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360度評価ツールおすすめ10選|機能・料金・選び方を徹底比較

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目次

人事評価を見直したいものの、何から始めればよいか分からず迷っている方も多いのではないでしょうか。

上司一人だけの評価では公平性に欠ける、集計に時間がかかる、ツール選びが難しくて進まない、そうした悩みは360度評価ツールの導入で和らげられます。とはいえ製品数は多く、機能や料金の違いも見えにくいものです。

そこで今回は、360度評価に役立つおすすめツール10選を、機能や料金や選び方まで徹底的に比較しますので、ぜひ参考にしてください。

【執筆者:インタビューズ編集部 組織・人事ソリューション担当】

人事評価制度の設計支援や、アンケート・サーベイの運用に携わってきたメンバーで構成される編集チームです。これまで中小企業から大手企業まで、360度評価をはじめとする多面的なフィードバック施策の導入や運用を数多く支援してきました。本記事では、現場で得てきた知見をもとに、専門用語をできるだけ平易な言葉に言い換えながら、初めて360度評価ツールを検討する担当者にも分かりやすい情報をお届けします。

360度評価とは|仕組みと注目される背景をわかりやすく解説

360度評価という言葉は耳にしていても、通常の人事評価と何が違うのかを言葉にするのは意外と難しいものです。まずは基本的な仕組みと、近年になって導入が広がっている理由を整理しました。土台を押さえておくと、後半のツール選びや運用設計がぐっと進めやすくなります。

360度評価とは何かをわかりやすく解説

「360度評価とは結局どのような評価なのか、はっきりとはイメージできない」と感じている方は少なくありません。360度評価とは、上司だけでなく同僚や部下、他部署の関係者など、対象者と日頃関わる複数の立場の人が一人の従業員を多角的に評価する手法のことです。「多面評価」や「360度フィードバック」と呼ばれることもあり、自分自身を見つめ直す自己評価も含まれます。

例えば、ある営業担当者を上司に加えて同じチームの先輩や後輩、連携する他部署の担当者が評価するようなイメージです。もともとはアメリカで能力開発の手法として生まれた経緯があるため、まずは「処遇を決める評価」よりも「成長のための気づきを得る仕組み」と捉えると、目的を見失わずに導入を進めやすくなります。

通常の人事評価との違い

「すでに人事評価を実施しているのに、わざわざ360度評価を加える意味はあるのか」と疑問に思う方もいるはずです。従来の人事評価は直属の上司が部下を評価する一方向の仕組みである一方、360度評価は複数の立場から多方向に評価が集まる点が大きく異なります。

一方向の評価では、上司との相性によって評価が偏るバイアス(バイアスとは、評価者の主観によって生じる偏りのことです)が入りやすいという課題がありました。例えば、プレイヤーとしては優秀でも後輩への接し方に課題がある社員の場合、上司からの評価だけでは見えにくい一面が、同僚や部下からの評価で浮かび上がります。

既存の評価制度を置き換えるのではなく、補完する位置づけで取り入れると、現場の混乱を避けながら効果を引き出せます。

360度評価が注目される背景

なぜ近年これほど360度評価の導入が増えているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。背景には、働き方そのものの変化があります。主な理由として、次の3点が挙げられます。

  • リモートワークが広がり、上司が部下の働きぶりを直接見えにくくなりました。
  • 年功序列からフラットで成果を重視する組織へと移り、多面的な評価が求められるようになりました。
  • 評価への納得感を高め、人材の定着につなげたいと考える企業が増えました。

例えば、在宅勤務が中心のチームでは、上司一人の視点だけで一日の働きぶりを把握するのは難しくなります。こうした環境では、複数のメンバーの視点を取り入れる360度評価が力を発揮します。自社がどの課題に当てはまるかを最初に確認しておくと、導入目的がぶれにくくなります。

360度評価で評価される主な項目

いざ360度評価を始めようとすると、「何を評価すればよいのか」で手が止まりがちです。評価項目には、数値で測りにくい行動や姿勢を扱う定性評価(定性評価とは、数値化が難しい性質を言葉で評価することです)が多く含まれます。代表的な評価項目を整理しました。

評価項目の具体例リスト

  • 業務遂行能力:担当業務を計画的に進められているか
  • コミュニケーション力:周囲と円滑に意思疎通できているか
  • リーダーシップ:方針を示しメンバーを導けているか
  • 協調性:立場の異なる相手とも協力して動けているか
  • 行動規範の実践:自社の理念に沿った行動ができているか

例えばリーダーシップを測る場合は、「リーダーシップがあるか」と漠然と尋ねるのではなく、「目標とする方向性を具体的に説明しているか」のように、行動が思い浮かぶ表現にすると回答しやすくなります。評価項目は自社の目的に合わせて選び、迷ったら育成につながる行動を中心に設計するのがおすすめです。

360度評価を導入するメリットと注意したいデメリット

360度評価には人材育成を後押しする大きな魅力がある一方で、運用の負担や評価の偏りといった落とし穴もあります。良い面と注意点の両方を知っておくと、導入後のギャップを防げます。あらかじめ対策まで押さえておきましょう。

360度評価のメリット

360度評価を取り入れると、具体的にどのような良いことがあるのか、導入前に知っておきたいところです。最大の利点は、複数の視点が入ることで評価の客観性と納得感が高まる点にあります。主なメリットを整理しました。

  • 複数人の評価により、評価の公平さと納得感が高まります。
  • 自己評価と他者評価のギャップに気づき、自発的な改善行動につながります。
  • 評価者として参加することで、組織への帰属意識が育まれます。
  • フィードバックや1on1(1on1とは、上司と部下が一対一で行う定期的な面談のことです)を通じて社内の対話が増えます。

例えば、自分では順調だと思っていた仕事ぶりに対して周囲から改善の声が届けば、本人が前向きに行動を変えるきっかけになります。メリットを最大化するには、評価して終わりにせず、結果を本人の成長支援につなげる姿勢が大切です。

360度評価のデメリット

良い面が多い一方で、「うまく運用できるか不安だ」と感じる方もいるでしょう。代表的なデメリットは、運用の手間が増えることと、評価の質にばらつきが出ることです。

  • 一人を複数人で評価するため、設問の配布や集計の工数が増えます。
  • 評価に慣れていない社員が、主観や感情で評価してしまう恐れがあります。
  • 上司が部下からの評価を気にして、必要な指導を控えてしまう場合があります。

例えば、人間関係を気づかうあまり全員に甘い評価をつけてしまうと、本来得たい気づきが得られません。デメリットは事前の準備でかなり抑えられるため、リスクを把握したうえで対策を講じておきましょう。

デメリットを乗り越える方法

「手間や偏りが心配で、なかなか踏み出せない」という担当者に向けて、現実的な対策を整理しました。基本となるのは、目的の共有・評価者への支援・ツールの活用の3つです。例えば導入前に説明会を開いて目的を伝えるだけでも、形だけの評価や馴れ合いを防ぎやすくなります。集計や匿名管理の負担は、360度評価ツールを使うことで大きく軽減できます。次のチェックリストを使って、開始前の準備状況を確認しておきましょう。

失敗を防ぐ事前準備チェックリスト

□ 導入の目的を全社に説明し、理解を得られているか

□ 評価者向けに、評価の付け方の研修や案内を用意しているか

□ 匿名性を担保する仕組みを決めているか

□ 評価項目は10分程度で回答できる分量に収まっているか

□ 集計とフィードバックの流れを事前に決めているか

360度評価ツールの種類と失敗しない選び方

360度評価ツールと一口に言っても、得意分野や料金体系はさまざまです。タイプの違いを理解したうえで、自社に合う選定基準を持つことが、導入の成否を分けます。選び方の軸を整理しておきましょう。

360度評価ツールの3つのタイプ

数あるツールの中からどれを選べばよいか、最初は見分けがつきにくいものです。360度評価ツールは、大きく3つのタイプに分けると整理しやすくなります。

特化型

360度評価の実施に絞ったツールで、コストを抑えやすく操作もシンプルです。

人事評価一体型

目標管理など他の評価制度とまとめて運用できるツールです。

タレントマネジメント型

タレントマネジメント(タレントマネジメントとは、社員のスキルや経歴などの情報を一元管理し、育成や配置に活かす考え方のことです)を軸に、人材データと統合して分析できるツールです。

例えば、まず360度評価だけを小さく始めたい場合は特化型が向いています。自社が評価運用のどこに課題を抱えているかを起点に、タイプを選ぶのがおすすめです。

ツールを選ぶときの比較ポイント

タイプを絞り込んだ後は、「結局どこを見比べればよいのか」で迷いがちです。導入後の後悔を避けるために、次のポイントを確認しておきましょう。

  • 匿名性:率直な回答を集めるため、匿名で回答できるかを確認します。
  • 外部連携:すでに使っている人事システムと連携できるかを確かめます。
  • 設問のカスタマイズ:役職ごとに設問を出し分けられるかを見ます。
  • スマホ対応:外出が多い社員でも回答しやすいかを確認します。
  • サポート体制:初めての導入を支援してもらえるかを確かめます。

例えば、部下から上司への評価を集めたい場合は、匿名性の高さが特に重要になります。自社にとって譲れない条件を2〜3個に絞っておくと、比較がぶれずに進みます。

360度評価ツールの料金相場の目安

気になる費用について、「だいたいいくらかかるのか」を先に知っておきたいところです。360度評価ツールの料金は、月額の固定制と、実施した人数に応じて支払う従量制(従量制とは、利用した分だけ料金が発生する仕組みのことです)に大きく分かれます。一般的な相場は、初期費用が100,000円から600,000円程度、実施料金が5,000円から220,000円程度とされています。例えば、年に1回だけ実施する企業であれば、実施するときだけ料金が発生するタイプのほうが費用を抑えやすくなります。多機能なツールほど要問い合わせとなる場合が多いため、無料トライアルやデモで使用感を確かめてから比較すると安心です。

導入前の機能チェックリスト

□ 個人・部署・全体それぞれのレポートを出せるか

□ 評価者の選定やリマインドを自動化できるか

□ 結果を自動で集計できるか

□ レポートや評価の公開範囲を細かく設定できるか

□ 多言語やスマホに対応しているか

自社で運用しやすいフォーム型のツールも候補に入れたい場合は、関連記事の「ヒアリングツール10選」もあわせて比較の参考になります。

360度評価ツールおすすめ10選を機能・料金で徹底比較

ここからは、実際に検討候補となる360度評価ツールを10種類取り上げ、タイプと特徴、料金の目安をまとめて比較します。まずは全体像を一覧でつかんでから、気になるツールの詳細を確認していきましょう。

ツール名

タイプ

主な特徴

料金の目安

タレントパレット

タレントマネジメント型

多様な評価制度に対応し、人材データと統合して分析できる

要問い合わせ

カオナビ

タレントマネジメント型

顔写真を軸に直感的に管理、評価項目を簡単にカスタマイズ

要問い合わせ

HRBrain

人事評価一体型

360度評価特化パッケージあり、設問から集計までを効率化

要問い合わせ

CBASE 360°

特化型

導入1,000社以上、階層別設問と行動改善サポート

要問い合わせ

リアルワンの360度評価

特化型(コンサル支援)

少人数から実施可能、事務代行と研修・コーチング

要問い合わせ

360(さんろくまる)

特化型

匿名性が高く、実施するときだけ料金が発生する従量制

実施人数に応じた従量制

360°KARTE

特化型(コンサル支援)

階層別質問とWebアンケート、専門コンサルの報告書

要問い合わせ

GROW360+

特化型

スキルや気質を測定し、評価バイアスを補正する技術を搭載

要問い合わせ

SmartHRタレントマネジメント

タレントマネジメント型

プリセットのサーベイとシンプルな操作性

要問い合わせ

Qualtrics XM

アンケート型(グローバル)

高度な設問分岐と対象者別の出し分け、リアルタイム分析

要問い合わせ

タレントパレット

幅広い人材データと評価をまとめて扱いたい企業に向いているのが、タレントパレットです。多様な評価制度に対応し、評価の実施からフィードバックまでを自動化できます。スキルや適性検査のデータと組み合わせて組織課題を分析できる点が強みで、人材情報を一元管理しながら360度評価を運用したい場合に適しています。

カオナビ

「社員の顔と評価を結びつけて把握したい」という企業に合うのがカオナビです。顔写真を軸に社員情報を直感的に管理でき、目標管理やOKR(OKRとは、目標と主要な成果を結びつけて管理する手法のことです)、360度評価など多様な制度に対応します。評価項目をドラッグ&ドロップで設定できるため、紙やエクセルでの煩雑な管理から脱却したい場合に役立ちます。

HRBrain

設問の設定から集計、可視化までを一気通貫で効率化したい企業におすすめなのがHRBrainです。360度評価に特化したパッケージが用意されており、CSVインポートやスマホ対応など、実務で使いやすい機能がそろっています。専任の担当者によるサポートも手厚いため、評価制度がまだ整っていない企業でも導入を進めやすくなっています。

CBASE 360°

行動改善まで伴走してほしい企業に向くのがCBASE 360°です。導入実績は1,000社以上にのぼり、一般社員や管理職など階層に応じた設問で、求められる行動と現状のギャップを可視化します。スマートフォンから回答でき、行動改善シートや個別カウンセリングなどのサポートも利用できるため、評価を成長につなげたい場合に適しています。

リアルワンの360度評価

少人数から手軽に始めたい企業に合うのが、リアルワンの360度評価です。標準の評価項目に加えてオリジナル項目も選べ、調査結果をもとにした研修やコーチングまで支援を受けられます。事務作業の代行にも対応しているため、運用の手間をできるだけ抑えたい担当者にとって心強い選択肢になります。

360(さんろくまる)

「実施するときだけ費用を抑えて使いたい」という企業に向くのが360(さんろくまる)です。匿名性が高く、部下から上司への評価も安心して回答できる設計になっています。スマートフォンやタブレットに対応し、年間利用料が不要で実施人数に応じた料金のみで使えるため、年に数回だけ実施したい場合に適しています。

360°KARTE

分析や報告書づくりまで専門家に任せたい企業におすすめなのが360°KARTEです。部長や課長といった階層別の質問項目が用意され、Webアンケート形式で配布と回収の手間を減らせます。人事専門のコンサルタントが分析から改善策の提示までサポートするため、社内に専門知識がなくても本格的な多面評価を実施できます。

GROW360+

評価の偏りをできるだけ抑えたい企業に向くのがGROW360+です。スキルやコンピテンシー(コンピテンシーとは、成果を上げる人に共通する行動特性のことです)、気質といった観点から測定し、評価バイアスを補正する技術で公平なデータを得られます。社外のデータとの比較もできるため、自社の人材競争力を客観的に確認したい場合に役立ちます。

SmartHRタレントマネジメント

労務管理とあわせて評価も効率化したい企業に合うのがSmartHRタレントマネジメントです。評価シートの作成から集計までを完結でき、多種多様なプリセットのサーベイを必要に応じてカスタマイズできます。シンプルで扱いやすい操作性が魅力で、初めてツールを使う担当者でも進めやすい設計になっています。

Qualtrics XM for Employee Experience

高度な設問設計やグローバル対応を求める企業に向くのがQualtrics XM for Employee Experienceです。専門家が設計した設問を活用でき、対象者ごとに異なる質問を出し分ける分岐機能も備えています。回答の進捗やスキルをリアルタイムで分析できるため、大規模かつ精緻に360度評価を運用したい場合に適しています。

360度評価ツールの導入から運用までの進め方

ツールを選んだ後に大切になるのが、導入から運用までの進め方です。手順や設問の作り方、回答率を高める工夫、集計とフィードバックのコツまで、実務に沿って整理しました。一連の流れをイメージしておきましょう。

360度評価の導入のステップ

「何から手をつければよいのか分からない」という担当者のために、導入の流れをステップで整理しました。

Step1:導入の目的を明確にします。

Step2:全社で行うか管理職に絞るかなど、対象範囲を決めます。

Step3:紙かオンラインかなど、実施方法を検討します。

Step4:評価項目を設定します。

Step5:従業員に目的と進め方を周知します。

Step6:評価を実施し、回答を集計します。

Step7:結果を分析し、フィードバック面談を行います。

例えば、いきなり全社に広げず、まず管理職を対象に試験的に運用すると、準備の負担を抑えながら課題を洗い出せます。一度で完成させようとせず、毎回振り返って改善する前提で進めるのがおすすめです。

評価項目・設問の作り方

設問づくりで「どう書けば率直に答えてもらえるのか」と悩む方は多いものです。ポイントは、抽象的な評価ではなく、行動が思い浮かぶ具体的な設問にすることです。回答の負担を抑えるため、評価対象者一人あたり10分程度、設問数は30問前後を目安にします。回答は「どちらとも言えない」を含む5段階にし、自由記述を少し添えると、数値だけでは見えない背景まで拾えます。

そのまま使える設問例

  • 目標とする方向性を、メンバーに具体的に伝えているか
  • 意見の異なる相手とも協力して仕事を進めているか
  • 周囲のメンバーの状況を考えながら業務を行っているか
  • 困ったときに気軽に相談できる雰囲気をつくっているか

管理職と一般社員で設問を分けると、それぞれの立場に求められる行動を的確に測れます。まずはテンプレートを土台にして、自社の言葉に少しずつ置き換えていきましょう。

配布と回答率を高めるコツ

せっかく設問を用意しても、回答が集まらなければ意味がありません。「回答率がなかなか上がらない」という悩みは、配布の工夫で改善できます。回答期限を明確に伝える、リマインドを自動で送る、スマートフォンからも回答できるようにするなど、回答する側の手間を減らすことが基本です。例えば、回答してくれた人にデジタルギフトのような小さなお礼を用意すると、回答率の向上につながりやすくなります。回答は業務時間内に行えるよう配慮し、負担に感じさせない設計を心がけましょう。

回答率を高める具体策は、「ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方【6つのコツ】」や「デジタルギフト付きアンケートの資料」もあわせて参考になります。

集計・フィードバックの進め方

評価を集めた後、「結果をどう活かせばよいのか」が次の課題になります。360度評価はもともと人材育成を目的とした手法のため、集計して終わりにせず、フィードバック面談につなげることが欠かせません。面談では、主観を交えず事実を伝え、要因は本人に考えてもらい、具体的な改善策を行動計画に落とし込む流れが効果的です。例えば「自己評価は5、周囲の評価は2から3とギャップがあります」と事実から伝えると、本人が冷静に受け止めやすくなります。月に1回ほど1on1で進捗を確認すると、改善が定着しやすくなります。

360度評価でよくある失敗と成功させるコツ

360度評価は、進め方を誤ると形だけの取り組みに終わってしまうこともあります。よくある失敗とその対策、成功している企業の共通点、実際の導入事例、そして疑問の多い点を整理しました。先人の知恵を取り入れて、つまずきを減らしましょう。

よくある失敗例と対策

「導入したのに効果を感じられない」という声は珍しくありません。代表的な失敗と対策を整理しました。

  • 目的を伝えずに始めてしまい、形だけの評価になった。対策として、事前に説明会を開いて目的を共有します。
  • 設問が多すぎて回答の負担が大きくなった。対策として、10分程度で終わる分量に絞ります。
  • 評価して終わりになり、改善につながらなかった。対策として、フィードバック面談をセットで実施します。

例えば、目的の共有を省くと、社員同士で示し合わせて評価し合うといった本来の趣旨から外れた事態が起こりがちです。失敗の多くは準備不足が原因のため、開始前の段取りに時間をかけましょう。

成功させるためのコツ

せっかく導入するなら、しっかり成果につなげたいものです。成功している企業には、定期的に実施して変化を追っている、結果を育成や1on1に結びつけている、という共通点があります。例えば、年に1回の実施を続けて前回との比較を行うと、本人の成長や組織の変化が見えやすくなります。一度きりで終わらせず、改善のサイクルとして根づかせることが成功への近道です。

360度評価の導入事例

他社が実際にどう運用しているのかは、自社の参考になります。代表的な事例を紹介します。

アサヒビール

2010年から導入し、管理職を中心に年1回実施しています。評価後にリーダー同士で集まり、行動計画を立てる取り組みが特徴です。

ディー・エヌ・エー

マネジメント層を対象に、育成を目的として実名制で実施しています。率直に意見を伝える文化づくりにつなげています。

アイリスオーヤマ

2003年から導入し、幹部社員用と一般社員用で評価項目や運用を分けています。幹部社員は4分野計12問で評価しています。

例えば、いずれの企業も最初は管理職などに対象を絞り、段階的に広げています。自社の規模や文化に合わせて、無理のない範囲から始めるのがおすすめです。

360度評価ツールに関するよくある質問

最後に、導入前によく寄せられる疑問にお答えします。

Q1:匿名でも回答者は特定されないか。

多くのツールは匿名性を担保する仕組みを備えており、回答者が特定されにくいよう配慮されています。

Q2:小さな会社でも導入できるか。

少人数から始められるツールも多く、規模を問わず導入できます。

Q3:どのくらいの頻度で実施すべきか。

年1回から半年に1回が一般的で、まずは年1回から始める企業が多いです。

疑問が残る場合は、無料トライアルやデモで実際の操作を確かめると、自社に合うかを判断しやすくなります。

360度評価を手軽に始めるなら「インタビューズ」

ここまで見てきたように、360度評価では設問づくりや配布、集計、回答率の確保など、いくつもの実務が発生します。こうした手間をできるだけ軽くしながら多面的なアンケートを実施したい場合に役立つのが、ノーコード(ノーコードとは、プログラミングの知識がなくても操作だけでツールを作れる仕組みのことです)で使えるインタビューズです。これまで挙げてきた課題ごとに、どのように解決できるかを整理しました。

インタビューズで360度評価に取り組むと、次のようなことが実現できます。

  • ノーコードで多面評価用のフォームを手軽に作成できます。
  • 匿名での回答に配慮しながら、データを一元管理できます。
  • デジタルギフトを活用して回答率を高められます。
  • 対面とオンラインのどちらでも同じ仕組みで運用できます。

質問設計の迷いを解消できる

「どんな設問にすれば率直な回答を得られるのか」という質問設計の悩みは、360度評価でつまずきやすいポイントです。インタビューズはテンプレートや条件分岐(条件分岐とは、回答内容に応じて次の質問を変える仕組みのことです)を備えており、役職や立場に合わせた設問を画面の操作だけで組み立てられます。専門知識がなくても自社に合った設問を用意できるため、設計に時間を取られず、評価したい行動を言葉にすることに集中できます。

フォーム作成・配布が手軽にできる

設問が決まっても、配布の準備に手間取ると実施が後回しになりがちです。インタビューズはノーコードでフォームを作成でき、URLを共有するだけで配布できます。新機能としてCSSのカスタマイズや、自社サイトへのHTMLタグ埋め込みにも対応したため、自社のデザインに合わせた見た目で配布できます。準備の負担が軽くなることで、評価の実施そのものに集中しやすくなります。

回答データの一元管理・分析を効率化できる

複数人から集まる回答を、紙やエクセルで管理するのは大きな負担です。インタビューズは回答データを自動で集計し、一元管理できるため、集計作業に追われることがありません。結果をすぐに確認できることで、フィードバックや改善策の検討にスムーズに移れます。データ管理の手間が減る分、本来の目的である人材育成に時間を充てられます。

対面・オンラインどちらにも柔軟に対応できる

リモートワークと出社が混在する職場では、評価の集め方をそろえにくいという課題があります。インタビューズはパソコンからもスマートフォンからも回答でき、対面でもオンラインでも同じフォームで運用できます。働く場所を問わず回答を集められるため、多様な働き方をするチームでも公平に360度評価を実施できます。

操作性が高く導入しやすい

「新しいツールを使いこなせるか不安だ」という担当者にとって、操作のしやすさは重要な判断材料になります。インタビューズは直感的に操作できる画面で、専門の担当者でなくても扱いやすい設計になっています。回答してくれた人にデジタルギフトを贈る機能もあり、回答率を高めながら手軽に運用を始められます。まずは小さく試したい企業にとって、導入のハードルが低い点が魅力です。

インタビューズの詳しい機能は「サービス概要資料」で、最新のカスタマイズ機能は「新機能(CSSカスタマイズとHTMLタグ埋め込み)のプレスリリース」でご確認いただけます。

まとめ

ここまで、360度評価の仕組みや選び方、おすすめツール10選、設問の作り方や回答率の高め方、集計とフィードバックの進め方をご紹介しました。自社に合う仕組みを整えれば、評価はより納得感のあるものになります。手軽に始めたいなら、多面的なアンケートを作れるインタビューズから始めてみてはいかがでしょうか。

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