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診断・ヒアリングDXブログ

【保存版】顧客インサイトを引き出すニーズ分析の進め方|フレームワークと質問テンプレート集

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目次

「顧客の要望をそのまま聞いてしまい、表層的な改善で終わってしまう」「アンケートでは数値は出るが、その裏にある『なぜ』が見えない」「インサイトを抽出したいが、何をどう聞けばいいか分からない」――マーケティング・新規事業・営業の現場で、ニーズ分析ヒアリングは「やればやるほど成果が変わるのに、再現可能な手順が言語化されていない」領域です。

本記事では、ニーズの3階層(顕在ニーズ・潜在ニーズ・インサイト)の整理から、ニーズ分析ヒアリングの7ステップ・質問例50選・成功のコツ7つ・SPIN/JTBD/5Whysなどインサイト抽出フレームワーク6種・分析と可視化の手法・失敗パターンと対策・FAQまでをまとめて解説します。読了後には、表面的な要望ではなく顧客の本質的な動機を引き出し、施策に直結させられる状態を目指せます。

監修・運営は、累計1,000社以上に導入されている対話型ヒアリングツール「インタビューズ」を提供する株式会社ラーナーズです。記事の最後では、マーケティング・新規事業・営業の各部門でニーズ分析を組織的に運用するためのデジタル化のステップもご紹介します。

ニーズ分析とは?顕在ニーズ・潜在ニーズ・インサイトの3階層

ニーズ分析とは、顧客が抱える課題や欲求を構造的に把握し、商品・サービス・施策に反映させるための分析活動を指します。重要なのは、ニーズには「気付いているもの」と「気付いていないもの」があり、それぞれにアプローチ手法が異なるという点です。

ニーズ分析の定義と目的

ニーズ分析の目的は、(1) 顧客が本当に求めているものを言語化する、(2) 競合との差別化軸を発見する、(3) 商品・サービス・施策の精度を上げる、の3点に集約されます。

顕在ニーズ(言語化されたニーズ)

顕在ニーズとは、顧客自身が言語化できているニーズです。「もっと安くしてほしい」「機能を増やしてほしい」など、アンケートやインタビューで素直に出てくる回答が該当します。表面的には扱いやすいですが、競合も同じ顕在ニーズを把握しているため、ここだけ追っても差別化は困難です。

潜在ニーズ(本人が気付いていないニーズ)

潜在ニーズは、本人が言語化していないが、深掘りすれば見えてくるニーズです。「安くしてほしい」の裏に「経費承認のハードルを下げたい」という本当の課題が隠れていることがあります。潜在ニーズを引き出せると、競合とは異なる訴求軸が見えてきます。

インサイト(行動原理・本質的動機)

インサイトとは、潜在ニーズのさらに奥にある「人を動かす本質的な動機」を指します。「なぜ安さを求めるのか」を突き詰めた結果、「自分は正しい判断ができる人間だと社内で見られたい」という承認欲求が動機だった、というような気付きです。インサイトを発見できれば、商品設計・コミュニケーション設計の質が一段変わります。

ウォンツとニーズの違い・関係性

混同しやすい「ウォンツ」とニーズも整理しましょう。ウォンツは「具体的な手段への欲求」(例:このスマホが欲しい)、ニーズは「満たしたい状態」(例:常に最新情報に触れていたい)を指します。ウォンツの根底にはニーズがあり、ニーズの奥にインサイトがあります。

ニーズ分析がビジネスにもたらす5つのメリット

ニーズ分析を運用することで、(1) 商品開発の精度向上、(2) 競合との差別化、(3) マーケティング訴求の刺さりやすさ、(4) 営業の提案力強化、(5) 既存顧客のLTV向上、の5つのメリットが見込めます。

▼下記の資料は、自社のマーケティング戦略の立案を効率化するためのヒアリングシートの作り方をステップ別に解説した資料です。この資料では、マーケティングの課題や調査目的、今回の調査で明らかにしたい事柄を明確にすることができますので、ぜひご活用ください。

ニーズ分析でヒアリングが重要な理由

ニーズ分析には複数の手法がありますが、なぜヒアリング(対面の対話)が中核なのかを整理しておきましょう。

アンケート・データ分析では届かない領域

アンケートは大量のデータを得られますが、設問者の仮説の範囲を超える発見が起きにくいという限界があります。Webログや購買データも、起きた行動の結果は分かりますが、その背後の動機は読み解けません。「人がそれをなぜ選んだのか」「何に困っているのか」を聞くには、ヒアリングが最も適した手法です。

顧客自身が「なぜそうするのか」を語れない理由

行動経済学の研究で繰り返し示されてきたように、人の意思決定の大半は無意識・直感的に行われており、本人も「なぜそうしたか」を正確には説明できません。ヒアリングでは、「直接の理由」だけでなく、過去エピソードや具体的な行動を通じて、本人が言語化できていない動機を引き出す技術が必要になります。

ニーズ分析ヒアリングが成果に直結する場面

ニーズ分析ヒアリングが特に有効なのは、(1) 新規事業のアイデア検証、(2) 既存商品のリブランディング、(3) 営業の提案精度向上、(4) UXリサーチ・プロダクト改善、(5) マーケティング訴求軸の言語化、の5シーンです。

ヒアリングvsインタビューvsアンケートの使い分け

3つの手法は、目的とサンプル数で使い分けます。

手法

目的

サンプル数

取れる情報

アンケート

全体傾向把握・仮説検証

数百〜数千

定量・選択

ヒアリング

業務上の情報取得

数人〜数十人

定性中心

デプスインタビュー

インサイト・物語の理解

5〜10人

定性・深掘り

ニーズ分析では、ヒアリングとデプスインタビューの中間的なアプローチを取ることが多く、半構造化(質問項目はあるが対話で展開する)形式が中心になります。

▼下記では、営業未経験者の方でもすぐに必要な情報をヒアリングできるシートをテンプレートにしています。無料でダウンロードできますので、初回商談で必要なヒアリング・情報収集を行いたい方は、ぜひご参照ください。

ニーズ分析ヒアリングの進め方【7ステップ】

ニーズ分析ヒアリングは、設計・実施・分析の3段階で7つのステップに分解できます。

STEP1:目的とリサーチクエスチョンを定義する

最初に「このヒアリングで何を明らかにしたいのか」を1〜3個の問いに絞ります。たとえば「20代女性が美容サービスを継続利用しなくなる理由は?」のような具体的なリサーチクエスチョンに落とし込みます。

STEP2:対象者(ペルソナ)を決める

対象者の属性(年代・職業・利用経験等)を定め、3〜5名(BtoBの場合)もしくは5〜10名(BtoCの場合)から始めるのが目安です。極端な利用者(ヘビーユーザー・離反者)を含めると、インサイトが出やすくなります。

STEP3:仮説を立て、検証/反証する設計にする

「この対象者はおそらく◯◯と感じているはず」という仮説を3〜5個立てます。仮説があることで深掘りの精度が上がりますが、仮説に縛られず反証情報を取りに行く姿勢が重要です。

STEP4:ヒアリングシートを作成する

質問項目を「導入→現状→深掘り→検証→クロージング」の流れで設計します。質問は10〜15問程度の大項目に絞り、それぞれの下に深掘り質問を用意します。

STEP5:ヒアリング実施(録音・記録)

事前に同意を取り、録音・録画します。ヒアリング中は質問を消化することよりも「相手の語りを促す」ことに集中します。聞き手の発話比率は30%以下が理想です。

STEP6:発言を整理しコーディングする

文字起こしされた発言を、意味のある単位で切片化し、ラベリング(コーディング)します。手法はオープンコーディング→アクシャルコーディング→セレクティブコーディングの3段階が標準です。

STEP7:インサイトを抽出しアクションに繋げる

コーディング結果から共通項を抽出し、「○○な人は、△△だから□□したい」というインサイトステートメントの形にまとめます。最終的には、商品改善・マーケティング訴求・営業スクリプトなど、具体的な施策に翻訳します。

▼以下では、ヒアリングを効率化させるためのヒアリングシートの作り方をステップ別に解説し、具体的な「ヒアリングシート制作の基礎知識」や「営業のためのヒアリングシートに盛り込むべき6つのポイント」を記載しております。

営業活動のヒアリングの質やスピードアップを検討中の方は、是非ご参考にしてください。

ニーズ分析で使える質問例【50選】

ニーズ分析ヒアリングの質は、質問の設計で大きく決まります。フェーズ別・目的別の質問例をまとめました。

現状把握フェーズの質問例

  • 普段のお仕事(生活)の流れを教えてください
  • ◯◯(対象テーマ)に関わる業務(行動)の頻度はどれくらいですか
  • 最近1週間で、◯◯に関連して取った行動を教えてください
  • 関係する人物・チーム・サービスは何ですか
  • 現状の業務(行動)で満足している点はどこですか

課題発見フェーズの質問例

  • 現状で最も時間がかかっている工程はどこですか
  • もっとうまくできたら、と思う場面はありますか
  • 過去にうまくいかなかった経験を教えてください
  • もし制約がなければ、どう変えたいですか
  • 周囲の人も同じ困りごとを感じていますか

行動の深掘り質問例

  • 直近で◯◯(行動)した時のことを、できる範囲で詳しく教えてください
  • そのとき、何を見て決めましたか
  • 候補は他にありましたか?選ばなかった理由は?
  • どのタイミングで「これにする」と決断しましたか
  • 決断の前に相談した人はいますか

感情・価値観の深掘り質問例

  • そのとき、どんな気持ちでしたか
  • 最も嬉しかった瞬間はいつでしたか
  • 逆に、最も不満を感じた瞬間はいつでしたか
  • ◯◯(テーマ)で大切にしていることを3つ挙げてください
  • 「自分らしい」と感じる行動はどんなときですか

「なぜ?」を5回繰り返す5Whysの質問例

  • なぜそうされましたか?(1回目)
  • それはなぜ大切なのでしょう?(2回目)
  • なぜそれが自分にとって価値があるのでしょう?(3回目)
  • いつ頃からそう考えるようになりましたか?(4回目)
  • そう考えるきっかけになった出来事はありますか?(5回目)

競合・代替手段の質問例

  • 同じような目的で、他にどんな選択肢を検討しましたか
  • 過去に類似サービスを使ったことはありますか
  • そのサービスで満足だった点・不満だった点は?
  • もし今のサービスがなくなったら、何を代替に使いますか
  • 友人・同僚に勧めたい/勧めたくない理由は?

やってはいけないNG質問とその改善例

NG質問

問題点

改善例

「◯◯にお困りですよね?」

誘導質問

「◯◯に関して、どんなことを感じていますか?」

「もし◯◯があったら使いますか?」

仮定の質問は信頼性が低い

「過去に類似の選択肢があったとき、どう行動しましたか?」

「なぜ買わないんですか?」

否定的・尋問的

「購入を見送られた背景には何がありましたか?」

「他の人は◯◯と言っていますが」

同調圧力

「ご自身としてはどう感じますか?」

ニーズ分析では「意見」より「事実・行動」を聞くのが鉄則です。「もし〜だったら」という仮定の質問は、本人も予測でしか答えられないため信頼性が下がります。

ニーズ分析ヒアリングを成功させる7つのコツ

質問の中身に加えて、ヒアリング全体を成功に導くコツを7つ紹介します。

コツ1:仮説を持ちつつ「捨てる勇気」を持つ

仮説があることで深掘りができますが、仮説に縛られると反証情報を見逃します。「自分の仮説が間違っていたら、それも価値ある発見」という姿勢で臨むことが、優れたリサーチャーの条件です。

コツ2:意見ではなく「事実・行動」を聞く

「どう思いますか?」よりも「最近、どう行動しましたか?」が情報の質を上げます。意見は社会的に望ましい答えが返りやすい一方、行動には嘘がつきにくいためです。

コツ3:過去のエピソードを語ってもらう

「もし〇〇があったら使いますか?」は仮定の質問で信頼性が低いです。代わりに「過去に類似の選択肢があったときどうしましたか?」と過去エピソードを聞くと、実際の行動原理が見えてきます。

コツ4:沈黙を恐れず3秒待つ

質問のあと、相手が考え込んでも3〜5秒は待ちます。沈黙を埋めようと聞き手が話し始めると、せっかく出かかった本音が引っ込みます。沈黙は「思考の時間」と捉えましょう。

コツ5:相手の言葉を「リフレーズ」して確認する

「◯◯ということですね」と相手の言葉を返すと、本人の中で言語化が進み、より深い気付きが引き出されます。リフレーズは確認だけでなく深掘り装置でもあるのです。

コツ6:誘導質問・クローズド質問を避ける

序盤からYes/Noで答えられる質問を多用すると、対話が広がりません。最初はオープン質問で広げ、必要に応じてクローズド質問で事実を固める「拡散→収束」の流れを意識します。

コツ7:聞き手の発話比率を30%以下に抑える

ヒアリング中に聞き手が話す比率は、全体の30%以下が理想です。録音を聞き返して比率を計測する習慣をつけると、自分の癖が見え自己改善できます。

顧客インサイトを引き出すフレームワーク6選

ヒアリングを場当たり的にしないために、再現性のあるフレームワークを6種類紹介します。

SPIN(状況・問題・示唆・解決)

法人営業で広く使われるフレームです。

  • S(Situation):現状を確認する
  • P(Problem):現状の問題点を引き出す
  • I(Implication):問題を放置するリスクを示唆する
  • N(Need-payoff):解決した先のメリットを描く

ニーズ分析でも、I(示唆)とN(解決の価値)を意識して質問することで、潜在ニーズが引き出されやすくなります。

JTBD(Jobs To Be Done)

「顧客は商品を買っているのではなく、達成したいジョブのために雇用している」という発想のフレームです。

  • どんな状況で
  • 何を達成したくて
  • どんな成果を期待しているのか

の3点を中心に質問します。プロダクト企画・新規事業で特に有効で、表層ニーズの奥にある本質課題を引き出せます。

5Whys(なぜを5回繰り返す)

トヨタ生産方式で有名な「なぜ?」を5回繰り返す手法です。1段目の理由から5段目の理由まで掘ると、表層から本質的動機まで降りていけます。

共感マップ(考える・感じる・見る・聞く・言う・行動)

ユーザーが「考える/感じる/見る/聞く/言う/行動する」を整理するフレームです。インタビューの問いをこの6軸で組み立てると、ユーザー像が立体的に立ち上がります。

カスタマージャーニーマップ

認知→検討→購入→利用→継続/離反までの各フェーズで、顧客の行動・思考・感情・タッチポイントを時系列で整理する手法です。インタビュー結果を可視化する出口として最も汎用的です。

KA法(価値抽出のフレームワーク)

日本のUXリサーチャー間で広く使われる手法です。「出来事→ユーザー価値→隠れた本音」の3段階で発言を構造化し、インサイトを抽出します。「行動の事実」と「その背後の価値観」を切り分けるのに有効です。

ヒアリング結果の分析・可視化手法

ヒアリングは「実施して終わり」ではなく、分析と可視化で初めて施策に繋がります。

文字起こしとコーディング

ヒアリング録音を文字起こしし、発言を意味単位で切片化します。コーディングは次の3段階で進めます。

  1. オープンコーディング:発言にラベルを付ける
  2. アクシャルコーディング:似たラベルをカテゴリ化する
  3. セレクティブコーディング:カテゴリから上位概念(インサイト)を抽出する

KJ法でアイデアを構造化する

切片化した発言を、付箋(物理またはMiro等のデジタル)で関連性ごとに集約します。集約の中で気付いたグループ名が、しばしばインサイトのヒントになります。

SWOT分析で戦略示唆を整理する

ヒアリングで得られた情報を、自社の強み・弱み・機会・脅威に分類することで、戦略示唆まで一気に整理できます。

カスタマージャーニーマップで顧客体験を可視化する

ジャーニーマップは、ヒアリング結果を経営層や他部門に共有する際に最も伝わりやすい可視化手法です。ペインポイントとオポチュニティが一目で把握できます。

ペルソナシート・インサイトステートメントの作成

最終アウトプットは、(1) 代表的なユーザーを1ページにまとめたペルソナシート、(2) 「○○な人は、△△だから□□したい」という形のインサイトステートメント、の2つが標準です。

分析結果を提案・施策に落とし込むコツ

インサイトを発見しただけで終わらせず、「商品改善案」「マーケティング訴求案」「営業スクリプト改善案」のように、具体的なアクションプランまで落とし込むことで、リサーチの価値が組織に伝わります。

ニーズ分析ヒアリングでよくある失敗と回避策

ニーズ分析ヒアリングがうまくいかない現場には、共通する失敗パターンがあります。

失敗1:意見・建前を引き出して終わる

「使いやすいですか?」と聞いても、相手は社会的に望ましい答え(「使いやすいです」)を返しがちです。回避策は、過去の具体的な行動エピソードを引き出すことです。

失敗2:仮説に縛られ反証情報を見逃す

「この仮説を確認しよう」という意識が強すぎると、反証となる発言を無意識にスルーします。回避策は、ヒアリング後に「仮説が外れた発言」を意識的にリストアップすることです。

失敗3:聞き手が話しすぎてしまう

つい説明や同意の言葉を入れたくなりますが、それが本音を引っ込めさせる原因です。回避策は、録音を聞き返して発話比率を計測することです。

失敗4:質問項目を消化することが目的化する

ヒアリングシートに沿って機械的に進めてしまうと、相手の興味深い発言を深掘りできません。回避策は、シートを「ガイド」と位置付け、対話の流れを優先することです。

失敗5:分析・インサイト抽出に時間をかけない

ヒアリング実施で疲れ切ってしまい、分析を簡略化してしまうケースです。回避策は、ヒアリング実施工数の1.5〜2倍を分析に確保することです。

失敗を防ぐ12項目チェックリスト

ニーズ分析を実施する前後に、次の12項目をチェックしましょう。

  1. リサーチクエスチョンが1〜3個に絞れているか
  2. 仮説を3〜5個立てているか
  3. 対象者(ペルソナ)が明確か
  4. ヒアリングシートは半構造化になっているか
  5. 録音・録画の同意を取得しているか
  6. オープン質問とクローズド質問を意図的に使い分けているか
  7. 「もし〜」の仮定質問を避けているか
  8. 過去エピソードを引き出す質問を入れているか
  9. 沈黙を3秒以上待てているか
  10. 自分の発話比率は30%以下か
  11. コーディングを3段階で実施しているか
  12. インサイトをステートメント化して具体施策に翻訳しているか

ニーズ分析ヒアリングに関するよくある質問(FAQ)

最後に、現場でよく寄せられる質問にQ&A形式でお答えします。

ヒアリング対象者の人数は何人が適切?

  1. BtoCのプロダクト改善なら5〜10人、BtoBの新規事業仮説検証なら3〜5人から始めるのが目安です。「新しい発見が出なくなる(理論的飽和)」まで実施するのが理想ですが、実務的には10人前後で重要なインサイトの大半は引き出せます。

1人あたりの所要時間は?

  1. 半構造化インタビューで60〜90分が標準です。30分では深掘り不足、120分以上だと相手の集中力が落ちます。事前回答型の補助ヒアリングを組み合わせると、対面時間を有効活用できます。

オンライン・対面でどちらが望ましい?

  1. 仮説検証中心のニーズ分析ならオンラインで十分機能します。表情・空気感・周辺環境まで観察したい(エスノグラフィ寄りの)場面は対面が適しています。リクルートのハードルが下がる点でオンラインを活用する企業が増えています。

BtoBとBtoCでアプローチは変える?

  1. BtoBは「組織のジョブ」と「個人のジョブ」を切り分ける視点が重要です。「会社として何を達成したいか」「担当者個人として何を成し遂げたいか」をそれぞれ聞き出します。BtoCは「個人の生活・価値観・感情」に深く入る設計が中心になります。

ニーズ分析の結果はどう経営に活かす?

  1. (1) 商品開発・改善のロードマップ、(2) マーケティング訴求軸の決定、(3) 営業トークスクリプトの更新、(4) 既存顧客のリテンション施策、(5) 新規事業の方向性決定、の5つに直接活用できます。経営層への報告には、ペルソナシート・ジャーニーマップ・インサイトステートメントの3点セットが効果的です。

ニーズ分析・インサイト抽出を効率化するなら「インタビューズ」

ニーズ分析ヒアリングは、設計・実施・分析・組織展開という複数工程の積み重ねです。「Excel運用に限界を感じる」「事前ヒアリングの回収率が低い」「過去のインタビューデータが活用できていない」――そんなマーケティング・新規事業・営業の組織におすすめなのが、対話型ヒアリングツール「インタビューズ」です。

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  • 柔軟な分岐ロジック:回答内容に応じて次の質問を出し分け、半構造化インタビューに対応
  • 集計・分析機能:結果の自動集計と、過去ヒアリング履歴の横断検索

マーケティング・新規事業・営業での活用事例

導入企業からは「既存顧客への定期的なインサイトインタビューが運用に乗った」「新規事業の仮説検証スピードが2倍に」「営業部門で顧客の本音を組織横断で蓄積できるようになった」といった声をいただいています。

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インタビューズでは、ニーズ分析・顧客インタビュー・UXリサーチ・退職者インタビューなど、シーン別の無料テンプレートを公開中です。実際の操作感を試したい方には、無料トライアル・無料デモもご用意しています。

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上記のように、「インタビューズ」は顧客ニーズを正確に把握し、効果的なマーケティング戦略を実現するために欠かせないツールです。より詳しい情報や導入事例について知りたい場合は、ぜひ下記のサービス概要をご参照ください。

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まとめ

ニーズ分析ヒアリングは、顕在ニーズの先にある潜在ニーズ・インサイトまで降りることで初めて成果につながります。本記事で紹介したニーズの3階層・進め方7ステップ・質問例50選・コツ7つ・フレームワーク6種・分析手法・失敗パターン対策を起点に、自社のリサーチプロセスを再設計してみてください。

ニーズ分析の本質は「相手の建前ではなく行動原理を引き出す」ことです。意見ではなく事実、仮定ではなく過去エピソード、抽象表現ではなく具体的な瞬間を聞き出すスタンスが、表層的な顧客理解から本質的なインサイトへと到達する鍵になります。

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