アンケートのお願い文の書き方9選|回答率が上がる例文・テンプレート完全ガイド
- 2024/02/11
- 2026/06/21
アンケートは顧客の本音やニーズを知る有効な手段ですが、「お願い文」の出来次第で回答率は大きく変わります。
せっかく設計したアンケートも、依頼文が分かりにくければ開封すらされません。
本記事では、アンケートのお願い文の書き方を9つのポイントで体系的に解説し、メール・Web・LINE・店頭などチャネル別のコピペ可能な例文、回答率を上げるコツ、NG例、設問作成のコツまで網羅します。
BtoB企業のマーケ・営業・人事担当者が、今日から回答率を高められる実践ガイドです。ぜひ参考にしてください。
著者:Interviewz編集部(運営:LEARNERZ株式会社)
BtoB企業のアンケート・ヒアリング・診断コンテンツのDX支援を行うInterviewzの運営チームが執筆。ノーコードヒアリングツールの提供を通じて蓄積した「回答率を高めるアンケート設計」の知見をもとに、実務で使えるノウハウを発信しています。本記事は、実際の回答率改善支援の事例と最新のアンケートマーケティングのトレンドをもとに作成しています。
アンケートのお願い文とは?役割と重要性

アンケートのお願い文(依頼文)とは、回答者にアンケートへの協力を依頼するための導入メッセージです。アンケート本体に入る前の「最初の関門」であり、ここで回答者の心をつかめるかどうかが回答率を大きく左右します。
アンケートへの回答は、あくまで回答者の善意に基づく行動です。だからこそ「なぜ回答すべきか」「回答すると何が得られるか」「どれくらいの負担か」を明確に伝え、回答者の不安を取り除き、行動を後押しする必要があります。
お願い文が回答率を左右する3つの理由
第一に、回答への動機付けです。目的とメリット(謝礼・改善への反映など)を提示することで、協力意欲が高まります。第二に、信頼性の構築です。実施主体や個人情報の取り扱いを明記することで、回答者の安心感が生まれます。第三に、回答の負担軽減です。所要時間・設問数・回答方法を事前に示すことで、「これなら答えられる」と感じてもらえます。この3点が揃ったお願い文は、回答率を着実に押し上げます。
アンケート実施の主な手法
アンケートの実施手法には、Googleフォームなどを用いて短時間で大量のデータを集めるアンケート調査(定量)、1対1で深く掘り下げるインタビュー調査(定性)、SNSやWeb上の声をリアルタイムに集めるWeb・SNSリサーチなどがあります。目的に応じて手法を選び、それぞれに適したお願い文を用意することが重要です。
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👉 ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方【6つのコツ】
アンケートのお願い文に必須の構成要素【一覧表】
回答率の高いお願い文には、共通して盛り込むべき要素があります。下表のチェックリストを満たしているか確認しましょう。
| 構成要素 | 役割 | 記載例 |
|---|---|---|
| 挨拶・感謝 | 心理的ハードルを下げる | 「日頃より〇〇をご利用いただき誠にありがとうございます」 |
| 実施主体 | 信頼性の担保 | 「株式会社△△ カスタマーサクセス部」 |
| 目的・理由 | 回答の意義を伝える | 「サービス改善のためにご意見を伺います」 |
| 回答メリット | 動機付け | 「抽選で〇名様にギフト券進呈」 |
| 所要時間・設問数 | 負担の見える化 | 「約3分・全10問」 |
| 回答方法 | スムーズな導線 | 「下記URLよりご回答ください」 |
| 回答期限 | 行動を促す | 「〇月〇日(〇)まで」 |
| 個人情報の取り扱い | 不安の解消 | 「回答は統計的に処理し個人を特定しません」 |
| 結びの依頼 | 最後の一押し | 「ご協力のほどよろしくお願いいたします」 |
この9要素を押さえることで、回答者が判断に必要な情報が過不足なく伝わります。
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配信チャネル別の特徴と使い分け【比較表】
お願い文は、配信するチャネルによって最適な文量・トーンが異なります。チャネルの特性を理解して使い分けましょう。
| チャネル | 適した文量 | 強み | 注意点 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|---|
| メール | 中(200〜400字) | 詳細を伝えやすい・記録が残る | 開封されないと届かない | 既存顧客・BtoB依頼 |
| Webフォーム冒頭 | 短(100字前後) | 回答直前で離脱を防ぐ | 長文は離脱要因 | サイト・LP訪問者 |
| LINE・SMS | 極短(50〜100字) | 開封率が高い・即時性 | リンク1つに絞る | 来店客・会員 |
| 店頭・QRコード | 一言+掲示 | その場で回答を促せる | スマホ操作の負担配慮 | 飲食・店舗 |
| 郵送 | 長(あいさつ文+説明) | 丁寧・高年齢層に有効 | コスト・回収に時間 | 改まった調査 |
メールは情報量を確保でき、Webフォームやチャットは「短く・分かりやすく」が鉄則です。複数チャネルを併用する場合は、トーンを揃えつつ文量を最適化しましょう。
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アンケートのお願い文の書き方9つのポイント

ここからは、回答率を高めるお願い文の書き方を9つのポイントで解説します。
① 感謝の言葉を伝える
冒頭に日頃の感謝や敬意を示します。「いつもお世話になっております」「日頃より〇〇をご利用いただき誠にありがとうございます」など。感謝を伝えることで、回答者は自分の意見が価値あるものだと感じ、協力的になります。
② 目的・理由を簡潔に伝える
「何のための調査か」を明確にします。「商品開発・サービス改善のため、皆様の貴重なご意見を参考にしたい」など、回答の意義が伝わると協力を得やすくなります。
③ 回答するメリットを記載する
「回答者にギフト券を進呈」「結果概要をフィードバック」など、得られるメリットを具体的に示すと動機付けになります。
④ 所要時間・設問数を明示する
「約3分・全10問」のように負担を見える化します。回答前に所要時間が分かると、回答者はスケジュールを確保しやすくなります。
⑤ 回答方法・導線を分かりやすく示す
「下記URLよりご回答ください」など、迷わず回答に進める導線を用意します。ボタンやリンクは1つに絞るのが効果的です。
⑥ 回答期限を明記する
「〇月〇日(〇)まで」と期限を示すことで、後回しによる未回答を防げます。
⑦ 個人情報の取り扱いを明記する
「回答は統計的に処理し、個人を特定する目的では使用しません」など、プライバシーへの配慮を明示し、不安を解消します。
⑧ 件名・冒頭で心をつかむ
メールなら件名は15〜20字程度で簡潔に。「【3分】お客様満足度アンケートのお願い(ギフト券あり)」のように、所要時間や特典を入れると開封率が上がります。
⑨ 結びで再度ていねいに依頼する
「お忙しいところ恐れ入りますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と結び、最後の一押しをします。未回答者へのリマインドも有効です。
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回答率をさらに高める5つの工夫
お願い文の基本に加え、次の5つを実践するとさらに回答率が向上します。
第一に、目的と所要時間をセットで伝えること。「サービス改善のため、約5分・全10問でご回答いただけます」と冒頭で示すと安心感が生まれます。
第二に、設問数・回答時間を最小限に絞ること。設問が多いほど離脱率は上がります。
第三に、質問・選択肢を分かりやすくすること。専門用語を避け、簡潔な表現を心がけます。
第四に、謝礼・インセンティブを用意すること。ギフト券やポイント、結果フィードバックが効果的です。
第五に、依頼メールとリマインドを工夫すること。期限直前のリマインドで取りこぼしを防げます。
特にインセンティブは効果が大きく、デジタルギフト付きのアンケートでは通常に比べ平均回答率が約2.8倍に改善した事例も報告されています。
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【コピペOK】シーン別お願い文の例文・テンプレート
そのまま使える例文を、シーン別に紹介します。〇〇部分を自社情報に置き換えてご活用ください。
メール件名の例
- 【3分で完了】〇〇サービス満足度アンケートのお願い
- 【〇〇様へ】サービス改善アンケートご協力のお願い(ギフト券あり)
- 【重要】商品リニューアルに関するアンケートご協力のお願い
社外・顧客向けメール例文
件名:【3分で完了】〇〇サービス満足度アンケートのお願い
〇〇株式会社
ご担当者様
いつも〇〇サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
株式会社△△ カスタマーサクセス部の山田と申します。
このたび、サービス品質のさらなる向上を目的に、
お客様の率直なご意見を伺うアンケートを実施しております。
・所要時間:約3分(全10問)
・回答期限:〇月〇日(〇)まで
・特典:ご回答者の中から抽選で10名様にAmazonギフト券1,000円分を進呈
・個人情報:回答は統計的に処理し、個人を特定する目的では使用いたしません
▼下記URLよりご回答をお願いいたします
https://example.com/survey
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
社内アンケート向け例文
件名:【ご協力のお願い】働きやすい職場づくりに関する社内アンケート
社員のみなさま
お疲れさまです。人事部の〇〇です。
より働きやすい職場環境づくりに向けて、
みなさまのご意見を伺うアンケートを実施します。
・所要時間:約5分(全15問)
・回答期限:〇月〇日(〇)17時まで
・回答は匿名で集計し、個人が特定されることはありません
率直なご意見が今後の改善につながります。
ぜひご協力をお願いします。
▼回答はこちら
https://example.com/internal-survey
Web・LP・LINE向け短文例
【Webフォーム冒頭】
サービス改善のためのアンケートにご協力ください(約2分・全8問)。
いただいたご意見は今後のサービス向上に活用します。
【LINE・SMS】
〇〇をご利用ありがとうございます!
サービス向上のため、30秒アンケートにご協力ください🙏
回答者全員に次回使えるクーポンを進呈します▼
https://example.com/q
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やってはいけないお願い文のNG例

回答率を下げてしまう典型的なNGパターンを押さえておきましょう。
ひとつ目は、目的が書かれていないこと。「何のための調査か」が伝わらないと、回答する気持ちすら起きません。
ふたつ目は、文章が長すぎる・情報過多であること。冗長な依頼文は読まれず、離脱の原因になります。
みっつ目は、リンクや誘導が複数あること。商品紹介やSNSなど複数のリンクがあると回答者が迷い、離脱してしまいます。導線は回答フォームのひとつに絞りましょう。
そのほか、所要時間や期限が不明、個人情報の扱いに触れていない、専門用語が多い、といった点も回答率を下げます。「目的・時間・メリット・期限・安心感」が明確で、導線が1本に絞られているかを必ずチェックしてください。
回答したくなる設問作成のコツ4つ【設問種類の比較表】
お願い文と同じく、設問の質も回答率と回答精度を左右します。
① 設問の種類と特徴を理解する
| 設問形式 | 特徴 | 回答負担 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 単一選択型 | 1つだけ選ぶ | 小 | 満足度・属性 |
| 複数回答型 | 複数選べる | 中 | 利用機能・興味 |
| 順位型 | 順位をつける | 大 | 優先度の把握 |
| 自由記述型 | 自由に記述 | 最大 | 本音・改善要望 |
回答者の負担が小さい単一選択型を中心に据え、自由記述は最小限にするのが回答率向上のコツです。
② 設問の数と順序を考える
設問は必要最小限に絞り、「簡単で興味を引く設問→重要な設問→個人情報・属性」の順に並べると、回答者の集中力を保ちつつ離脱を防げます。
③ 設問の内容と表現を工夫する
「1問1意」を徹底し、否定・二重否定や専門用語、誘導的な表現を避けます。中立的で客観的な言葉を使い、誰が読んでも同じ解釈になる設問にしましょう。
④ 具体例で精度を高める
たとえば顧客満足度調査では「品質」「価格」「推奨意向(NPS)」などを10点尺度で問うと、定量的に比較・分析しやすくなります。
▼マーケティングリサーチのヒアリング設計を体系的に学びたい方はこちら
👉 ヒアリングシート作成ガイド(マーケティングリサーチ編)
回答データの分析・活用方法

アンケートは「集めて終わり」ではなく、分析して施策に活かすことで価値が生まれます。
基本の流れは、①回答データを単純集計(全体傾向の把握)→②クロス集計(属性別の違いを発見)→③自由記述のテキスト分析(本音・改善要望の抽出)→④示唆をまとめ、改善アクションに反映、という順序です。
満足度調査ならNPS(推奨度)や満足度スコアの推移を継続的に追うと、施策の効果検証ができます。さらに、回答結果を回答者にフィードバックすると信頼が高まり、次回以降の回答率向上にもつながります。手作業の集計に時間を取られている場合は、回答の自動集計やスプレッドシート連携ができるツールを使うと、分析工数を大幅に削減できます。
▼アンケート結果をパワポ資料にまとめる方法はこちら
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成功事例に学ぶ|回答率を高めた3つの実践例
事例1:件名に所要時間と特典を明記して開封率が改善
件名を「アンケートのお願い」から「【3分】満足度アンケート(ギフト券あり)」に変更したところ、開封率と回答率がともに向上。所要時間とメリットの可視化が効果を発揮しました。
事例2:デジタルギフトの導入で回答率が約2.8倍に
回答者へのインセンティブとしてデジタルギフトを設定したところ、通常のアンケートに比べ平均回答率が約2.8倍に改善した事例が報告されています。「回答するメリット」を具体的に示すことの重要性がわかります。
事例3:設問削減と導線一本化で離脱率が低下
設問数を20問から10問に絞り、お願い文のリンクを回答フォーム1つに統一したところ、途中離脱が減り完答率が向上しました。「負担軽減」と「導線の単純化」が回答完了を後押しします。
共通点は、「目的・メリット・負担」を明確に伝え、回答者の手間を最小化していることです。
回答率を高めるならInterviewzがおすすめ

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よくある質問(FAQ)

Q1. アンケートのお願い文はどのくらいの長さが適切ですか?
A. メールなら200〜400字程度、Webフォームやチャットでは100字前後が目安です。目的・所要時間・メリット・期限・個人情報の扱いが伝われば、短いほど離脱を防げます。
Q2. 回答率を上げるのに最も効果的な要素は何ですか?
A. 「目的の明確化」「所要時間の明示」「インセンティブの提示」の3点が特に効果的です。中でもデジタルギフトなどの謝礼は回答率を大きく押し上げます。
Q3. 件名はどう書けば開封されやすいですか?
A. 15〜20字で簡潔にし、所要時間や特典を含めるのがコツです。例:「【3分】満足度アンケートのお願い(ギフト券あり)」。
Q4. リマインドメールは送ってもよいですか?
A. はい。回答期限の直前に1回、配慮ある表現で送ると効果的です。感謝と回答の重要性を伝え、急かさないトーンを心がけましょう。
Q5. 匿名アンケートでも個人情報の記載は必要ですか?
A. 必要です。「回答は匿名で集計し、個人を特定しません」と明記することで回答者の不安が解消され、回答率が高まります。
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まとめ
アンケートのお願い文は、回答率を左右する「最初の関門」です。回答率を高める鍵は、①感謝と目的を伝える、②回答メリットを示す、③所要時間・設問数・期限を明示する、④回答方法の導線を1本に絞る、⑤個人情報の取り扱いで安心感を与える、という基本を徹底すること。さらにチャネルに応じて文量を最適化し、インセンティブやリマインドを活用すれば、回答率は着実に向上します。
加えて、回答したくなる設問設計と、集めたデータの分析・活用まで一貫して行うことで、アンケートは単なる調査からビジネス改善の武器へと変わります。お願い文の作成や回答率改善に課題を感じている方は、ノーコードヒアリングツールInterviewzの活用もぜひご検討ください。
▼最後にもう一度、目的別の入口をまとめます
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• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積
▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法
• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール
Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅
Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。













