせたコンテンツなのかを確認しましょう。

また、今までターゲットの悩みに沿ったコンテンツがなければ、新たにコンテンツを追加するのもおすすめです。コンテンツ数を増やすのも、離脱率を少しでも下げるのに効果が期待できるでしょう。コンテンツからコンテンツへ流入できれば、全体の離脱率も改善できます。

3.内部リンクを設置する

コンテンツからコンテンツへと流入を促すには、内部リンクを設置することがポイントです。ユーザー側からすると、内部リンクがあることでその場ですぐ閲覧できるので、わざわざ検索する手間が省けます。「利用しやすい」と感じてもらえれば、全体的に離脱率が改善できるでしょう。

ただし、本コンテンツとは関係ない内部リンクを設置しないように注意してください。全く関係ない内部リンクを設置しても、あまり効果は期待できません。そのため関連性のある内部リンクを設置するようにしましょう。

4.CTAを強化する

別のコンテンツへ誘導して少しでも離脱率を改善したい場合は、CTAの強化がおすすめです。

そもそもCTAとは、誘導を促すためにコンテンツ上に表示されたボタンやテキスト、画像を指します。例えば、商品紹介のコンテンツで「購入はこちら」と表示されているものがあります。

CTAを設置すると、どのボタンから移動できるのかがわかりやすい、押してみたいと思ってもらえるなどのメリットがあります。目を引くようなデザインを意識すると、押したくなるユーザーも続出するでしょう。

ただし、CTAを設置しすぎると、「どのボタンをクリックすべきなのかわからない」と困惑してしまうユーザーもいます。同じコンテンツ内にCTAを複数個設置したい場合は、最大5個までを目安にすると良いでしょう。

5.ページの表示速度を改善する

ページがなかなか表示されない場合は、ユーザーが離脱してしまう原因となってしまいます。そのため、離脱率が高い時は、ページの表示速度を確認しましょう。

同じコンテンツ内に画像や動画を多用していると、ページの表示速度が遅くなってしまいます。表示速度を改善するためには、画像や動画を削除したり、サイズを縮小したりして改善しましょう。

また、ページの表示速度が遅いのかを確認するために、PageSpeed Insightsなどの表示速度がひと目でわかるツールの活用をおすすめします。体感では表示速度が遅いかわからない方は、ぜひルールを活用して調べてください。

6.EFO(エントリーフォーム最適化)を実施する

離脱率が高い場合は、EFOを実施するとユーザーにとって利用しやすくなり、離脱率が改善できる可能性があります。

そもそもEFOとは入力フォーム最適化であり、入力フォームをユーザーにとって使いやすいものに最適化する施策を指します。問い合わせフォームや資料請求、会員登録、購入の手続きなどで活用が可能です。

また、入力フォームではプライバシーポリシーを明示すると、ユーザーが安心して情報を入力できるでしょう。項目によっては、住所や電話番号などの個人情報の入力が必要なケースもあるので、第三者への開示はしない旨を伝えておくのをおすすめします。

7.チャットボットを利用して効率化する

チャットボットを利用すると、会話形式で問い合わせなどができるようになるので、ユーザーの悩みを解決するとともに離脱率の改善も期待できます。

そもそもチャットボットとは、テキストや音声でリアルタイムで会話ができるシステムを指します。実際に人が対応しているのではなく、もともと組み込まれたプログラムをもとに人工知能が答えるものです。プログラムの情報量が多いほど、人間同士が会話しているようにスムーズな対応ができます。

ただし、人工知能が組み込まれていないチャットボットもあり、ある程度会話のシナリオや流れが決まっています。人工知能搭載のチャットボットと比べると、悩みを解決できるまでに質問の回数が増えてしまい、ユーザーが離脱してしまう原因の1つになりかねません。

離脱率の改善が必要なページとは?

商品の購入や会員登録がメインとなるサイトなど、離脱率の低下が直接的にコンバージョンの低下に繋がる場合があります。

離脱率が高い改善が必要なページの具体例は以下の4つです。

  1. PV数が多いページ
  2. コンバージョン前のページ
  3. 自然検索からの流入が多いページ
  4. 滞在時間の短いページ

上記の4つに該当するページはコンバージョン率低下を避けるためにも早急な改善が必要です。

それぞれの具体例と改善方法について詳しく解説します。

1.PV数が多いページ

PV数が多いページは、多くの見込みユーザーを逃しているため離脱率の改善が必要です。商品やサービスの購入サイトであれば売上の増加を見込めるため速やかに離脱率の改善をしましょう。

PV数の多いページの離脱率を改善する場合は、直帰率の値も確認しページのコンテンツがユーザーのニーズに合ったものであるか確認する必要があります。

2.コンバージョン前のページ

コンバージョン前のページは、売上機会を損失しているため離脱率の改善が必要です。PV数の多いページ同様、売上の増加が見込めるため速やかに離脱率の改善をしましょう。

会員登録やお問い合わせページの前であれば、EFO(エントリーフォーム最適化)を用いてフォームの入力を簡素化させるなどユーザーの手間を減らす工夫を意識しましょう。また商品購入前ページであれば、返品交換などの注意事項の記載や商品購入までに至る流れを分かりやすくするなどユーザーのストレスを減らす必要があります。

3.自然検索からの流入が多いページ

自然検索からの流入が多いページは、新規ユーザー獲得に繋がるため離脱率の改善が必要です。自然検索から流入するユーザーは新規ユーザーである傾向が高く、見込みユーザーへ繋げるためにも離脱率の改善を行いましょう。

サイト内のコンテンツがユーザーのニーズを一致しているかを意識しましょう。また、ページの読み込みに時間がかかってしまうとユーザーの離脱が多くなってしまうため、サイトを構成するデータの軽量化が重要になります。

4.滞在時間の短いページ

滞在時間の短いページは、ユーザーのニーズと一致していない可能性が高いため離脱率の改善が必要です。

ユーザーの求める情報とコンテンツの内容が一致していないと離脱に繋がってしまうため、ユーザーニーズを意識したコンテンツ作りを意識しましょう。また、ページタイトルとサイト内容が一致していない場合でも離脱に繋がるため、ページタイトルと内容を合わせる必要があります。

離脱率が高くても問題ないページとは?

ここまで離脱率が高いと数値の改善が必要という解説をしてきましたが、サイトによっては離脱率が高くても問題のないページがあります。

離脱率が高くても問題のないページは主に以下の2つです。

  1. サンクスページ
  2. 他サイトへの誘導ページ

それぞれのページについて詳しく解説します。

サンクスページ

サンクスページとは、商品購入やお問い合わせなどのユーザーからのアクションが行われた後に表示される「ありがとうございます!」のようなページを指します。
サンクスページはユーザーに期待する行動が達成された後に表示がされるため、離脱率が高くなっていても問題はありません。

他サイトへの誘導ページ

キャンペーンサイトや商品の販売サイトなど意図的に外部流入を図るサイトは離脱率が高くなっていても問題ありません。むしろ他サイトへの誘導が目的のサイトであるため、離脱率が低いと上手くページへの誘導が出来ていない可能性があります。

高い離脱率を改善するためにおすすめのツール3種

離脱率が高い時、便利なツールを活用するとすぐに改善できる可能性があります。また、なぜ離脱率が高いのかわからない際には、ツールを利用して改善点を明確にすると良いでしょう。

離脱率が高い時におすすめのツールは大きく分けて3種類存在します。

  1. ヒートマップ
  2. アナリティクス
  3. チャットボット

それぞれのツールの種類やおすすめのツールについて詳しく解説します。

1.ヒートマップ

ヒートマップとは、ユーザーのマウスの動きやクリックした箇所を分析し、注目度が高い箇所を明確にするツールです。関心度が高いコンテンツを知るだけではなく、関心度が低いコンテンツから離脱率が高い原因を探し出せます。

数あるツールの中でもおすすめのヒートマップと各ツールの特徴は、以下にある表の通りです。

種類

特徴

User Heat

  • サイトのURLを入力するだけですぐ分析できる
  • 1サイトにつき月間30万PVまで無料でヒートマップ分析ができる
  • ユーザーの滞在時間や熟読エリアまでわかる

Mouseflow

  • 国内外の15万社で利用されている
  • サイト内のユーザーの動きを録画して再生できる
  • ページ間の遷移率を記録できる

User Insight

  • ページを閲覧したユーザー数や直帰率などのサイトを細かく分析できる
  • ページを閲覧しているユーザーの属性を分析できる
  • パソコン・タブレット・スマホで利用できる

Ptengine

  • 利用アカウントが13万個以上
  • リアルタイムでサイトの状況を確認できる
  • ページの区分別にヒートマップ分析を表示できる

ミエルカヒートマップ

  • 特定のページを分析できる
  • 分析結果を1日ごとに保存できる
  • 集客改善キーワード提案機能や期間比較機能を搭載

2.アナリティクス

アナリティクスは、サイトを閲覧しているユーザー数やユーザー属性、流入経路、離脱率などを分析できるツールです。アクセス解析ツールとも呼ばれているケースもあり、離脱率を調べる上で欠かせないといっても過言ではありません。

おすすめのアナリティクスツールと各ツールの特徴は、以下にある表の通りです。

種類

特徴

Googleアナリティクス

  • Googleが無料で提供しているツール
  • ページ数が多い大規模サイト向けの有料版もある
  • Googleの広告サービスなどと連携できる

FC2アクセス解析

  • SEOに適した分析機能を搭載
  • シンプルなUIで初めての方も使いやすい
  • 全ての機能を無料で利用できる

忍者アクセス解析

  • 完全リアルタイムの分析が可能
  • データは最大4ヶ月分を保存できる
  • 有料版にすると広告を非表示にできる

Similar Web

  • 競合サイトも分析でき比較機能が使える
  • Web分析・データ取得約1ヶ月分・情報表示上位5位の3つの機能が使える
  • 有料版ではアプリ分析・業界分析ができる

アクセス解析研究所

  • セッションや直帰率などの基本的なデータを分析できる
  • 複数のドメインのデータを追跡できる
  • 分析データをGoogleドライブ無期限で保存が可能

3.チャットボット

チャットボットとは、ユーザーとの会話を自動的に行えるシステムを指します。主に問い合わせ対応やマーケティング支援に利用されるケースが多いです。

おすすめのチャットボットツールと各ツールの特徴は、以下にある表の通りです。

種類

特徴

チャットプラス

  • 月額1,500円で利用できる
  • ページにJavaScriptのタグを配置するだけですぐ利用可能
  • AI型・シナリオ型・一問一答型・有人チャットに対応できる

sAI Chat

  • FAQの類似表現をあらかじめ登録して学習させられる
  • サイトのデザインに合わせてデザイン・サイズを変更できる
  • 利用率向上施策・FAQの改善提案・KPI管理などのサポートが充実している

OfficeBot

  • 独自AIによりQ&Aから大量にパターンを予測して自動生成できる
  • 学習作業を行う必要がなくFAQを登録するだけで利用可能
  • 英語・簡体中国語・繁体中国語・韓国語などの多言語に対応している

KUZEN

  • 大手150社で導入実績がある
  • やり取りから顧客ごとにデータベースを作成できる
  • アンケート・地図情報・Webフォームなどと連携可能

Bebot

  • 2011年の東日本大震災時に訪日外国人向けに作られたツール
  • 自治体・ホテル・空港などの多くの訪日外国人が利用する施設で導入されている
  • 多言語に対応している

離脱率が大幅に改善できた事例

本記事では高い離脱率の改善策やおすすめのツールを紹介しましたが、実際に改善できた事例を知っておきたい方もいるでしょう。

ここでは、離脱率を大幅に改善できた事例を3つ紹介します。ユーザーが離脱しづらいサイトはどのようなものなのか、自身のサイトを改善する上でぜひ参考にしてください。

ビズメイツ株式会社

ビズメイツ株式会社は、主にビジネス特化型オンライン英会話サービスを提供している企業です。他にもビジネス特化型オンライン日本語修得サービス、外国人ITエンジニアの転職エージェント、外国人ITエンジニアの採用マッチングサイトの事業を展開しています。

サイトのトップページでは、おおまかな事業内容や採用情報、SNSアカウント情報、問い合わせ先などを掲載しています。詳しい事業内容は別ページで紹介しているので、事業内容について詳しく知りたい方に向けて、別のページへ誘導できるようにCTAを強化しているのも特徴の1つです。

また、問い合わせページでは、「〇〇に関する問い合わせ」と問い合わせ内容に応じてページが分けられています。ユーザーにとってはどこから問い合わせを行えば良いかわかるだけではなく、サイトを運用する側にとっては早急に対応すべきか判断しやすいでしょう。

LIFULLフラワー

LIFULLフラワーは、季節の花を毎日届ける「花の定期便サービス」を行っています。自宅だけではなく、知り合いの家や職場など、送り先を好きな場所に指定できます。日常に植物を取り入れられるだけではなく、季節の花について知れるなどのメリットがあります。

サイトのトップページでは、サービスの特徴やこだわり、プランの種類などを写真付きで解説しています。他にも利用の流れや利用者の声、よくある質問なども記載されており、トップページだけでも滞在時間が長いユーザーが多いでしょう。

また、トップページの上部から各プランにアクセスできるので、すぐ商品購入に進めるようになっています。商品を購入するには会員登録が必要ですが、商品をカートに入れてからでも会員登録して購入ができるので、商品の選び直しも不要です。サービスを初めて利用する方にとっても操作しやすいでしょう。

スタッフエージェント

スタッフエージェントは、リゾートバイトの仕事探しを支援しています。コーディネーター全員がリゾートバイト経験者で、LINEの友達を追加すると非公開求人まで閲覧が可能です。

サイトのトップページには、「かわいい自分には旅をさせよう。」と仕事探しをしている方の心を掴むようなキャッチフレーズが表示されています。スクロールすると、求人の最新情報や特集、特徴などが記載されており、各情報の詳細はボタンをクリックして別のページに移動できるようになっています。

また求人一覧のページでは、エリアや期間、時給、職種、特徴、寮の条件、福利厚生の希望を指定して検索が可能です。フリーワードから求人を探し出すこともでき、求人検索ページだけでも離脱率の低下を防げると考えられます。

▼下記の資料では、ヒアリング活動によってお客様のお問合せやCVRの向上を達成できた実例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

 

離脱率の計算方法まとめ

離脱率の計算は、ユーザーの行動分析だけではなくサイトの改善にとても重要です。

離脱率が高くなるとコンバージョンの低下に繋がるため、ページ毎やサイト毎の離脱率を算出しながらユーザーニーズに合わせた導線設計を行う必要があります。

自社サイトの離脱率を定期的にモニタリングしながら効果的なサイトを運用していきましょう。

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