複数回答アンケートの集計ツール8選|選び方と正しい集計方法を徹底解説
- 2023/03/15
- 2026/07/17
「複数回答(MA)形式のアンケートを実施したものの、集計でつまずいてしまう」——BtoB企業のマーケティング・営業・人事の現場では、こうした悩みが後を絶ちません。
複数回答アンケートは顧客の本音を多面的に引き出せる強力な手法ですが、集計ロジックが単一回答(SA)とは根本的に異なるため、正しい方法を知らないと分析結果を読み違えてしまう危険があります。
本記事では、複数回答アンケートの正確な集計方法から、失敗しないツールの選び方、目的別おすすめツール8選までを法人担当者の実務目線で網羅的に解説します。読み終える頃には、自社に最適な集計環境を自信を持って選べるようになっているはずです。
監修・運営:ヒアリングDXブログ編集部(Interviewz運営)
Interviewz(インタビューズ)は、ヒアリング・アンケート・診断コンテンツをノーコードで作成できるBtoB向けヒアリングDXツールです。マーケティング・営業・人事支援で培った知見をもとに、アンケート設計から集計・分析・活用までの実務ノウハウを発信しています。本記事は複数回答アンケート集計の実際の相談事例と、各ツールの公開情報(料金・機能は記事執筆時点)をもとに編集部が作成しました。
複数回答(MA)アンケートとは?単一回答(SA)との違い

複数回答アンケートとは、1つの設問に対して回答者が複数の選択肢を選べる形式のことを指します。マーケティングリサーチの世界ではMA(Multiple Answer)と呼ばれ、1つだけを選ぶSA(Single Answer/単一回答)と対比して語られます。
両者は見た目こそ似ていますが、集計のロジックがまったく異なるため、混同すると分析結果を大きく読み違えてしまいます。まずはこの違いを正しく押さえておきましょう。
単一回答(SA)と複数回答(MA)の決定的な違い
単一回答(SA)は「最も当てはまるものを1つ選ぶ」形式で、全選択肢の回答数(+無回答)を足し上げると必ず全回答者数と一致し、構成比の合計は100%になります。
一方の複数回答(MA)は「当てはまるものをすべて選ぶ」形式のため、1人が複数の選択肢を選べる分、選択肢ごとの回答数を合計しても全回答者数とは一致せず、割合の合計は100%を超えます。
この「合計が100%を超えるのは正常」という点こそ、複数回答集計で最初に理解すべき最重要ポイントです。合計が100%を超えても集計ミスではありません。
複数回答(MA)にはさらに種類がある
ひとくちに複数回答といっても、実務では複数のパターンが存在します。設問の目的に応じてどの形式を採用するかを事前に決めておくと、後の集計・分析がスムーズになります。代表的な3つを見てみましょう。
無制限MA(いくつでも選択可)
選べる数に上限を設けない形式です。実態を漏れなく把握できる一方、選択肢が多いと回答負担が増え、あまり重要でない項目まで選ばれやすくなる点に注意が必要です。実態の全体像を広く捉えたい調査に向いています。
制限付きMA(最大◯つまで)
「あてはまるものを最大3つまで」のように上限を設ける形式です。回答者の負担を抑えつつ、優先度の高い選択肢を浮かび上がらせやすいのが利点で、決め手や重視点を絞り込みたい設問に適しています。
順位法(選択+優先順位)
選んだうえで重要度の順位まで付けてもらう形式です。選択と優先順位を同時に把握できるため、価値観の強弱まで踏み込んで分析したい場合に有効です。集計はやや複雑になるため、順位対応のツール利用が望まれます。
複数回答アンケートが向いているケース
複数回答は「利用しているツールをすべて選んでください」「購入の決め手になった要素を教えてください」のように、実態が複数併存するテーマに適しています。
BtoBの現場では、導入検討時の比較対象、情報収集チャネル、業務課題など、1つに絞れない実態を可視化したい場面が多く、SAよりもMAのほうが顧客の本音を立体的に捉えられます。逆に「最も満足度が高いのは?」のように優先順位を1つに絞りたい場合はSAが適しており、目的に応じた使い分けが重要です。
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複数回答アンケートの質問項目・設問例一覧
複数回答は、テーマ次第で幅広く活用できます。ここではBtoBでよく使われる複数回答設問の具体例を、用途別に一覧で示します。自社の調査設計のたたき台としてご活用ください。
| 用途・目的 | 設問例(複数回答) | 選択肢の例 |
|---|---|---|
| 認知・情報収集 | 当サービスを知ったきっかけをすべてお選びください | 検索/広告/SNS/紹介/展示会/メルマガ |
| 比較検討 | 導入検討時に比較したツールをお選びください | A社/B社/C社/自社開発/未検討 |
| 導入の決め手 | 導入の決め手になった要素をお選びください | 価格/機能/サポート/実績/操作性 |
| 課題把握 | 現在感じている業務課題をお選びください | 工数/属人化/コスト/連携/分析力 |
| 従業員サーベイ | 利用したい制度をお選びください | リモート/時短/研修/副業/評価制度 |
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複数回答アンケートの集計方法4種類
複数回答アンケートの集計方法は、大きく分けて4つあります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、回答数の規模やチームのリテラシー、分析の深さに応じて選びましょう。
1. Excel・スプレッドシートで集計する方法
最も手軽なのが、ExcelやGoogleスプレッドシートを使った集計です。選択肢ごとに列を分け、選んだら「1」を入力する形式(0/1のダミー変数化)に整形するのが基本です。
各選択肢の合計は =COUNTIF(B2:B100,1) や =SUM(B2:B100) で求められ、「価格」と「デザイン」を両方選んだ人数のようなAND条件は =SUMPRODUCT((B2:B100=1)*(C2:C100=1)) で算出できます。
無料で始められる反面、回答数が数百件を超えると手作業の整形やミスのリスクが増え、リアルタイム性にも欠ける点がデメリットです。
2. アンケートツールの自動集計機能を使う方法
Interviewzをはじめとするアンケートツールには、回答が集まると同時に自動で集計・グラフ化する機能が備わっています。
複数回答形式にネイティブ対応しているツールなら、回答者ベース・回答数ベースの割合を自動で切り替えて表示でき、円グラフを誤用するといった初歩的なミスも防げます。集計作業をほぼゼロにできるため、回答数が多いBtoBの本格調査や、繰り返し実施する定点調査に最も適した方法です。
3. クロス集計で深掘りする方法
単純集計(GT集計)で全体像を把握したうえで、「業種別」「役職別」「従業員規模別」などの属性軸と掛け合わせて分析するのがクロス集計です。
たとえば「導入の決め手」を役職別に見ると、経営層は『コスト』、現場は『操作性』を重視するといった、全体平均では見えない傾向が浮かび上がります。BtoBのペルソナ設計やターゲティングに直結する重要な手法で、Excelのピボットテーブルや専用ツールの分析機能で実行できます。
4. テキストマイニングで自由記述を集計する方法
「その他(具体的に)」の自由記述や、複数回答と組み合わせた記述式回答は、テキストマイニングで頻出ワードや共起関係を可視化すると定量データを補完できます。
選択肢では拾いきれなかった顧客の生の声を構造化でき、複数回答の数値の背後にある「なぜ」を理解する手がかりになります。近年はAIによる自動要約・分類機能を備えたツールも増えています。
【比較表】複数回答アンケートの集計ツールおすすめ8選

まずは全体像を把握できるよう、代表的なツール8選を一覧で比較します。料金・機能は記事執筆時点で各社が公開している情報をもとにしており、最新のプランは必ず公式サイトでご確認ください。
| ツール名 | 料金(目安) | 複数回答対応 | 自動集計・グラフ化 | クロス集計 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Interviewz | 30,000円/月〜 | ◎ | ◎ | ◎ | ノーコードで分岐・診断も作成。BtoBのヒアリング〜CV獲得まで一気通貫 |
| Googleフォーム | 無料 | ○ | ○ | △ | 無料で試したい・小規模調査。スプレッドシート自動連携 |
| Microsoft Forms | 無料〜 | ○ | ○ | △ | Microsoft 365環境の社内アンケート。Excel出力が容易 |
| Questant(マクロミル) | 50,000円/年〜 | ◎ | ◎ | ○ | 70種以上のテンプレート。QuickCross連携で本格分析 |
| SurveyMonkey | 月額2,007円〜 | ◎ | ◎ | ◎ | グローバル標準。100種以上のアプリ連携と豊富な設問型 |
| formrun | 月額3,880円〜 | ○ | ○ | △ | フォーム作成と顧客管理を両立。多言語・共同編集対応 |
| kintone | 1,500円/月〜(1ユーザー) | ○ | ○ | ○ | 業務アプリ基盤上でアンケートと集計を統合管理 |
| WEBCAS formulator | 月額30,000円〜 | ◎ | ◎ | ○ | 高度な条件分岐と大量配信に強い法人向けフォーム |
※◎=ネイティブ対応で高機能/○=標準対応/△=限定的・外部連携が必要
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おすすめ集計ツール8選を個別に徹底解説
ここからは、比較表で取り上げた8つのツールを1つずつ掘り下げます。それぞれの強みと想定用途を押さえ、自社の条件に照らして候補を絞り込んでいきましょう。
1. Interviewz(インタビューズ)
Interviewzは、アンケート・ヒアリング・診断コンテンツをノーコードで作成できるBtoB特化型のヒアリングDXツールです。
複数回答や条件分岐にネイティブ対応し、回答はリアルタイムで自動集計・グラフ化されます。取得したデータをそのままリード獲得・ナーチャリングにつなげられるため、アンケートを「顧客理解とCV獲得の起点」に変えたいBtoB企業に最適です。
2. Googleフォーム
Googleフォームは、Googleアカウントさえあれば完全無料で使えるアンケートツールです。
複数回答(チェックボックス形式)に標準対応し、回答は自動でGoogleスプレッドシートに反映されます。コストをかけず小〜中規模の調査を始めたい場合の第一候補ですが、クロス集計や高度な分析は外部連携やスプレッドシート側での加工が前提になります。
3. Microsoft Forms
Microsoft Formsは、Microsoft 365ユーザーが追加費用なしで利用できるフォーム作成ツールです。
複数回答に対応し、回答結果をワンクリックでExcelに出力できるため、Excel集計を前提とする社内アンケートや従業員サーベイと相性が良いのが強みです。既に365を全社導入している企業なら、新たな契約なしで運用を始められます。
4. Questant(クエスタント/マクロミル)
Questantは、ネットリサーチ大手マクロミルが提供するセルフ型アンケートツールです。
70種類以上のテンプレートを備え、複数回答をはじめ多様な設問形式に対応。上位プランやQuickCrossとの連携でクロス集計を含む本格的な統計分析が行えます。調査設計にこだわりたい担当者に向いています。
5. SurveyMonkey(サーベイモンキー)
SurveyMonkeyは、世界的に導入されているアンケートプラットフォームです。
複数回答を含む豊富な設問タイプと、100種類以上の外部アプリ連携が魅力で、集計・クロス集計・フィルタリングなどの分析機能も充実しています。プランによって使える機能が段階的に変わるため、必要な分析機能が含まれるプランかを事前に確認しましょう。
6. formrun(フォームラン)
formrunは、フォーム作成と問い合わせ・顧客管理(カンバン方式)を両立できるツールです。
複数回答フォームを手軽に作成でき、多言語対応やチームでの共同編集にも対応。集計だけでなく回答者への対応管理まで一気通貫で行いたいマーケ・カスタマーサポート部門に向いています。
7. kintone(キントーン)
kintoneは、サイボウズが提供する業務アプリ構築プラットフォームです。
ドラッグ&ドロップでアンケートアプリを作成し、集めた回答をそのまま業務データとして蓄積・集計・グラフ化できます。1ユーザー月額1,500円〜と比較的低コストで、アンケート結果を他の業務プロセスと統合したい企業に適しています。
8. WEBCAS formulator
WEBCAS formulatorは、高度な条件分岐と大量配信に強い法人向けWebフォーム作成システムです。
複数回答や複雑な設問ロジックに対応し、セキュリティ要件の高い大規模アンケートにも耐えられる設計が特徴です。厳格な運用体制を求めるエンタープライズ調査に向いています。
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複数回答アンケートのツールを選ぶ5つのポイント
ツールは多機能であればよいわけではありません。自社の目的・体制に合っているかが成否を分けます。ここでは失敗しないための5つの判断基準を解説します。
1. 複数回答(MA)と条件分岐に正しく対応しているか
大前提として、複数回答形式にネイティブ対応しているかを確認しましょう。ツールによっては複数回答の設定が煩雑だったり、割合の計算が回答数ベースに固定されていたりします。
さらに「特定の選択肢を選んだ人にだけ追加質問を出す」といった条件分岐に対応していれば、回答者の負担を減らしながら深いデータを取得できます。BtoBの複雑な調査ほど、この2点は必須要件です。
2. 集計・グラフ化が自動で、見やすいか
複数回答の集計は、回答者ベースと回答数ベースで意味が変わるため、両者を自動で正しく切り替えて表示できるツールが理想です。
集計結果がリアルタイムでグラフ化され、複数回答では円グラフを避けて棒グラフで表示するなど、正しい可視化を自動で行ってくれるツールを選べば、解釈ミスを構造的に防げます。エクスポート形式(CSV・Excel)の柔軟性もあわせて確認しましょう。
3. クロス集計・分析機能が充実しているか
単純集計だけでなく、属性軸とのクロス集計まで自社内で完結できるかは、分析の深さを大きく左右します。
役職別・業種別・企業規模別といったBtoBならではの切り口で掘り下げられるツールなら、施策に直結するインサイトを得やすくなります。高度な分析が必要なら、分析ツール連携や外部BIツールへの出力可否も判断材料になります。
4. 専門知識がなくても直感的に操作できるか
アンケートの作成・集計を担う担当者は、必ずしもリサーチの専門家ではありません。ドラッグ&ドロップやテンプレートで直感的に設問を組めるか、集計結果を専門知識なしで読めるかは、運用が定着するかどうかを決めます。
無料トライアルやデモで、実際の操作感を事前に確かめておくことを強くおすすめします。
5. 料金体系とセキュリティが自社に合っているか
料金は「月額/年額」「ユーザー数課金/回答数課金」など体系がツールごとに異なります。想定する回答規模・利用人数で総額を試算し、費用対効果を見極めましょう。
BtoBでは顧客情報を扱う以上、SSL通信やアクセス権限管理、データ保管体制などのセキュリティ要件を満たしているかの確認も欠かせません。
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複数回答アンケートを正しく集計する手順とコツ
ツールを使う場合でもExcelで手集計する場合でも、正しい手順を知っておくと結果の精度が大きく変わります。ここでは実務で押さえるべき集計手順を解説します。
STEP1:データを0/1形式に整形する
複数回答を集計する第一歩は、1つのセルに「価格,デザイン,サポート」のように複数の回答を詰め込んだ状態を避け、選択肢ごとに列を分けて「選んだら1・選ばなければ0」の形式に整形することです。
1セル内に複数回答が残っている場合は、Excelの「区切り位置」機能で分割します。この整形を丁寧に行うかどうかが、その後の集計精度を決定づけます。
STEP2:回答者ベースか回答数ベースかを決める
複数回答の割合は、母数の取り方で2通りに分かれます。「全回答者のうち何%がその選択肢を選んだか」を見る回答者ベース(母数=回答者数)と、「全回答のうち各項目が占める割合」を見る回答数ベース(母数=総回答数)です。
一般に伝えたいのは前者であることが多く、どちらを採用するかを先に決めておかないと、同じデータから「まったく異なる結果」が導かれてしまいます。
STEP3:関数で集計し、正しいグラフで可視化する
Excelなら各選択肢の合計を COUNTIF や SUM で求め、母数で割って割合を算出します。
可視化では、割合の合計が100%を超える複数回答データに円グラフや帯グラフは使わないのが鉄則です。各選択肢を横並びで比較できる棒グラフ(横棒・縦棒)を用い、多い順に並べ替えて傾向を正確に伝えましょう。
集計でよくある失敗と対策
代表的な失敗が「回答数と回答者数の混同」です。100人が平均2つ選べば回答数は200件になり、母数を取り違えると割合が半分になってしまいます。
ほかにも、「はい/YES/1」といった入力表記のゆらぎ、選択肢の重複や漏れ、円グラフの誤用が典型的なミスです。集計前のデータクレンジング(表記統一・重複除去)と、母数定義のチーム共有で、これらは未然に防げます。
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複数回答データの分析・活用方法
集計はゴールではなく、施策につなげるためのスタート地点です。複数回答データを深く読み解くための4つの視点を紹介します。
クロス集計で属性ごとの傾向を掘り下げる
単純集計で全体像をつかんだら、属性軸とのクロス集計で「誰が何を選んでいるか」を明らかにします。役職・業種・従業員規模・検討フェーズなどの軸が有効で、全体平均では埋もれるセグメント別ニーズを可視化できます。得た知見はターゲティングやメッセージの出し分けに直接活用できます。
ランキング化で優先順位を明確にする
複数回答は各選択肢の選択率を高い順に並べ替えるだけで、顧客が重視している要素の優先順位が一目で分かります。上位項目は訴求ポイントや改善の優先課題として、下位項目は見直し候補として意思決定の根拠に使えます。
自由記述と組み合わせて「なぜ」を捉える
選択肢による定量データと、「その他」や自由記述の定性データを掛け合わせると、「なぜその選択肢を選んだのか」という理由まで踏み込めます。数値の背景にある動機を理解することで、表面的な集計では見えない改善のヒントが得られます。
経時比較で変化を追う
同じ複数回答アンケートを定期的に実施し、選択率の推移を追うことで、市場やニーズの変化を定量的に把握できます。施策前後の数値変化を比較すれば、打ち手の効果検証にもつながります。定点観測は自動集計ツールを使うと運用負荷を大きく下げられます。
複数回答アンケートの活用シーン・実践事例

複数回答アンケートは、BtoBのさまざまな業務で活躍します。ここでは代表的な活用シーンを部門別に紹介します。
マーケティング:情報収集チャネルと比較検討状況の把握
「サービスを知ったきっかけ(複数回答)」「比較検討した他社ツール(複数回答)」を尋ねることで、有効なチャネルや競合の顔ぶれを一度に把握できます。広告・コンテンツ投資の配分や競合対策の根拠として活用でき、リード獲得の効率化に直結します。
営業:導入の決め手とネックの可視化
商談前後のヒアリングで「導入の決め手」「懸念点」を複数回答で取得すれば、受注につながる訴求と失注要因の両方が見えてきます。ヒアリングシートやアンケートを標準化しておくと、属人化を防ぎつつ組織的にナレッジを蓄積できます。
人事:従業員サーベイと課題抽出
エンゲージメント調査では「感じている課題(複数回答)」「利用したい制度(複数回答)」などを把握することで、施策の優先順位づけに役立ちます。属性別クロス集計と組み合わせれば、部署・世代ごとの傾向まで踏み込めます。
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複数回答アンケートの集計ならInterviewzがおすすめ

ここまで集計方法と各ツールを見てきましたが、「作成から集計・分析、その先のCV獲得まで一気通貫で行いたい」BtoB企業には、Interviewz(インタビューズ)が有力な選択肢になります。
なぜInterviewzが複数回答アンケートの集計に向いているのか、理由を4つに分けて解説します。
Interviewzが複数回答集計に向いている理由
理由1:複数回答・条件分岐をノーコードで作成できる
複数回答や「特定の選択肢を選んだ人だけに追加質問」といった条件分岐を、専門知識なしでドラッグ操作だけで設定できます。BtoBの複雑な設問設計もノーコードで完結します。
理由2:リアルタイムで自動集計・グラフ化される
回答が集まると同時に自動で集計・可視化され、集計作業の工数がほぼゼロになります。複数回答特有の割合計算やグラフ選択のミスも構造的に防げます。
理由3:チャット・ステップ形式で高い回答率を維持できる
チャット形式やステップ形式のインターフェースで回答者の離脱を抑えられるため、選択肢が多くなりがちな複数回答でも高い回答率を保ちやすいのが特徴です。
理由4:取得データをCV・ナーチャリングに直結できる
集めたデータをリード情報として蓄積し、そのままナーチャリングや商談化につなげられます。アンケートを「集計して終わり」ではなく「顧客理解と売上創出の起点」に変えられます。
集計工数を削減しつつ複数回答データを施策に直結させたい方は、まずは無料デモや資料で使用感を確かめてみてください。
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よくある質問(FAQ)

Q1. 複数回答アンケートの割合の合計が100%を超えるのはなぜですか?
A.複数回答(MA)では1人が複数の選択肢を選べるため、選択肢ごとの回答数を合計すると回答者数を上回り、割合の合計は100%を超えます。これは集計ミスではなく正常な状態です。「全回答者のうち何%が選んだか」を表す回答者ベースで割合を出すのが基本です。
Q2. 複数回答の集計に円グラフを使ってはいけないのですか?
A.はい、原則として避けるべきです。円グラフや帯グラフは「合計100%」を前提とした表現のため、合計が100%を超える複数回答データには適しません。各選択肢を横並びで比較できる棒グラフを使い、選択率の高い順に並べ替えると正確に伝わります。
Q3. 無料ツールと有料ツールはどう使い分ければよいですか?
A.小規模・単発の調査で集計をスプレッドシートで加工できるなら、GoogleフォームやMicrosoft Formsなどの無料ツールで十分です。一方、回答数が多い・クロス集計を自動化したい・複雑な分岐が必要・セキュリティ要件が厳しいBtoB本格運用では、有料ツールのほうが総合的に有利です。
Q4. ExcelでもMA(複数回答)は集計できますか?
A.できます。選択肢ごとに列を分けて0/1形式に整形し、COUNTIF や SUM で各選択肢を集計、母数で割って割合を出すのが基本です。AND条件は SUMPRODUCT が便利です。ただし回答数が増えると負担が大きくなるため、規模が大きい場合は自動集計ツールの利用を検討しましょう。
Q5. 複数回答とクロス集計は組み合わせられますか?
A.組み合わせられます。複数回答の選択率を役職別・業種別などの属性軸とクロス集計することで、「誰がどの選択肢を重視しているか」を明らかにできます。Excelのピボットテーブルや、クロス集計機能を備えたアンケートツールで実行可能です。
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まとめ
複数回答(MA)アンケートは、顧客の本音を多面的に引き出せる強力な手法ですが、単一回答(SA)とは集計ロジックが根本的に異なります。まずは以下の3点を押さえるだけで、集計の精度は大きく向上します。
- 割合の合計が100%を超えるのは正常(集計ミスではない)
- 母数は「回答者ベース」か「回答数ベース」かを先に決める
- 可視化は円グラフではなく棒グラフを使う
そのうえで、回答数が多い・クロス集計まで自動化したい・複雑な分岐が必要といったBtoBの本格運用では、複数回答にネイティブ対応した集計ツールの導入が工数と精度の両面で有効です。本記事の比較表と選び方の5つのポイントを参考に、自社の目的・体制に合ったツールを選定してください。
複数回答アンケートを「集計して終わり」ではなく、顧客理解とCV獲得の起点にしたい方は、作成から集計・分析・ナーチャリングまで一気通貫で行えるInterviewzをぜひご検討ください。
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Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。
• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
• ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
• 既存顧客のお問い合わせのセルフ解決(サポートコストの削減)
• サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
• 既存顧客、従業員のエンゲージメント向上
• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積
▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法
• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール
Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅
Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。










