ピボットテーブルの作り方|5ステップと集計・分析の活用事例も解説
- 2026/05/22
- 2026/05/22
目次
アンケートで集めた大量の回答を前に、何から手をつければよいのか迷ってしまうという方は多いのではないでしょうか。関数の知識がないと難しいと感じ、分析の手が止まってしまうこともあります。
ピボットテーブルの作り方さえ押さえておけば、難しい数式を使わずドラッグ操作だけで集計を進められます。
そこで今回は、ピボットテーブルの作り方を5つのステップで整理し、集計・分析の活用事例までわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【著者プロフィール インタビューズ編集部|マーケティングリサーチ担当】
アンケート設計から集計・分析、レポーティングまでを一気通貫で支援するメンバーで構成された編集チームです。これまで累計で数百件規模の顧客調査・満足度調査の設計と集計に携わり、ExcelのピボットテーブルやBIツールを用いたデータ分析の実務知見を蓄積してきました。専門用語をできるだけ使わず、調査の専門家ではない実務担当者でも再現できる手順に落とし込んでお伝えすることを大切にしています。本記事も、はじめてピボットテーブルに触れる方が一人でも集計・分析を完了できることを目指して執筆しました。
ピボットテーブルとは|関数なしでデータを集計・分析できる機能

ピボットテーブルという言葉は耳にしたことがあっても、実際に何ができる機能なのかはつかみにくいものです。まずは基本の意味とできること、そしてアンケート分析でこそ力を発揮する理由を整理しました。
仕組みがわかると、このあと紹介する5ステップの作り方がぐっと理解しやすくなります。
ピボットテーブルでできること(集計・クロス集計・データ抽出)
集めた回答データを、関数を一つひとつ組まずにそのまま集計できないものかと考えたことはないでしょうか。ピボットテーブルとは、Excelやスプレッドシートに備わっている、表形式のデータをドラッグ操作だけで集計・分析できる機能のことです。難しい数式を入力しなくても、項目を置く場所を変えるだけで、合計や件数、平均などを瞬時に計算してくれます。
できることは大きく分けて3つあります。たとえば「年代ごとの回答件数を数える」といった集計、「年代×満足度」のように2つの項目を掛け合わせて傾向を見るクロス集計、そして「20代の回答だけを抜き出す」といった条件での抽出です。クロス集計とは、2つ以上の質問項目を縦軸と横軸に置いて、グループごとの違いを見る集計方法のことを指します。
まずは手元のアンケートデータで「回答件数を数える」ところから試してみるのがおすすめです。一度感覚をつかむと、ほかの集計にも応用しやすくなります。
ピボットテーブルが選ばれる3つのメリット
わざわざ新しい機能を覚えるより、いつもの関数で集計したほうが早いのではないかと感じる方もいるかもしれません。ピボットテーブルには、関数による集計にはない明確なメリットがあります。
主なメリットは次のとおりです。
集計の時間を大幅に短縮できる
数百件から数千件のデータでも、ドラッグ操作だけで数秒で集計が完了します。
数式の知識がいらない
SUMIF関数やCOUNTIF関数を覚えなくても、視覚的な操作だけで分析を進められます。
集計の切り口をすぐ変えられる
「年代別」を「性別別」に入れ替えるといった分析軸の変更が、項目を動かすだけで行えます。
特に、何度も切り口を変えて傾向を探りたいアンケート分析とは相性が良い機能です。まずは時短効果を実感しやすい単純な集計から取り入れていきましょう。
SUMIF関数や手作業の集計と何が違うのか
関数で集計してきた方ほど、ピボットテーブルとの違いがわかりにくいかもしれません。SUMIF関数とは、条件に合うデータだけを合計する数式のことで、集計したい組み合わせの数だけ式を書く必要があります。手作業での集計も、件数が増えるほど入力ミスや数え漏れが起こりやすくなります。
例えば「5つの年代×3つの満足度」を関数で集計する場合、15通りの式を一つずつ用意することになります。ピボットテーブルであれば、年代と満足度を所定の場所に置くだけで、同じ表が一度に出来上がります。集計の途中で項目を一つ増やしたいときも、関数のように式を組み直す必要はありません。
複雑な掛け合わせの集計や、何度も軸を変える分析には、ピボットテーブルを選ぶのがおすすめです。
アンケート調査の分析でこそ役立つ理由
アンケートを実施したものの、集計に時間がかかって分析まで手が回らないという経験はないでしょうか。アンケートデータは「回答者」という行と、「設問」という列が組み合わさった表形式になっており、ピボットテーブルが最も得意とする構造をしています。
例えば、満足度調査で「どの年代が、どの商品に、どれくらい満足しているか」を見たいとき、ピボットテーブルなら数クリックでクロス集計表が完成します。単一回答(SA)とは一つだけ選ぶ設問のこと、複数回答(MA)とは当てはまるものをいくつでも選べる設問のことですが、こうした設問形式に応じた集計にも対応できます。
集計の手間が減れば、その分だけ「データから何が言えるか」を考える時間を確保できます。分析の質を高めるためにも、まずは集計をピボットテーブルに任せてみましょう。
ピボットテーブルを作る前の準備|元データの整え方

ピボットテーブルがうまく作れないトラブルの多くは、操作ではなく元データのつくりに原因があります。ここでは、集計でつまずかないための元データの整え方を、チェックリストとあわせて整理しました。準備の段階を丁寧にしておくと、このあとの作成手順がスムーズに進みます。
集計しやすい元データの基本ルール
ピボットテーブルを作ろうとしたらエラーが出てしまった、という経験はないでしょうか。原因の多くは、元データの形式が整っていないことにあります。ピボットテーブルが正しく読み取れるのは、一定のルールにそって並んだ表だけです。
基本となるのは、表の1行目に「年代」「性別」「満足度」といった項目名(ヘッダー)を入れ、2行目以降に1件ずつデータを連続して並べることです。ヘッダーとは、各列が何のデータかを示す見出しのことを指します。例えば、A列に回答ID、B列に年代、C列に満足度というように、1列1項目で整理しておきます。
集計を始める前に、次の項目を確認しておきましょう。
元データ準備チェックリスト
□ 表の1行目に項目名(ヘッダー)がすべて入っている
□ 2行目以降にデータが1件ずつ連続して並んでいる
□ 途中に空白行や空白列が入っていない
□ セルの結合をしていない
□ 同じ列には同じ種類のデータ(日付なら日付、数値なら数値)が入っている
□ 「30代」と「30歳代」のような表記のゆれがない
やってはいけない元データの作り方(空白行・結合セル)
見やすくしようと思って空白行を入れたり、セルを結合したりしていないでしょうか。人の目には整って見える工夫が、ピボットテーブルにとっては集計を妨げる原因になります。
特に注意したいのが、見出しの結合セルと、表の途中に挟まった空白行です。例えば「2024年度」という見出しを複数の列にまたがって結合していると、ピボットテーブルは項目名を正しく認識できません。空白行があると、その手前までしかデータ範囲として読み込まれないこともあります。表記のゆれも要注意で、「東京」と「東京都」が混在していると、別々の項目として数えられてしまいます。
集計用の元データは、見た目の装飾よりも「1行1件・1列1項目」のシンプルさを優先しましょう。
元データを「テーブル」に変換しておくメリット
アンケートの回答が後から追加されるたびに、集計範囲を指定し直すのは手間ではないでしょうか。この悩みは、元データを「テーブル」に変換しておくことで解決できます。テーブルとは、Excelでデータ範囲をひとまとまりとして扱えるようにする機能のことです。
データ範囲を選んで「挿入」タブから「テーブル」を選ぶ、またはCtrlキーとTキーを同時に押すだけで設定できます。テーブルにしておくと、新しい回答を一番下の行に追加するだけで、その範囲が自動的に集計対象に含まれます。範囲がずれて「追加したデータが反映されない」という典型的なトラブルも防げます。
回答が継続的に集まる調査ほど、最初にテーブル化しておくのがおすすめです。
アンケート回答を集計用に整えるコツ
そもそも集計しやすい形で回答が集まれば、準備の手間は最小限で済みます。アンケートの設問設計の段階で、選択肢の表記をそろえたり、自由記述をできるだけ減らしたりしておくと、後工程の整形作業がぐっと楽になります。
例えば、年代を自由入力にすると「30」「30歳」「アラサー」といった表記がばらつき、集計前に名寄せが必要になります。名寄せとは、表記の異なる同じ意味のデータを一つにまとめる作業のことです。最初から選択式にしておけば、こうした手間そのものをなくせます。回答が集計しやすいデータになるよう、設問の形式を設計時から意識しておきましょう。
【あわせて読みたい】集計しやすい回答をそもそも集めるには、回答率と回答品質を両立する設問設計が欠かせません。具体的なコツは「ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方【6つのコツ】」で詳しく解説しています。
ピボットテーブルの作り方|5ステップで完成

準備が整ったら、いよいよピボットテーブルを作成していきます。ここでは、はじめての方でも迷わないように、作り方を5つのステップに分けて解説します。一つずつ進めれば、関数を使わずに集計表を完成させられます。
5ステップの作り方の全体像
最初に、これから行う作業の流れをつかんでおきましょう。全体像が見えていると、一つひとつの操作の意味が理解しやすくなります。ピボットテーブルの作り方は、次の5ステップで完成します。
Step1:集計したい元データの範囲を選択する
Step2:「挿入」タブからピボットテーブルを作成する
Step3:行・列・値・フィルターにフィールドを配置する
Step4:集計方法を切り替える(合計・個数・平均など)
Step5:表示形式やレイアウトを整える
この5ステップを順番に進めるだけで、基本的な集計表が出来上がります。それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
Step1 元データの範囲を選択する
どこからどこまでを選べばよいのか、最初の一歩で迷う方は少なくありません。ピボットテーブルの土台になるのは、整えておいた元データです。まずは集計したいデータ全体を範囲として選びます。
選択するときは、ヘッダー(項目名)の行も含めて、データのある範囲全体をドラッグします。表内のいずれかのセルを一度クリックしてから操作すると、Excelが自動でデータ範囲を認識してくれるため、選び忘れを防げます。前のステップでテーブルに変換していれば、テーブル内のセルを選ぶだけで範囲指定が完了します。
範囲の選択は集計結果の正確さに直結します。空白行で範囲が途切れていないかを確認してから次に進みましょう。
Step2 「挿入」からピボットテーブルを作成する
範囲を選んだ後、どのボタンを押せばよいのか分からなくなることがあります。ピボットテーブルは「挿入」タブから作成します。
具体的には、画面上部の「挿入」タブを開き、左側にある「ピボットテーブル」を選びます。すると、データ範囲と配置先を確認するダイアログ(設定用の小さな画面)が表示されます。配置先は「新規ワークシート」を選んでおくと、元データと集計表が別のシートに分かれて見やすくなります。操作に不安があるときは、「挿入」タブの「おすすめピボットテーブル」を選ぶと、Excelが集計の候補をいくつか提案してくれます。
まずは「新規ワークシート」と「おすすめピボットテーブル」を活用して、土台を作ってみましょう。
Step3 行・列・値・フィルターにフィールドを配置する
空のピボットテーブルが表示されたものの、ここから何を置けばよいのか戸惑う場面です。ピボットテーブルは、画面右側に表示される「フィールドリスト」から項目を配置して組み立てます。フィールドとは、元データの一つひとつの項目(列)のことです。
配置先には「行」「列」「値」「フィルター」の4つのエリアがあります。例えば「年代別の回答件数」を見たい場合は、「年代」を行に、「回答ID」を値に置きます。「年代×満足度」のクロス集計なら、年代を行、満足度を列、回答IDを値に配置します。
4つのエリアの役割早見表
行エリア:表の縦方向に並べる項目(例:年代、地域)
列エリア:表の横方向に並べる項目(例:満足度、性別)
値エリア:実際に集計する数値(例:回答件数、売上金額)
フィルターエリア:表全体を絞り込む条件(例:調査回ごと、商品ごと)
見たい切り口に合わせて、項目を各エリアにドラッグしていきましょう。
Step4 集計方法を切り替える/Step5 レイアウトを整える
件数を数えたいのに合計が表示されてしまった、という戸惑いはよくあります。値エリアに置いた項目は、初期設定では「合計」または「データの個数」で集計されますが、これは後から変更できます。
値エリアの項目をクリックし、「値フィールドの設定」を開くと、合計・個数・平均・最大値・最小値などから集計方法を選べます。値フィールドとは、値エリアに置いた集計対象の項目のことです。例えば満足度の平均点を見たいなら「平均」を、回答数を数えたいなら「個数」を選びます。最後に、数値に桁区切りのカンマを付けたり、小数点の桁数をそろえたりして、表を読みやすく整えます(Step5)。レイアウトは「デザイン」タブから簡単に変更できます。
集計方法と見せ方を整えるところまでが、ピボットテーブルの作り方の仕上げです。目的に合った集計方法を選び、誰が見てもわかる表に仕上げましょう。
ピボットテーブルの集計・分析の活用事例|マーケ実務での使い方

作り方を覚えたら、次は実務でどう活かすかが重要になります。ここでは、アンケート分析の現場で使える集計・分析の活用事例を、具体的な切り口とともに紹介します。基本の集計から一歩進んだ分析まで、目的別に確認しておきましょう。
単純集計で全体の傾向をつかむ
分析を始めるとき、いきなり細かく見るべきか、全体から見るべきか迷うことはないでしょうか。最初に行いたいのは単純集計です。単純集計とは、設問ごとに回答全体の件数や割合を集計する、最も基本的な集計方法のことです。GT集計とも呼ばれます。
例えば「商品の満足度」という設問で、「満足」「やや満足」「普通」「やや不満」「不満」がそれぞれ何件あったかを数えるのが単純集計です。ピボットテーブルなら、満足度を行に、回答IDを値(個数)に置くだけで、各回答の件数が一覧で表示されます。値フィールドの設定で「計算の種類」を「列集計に対する比率」にすれば、構成比もすぐに確認できます。
まずは単純集計で全体像をつかみ、気になる傾向に当たりをつけてから深掘りに進みましょう。
クロス集計で属性別の違いを見る(年代×満足度など)
全体の傾向はわかったものの、それが「どの層によるものか」までは見えてこないことがあります。そこで役立つのがクロス集計です。先述のとおりクロス集計とは、二つの項目を掛け合わせてグループ間の違いを見る集計方法のことです。
例えば、満足度を年代別に見ると、「20代は満足が多いが、50代は不満が目立つ」といった層ごとの差が見えてきます。ピボットテーブルでは、年代を行、満足度を列、回答IDを値に置くだけで、この表が完成します。
クロス集計でわかることの例
年代×満足度:どの世代が満足・不満を感じているか
性別×購入意向:性別による関心の違い
地域×利用頻度:エリアごとの使われ方の差
流入経路×申込率:どの経路の見込み客が成約しやすいか
層ごとの違いが見えると、施策の打ち手も具体的になります。全体集計で気になった点は、クロス集計で一段深く掘り下げましょう。
複数回答(MA設問)を集計するコツ
「当てはまるものをすべて選んでください」という設問の集計で、つまずいた経験はないでしょうか。複数回答(MA)とは、選択肢を複数選べる設問のことで、回答が一つのセルに「A,C,D」のようにまとまっていると、そのままでは正しく集計できません。
集計のコツは、選択肢ごとに列を分け、選ばれていれば1、選ばれていなければ0を入力する形に整えることです。例えば「機能A」「機能B」「機能C」をそれぞれ列にして、回答状況を0と1で記録します。こうしておけば、各列の合計がそのまま選択された回答数になり、ピボットテーブルでも問題なく集計できます。
複数回答は集計前のデータ整形がカギになります。回答を選択肢ごとの列に分けてから集計に進みましょう。
スライサー・ピボットグラフで視覚的に分析する
数字の表だけでは、傾向が直感的に伝わりにくいと感じることがあります。そんなときは、スライサーとピボットグラフを活用します。スライサーとは、ボタンをクリックするだけで集計対象を絞り込めるフィルター機能のことです。
例えば、スライサーに「調査回」を設定すれば、第1回と第2回の結果をワンクリックで切り替えて比較できます。タイムラインとは、期間を視覚的に選んで絞り込める機能のことで、月別や四半期別の推移を見たいときに便利です。さらにピボットグラフを使えば、集計結果を棒グラフや円グラフに変換でき、報告資料にもそのまま使えます。ピボットグラフとは、ピボットテーブルと連動して自動で更新されるグラフのことです。
社内共有や報告の場面では、表とグラフをセットで用意しておくと伝わりやすくなります。目的に応じて視覚化の機能も取り入れてみましょう。
【あわせて読みたい】調査の切り口や聞くべき項目を体系的に整理したい場合は、「ヒアリングシート作成ガイド(マーケティングリサーチ編)」が役立ちます。実際の活用イメージは「ヒアリング&診断コンテンツの実例集」もあわせてご覧ください。
ピボットテーブルでよくあるつまずきと対処法

ピボットテーブルは便利な一方で、思いどおりに動かない場面もあります。ここでは、多くの方が経験しやすいつまずきと、その対処法をまとめました。原因と解決策を知っておけば、トラブルが起きても落ち着いて対応できます。
代表的なつまずきと対処の方向性を、先に一覧で確認しておきましょう。
- 集計の数字が変わらない → ピボットテーブルを「更新」する
- エラーで作成できない → 元データのヘッダーと範囲を確認する
- 「(空白)」が表示される → 元データの空欄を「未回答」で埋める
- 同じトラブルが繰り返す → そもそものデータ収集の段階を見直す
集計結果が更新されないときの対処法
元データを直したのに、集計表の数字が変わらないと困った経験はないでしょうか。これはピボットテーブルの仕様で、元データを変更しても集計結果は自動では更新されません。
対処法はシンプルで、ピボットテーブル上で右クリックして「更新」を選ぶか、「ピボットテーブル分析」タブの「更新」ボタンを押すだけです。これで最新のデータが反映されます。更新を忘れがちな場合は、ファイルを開いたときに自動更新する設定にしておく方法もあります。
数字を見る前には「更新」を一度押す習慣をつけておきましょう。
「データソースの参照が正しくありません」が出るとき
作成しようとした途端にエラーが表示され、先に進めなくなることがあります。「データソースの参照が正しくありません」というメッセージは、集計の元になる範囲を正しく指定できていないときに表示されます。データソースとは、ピボットテーブルが集計の対象として読み込む元データの範囲のことです。
主な原因は、ヘッダー(項目名)が空欄になっている、範囲に空白列が含まれている、といったケースです。まずは元データに戻り、すべての列に項目名が入っているかを確認します。範囲指定がずれている場合は、「ピボットテーブル分析」タブの「データソースの変更」から正しい範囲を選び直せます。
エラーが出たときは、操作よりも先に元データの状態を確認しましょう。
「(空白)」が表示されるときの整え方
集計表に「(空白)」という見慣れない項目が出てきて、戸惑うことがあります。これは、元データの中に空欄のセルが含まれているときに表示されます。
例えば、年代が未記入の回答があると、その分が「(空白)」としてまとめて集計されてしまいます。対処法としては、元データの空欄に「未回答」などの値を入れておくか、ピボットテーブルのフィルターで「(空白)」のチェックを外して表示から除く方法があります。未回答の件数自体を把握したい場合は、あえて「未回答」と明記しておくのがおすすめです。
「(空白)」が出たら、元データの抜け漏れを見直すサインととらえましょう。
集計の精度は最終的に「データ収集」で決まる
ここまでの対処法を実践しても、トラブルが繰り返し起きると感じることはないでしょうか。更新の失敗や「(空白)」の表示、表記のゆれといった問題の多くは、元をたどると「集めたデータそのものの整い方」に行き着きます。
どれほどピボットテーブルの操作に習熟しても、入力形式がばらばらの回答や、自由記述だらけのデータでは、集計前の整形に多くの時間を取られてしまいます。逆に、選択式で表記がそろい、項目が整理された状態で回答が集まれば、ピボットテーブルはその力を最大限に発揮します。
分析の精度を根本から高めるには、集計の手前にある「データ収集」の段階を見直すことが近道です。
集計しやすいアンケートデータを集めるなら「インタビューズ」

ピボットテーブルでの集計を快適に進めるには、整ったデータをいかに集めるかが出発点になります。アンケートやヒアリングの設計から回収、データの一元管理までをノーコードで支える「インタビューズ」は、まさにこの上流の課題を解決するサービスです。ここでは、よくある悩みごとに、どのように役立つかを整理しました。
インタビューズは、ピボットテーブル分析の手前にあるこうした悩みの解決を支えます。
- 設問づくりに迷う → 目的に合わせた質問設計をサポート
- フォーム作成・配布に手間がかかる → ノーコードで素早く作成・配布
- 回答が散らばって集計前が大変 → 回答データを自動で一元管理
- 対面とオンラインでデータがそろわない → 同じ仕組みで一括収集
- ツールが難しくて定着しない → 直感的な操作で誰でも使える
質問設計の迷いを解消できる
何をどう聞けば分析に使えるデータになるのか、設問づくりの段階で迷ってしまうという声は多く聞かれます。集計しやすいデータは、選択肢の設計や設問の順序といった「質問のつくり」で大きく変わります。
インタビューズには、目的に応じて選べる設問テンプレートや、回答を選択式で集めやすくする仕組みが用意されています。設問形式を整えながら作成できるため、後から表記のゆれを直すといった手戻りを減らせます。質問設計に自信が持てないという場面で力を発揮します。
フォーム作成・配布が手軽にできる
アンケートフォームを一から作るのは手間がかかり、配布の準備にも時間が取られるものです。回収が遅れれば、その分だけ分析の着手も後ろ倒しになってしまいます。
インタビューズは、ノーコードで直感的にフォームを作成でき、URLを共有するだけで配布まで完了します。ノーコードとは、プログラミングの知識がなくても操作だけでツールを作れる仕組みのことです。作成から配布までを短時間で進められるため、思い立ったときにすぐ調査を始められるという利点があります。
回答データを一元管理し分析を効率化できる
回答がメールやファイルに散らばってしまい、集計前の取りまとめだけで疲れてしまうことはないでしょうか。データがあちこちに分かれていると、ピボットテーブルに取り込む前の準備が大きな負担になります。
インタビューズでは、集まった回答が自動的に一元管理され、集計しやすい形でデータを書き出せます。整った状態のデータがそろうため、ピボットテーブルでの集計や分析にすぐ取りかかれます。集計の前段階にかかる時間を減らしたいという場面で役立ちます。
【あわせて読みたい】回収率そのものを高める工夫として、回答の動機づけになる特典付き調査も効果的です。詳しくは「Interviewzのデジタルギフト付きのアンケートに関する詳しい資料」と「インタビューズサービス概要資料」をご覧ください。
対面・オンラインどちらの調査にも対応できる
調査の形式によってツールを使い分けるのは煩雑で、データの形式もそろえにくくなります。対面のヒアリングとオンラインアンケートで別々に集めると、後の集計で苦労しがちです。
インタビューズは、対面でのヒアリングからオンラインでのアンケートまで、同じ仕組みで回答を集められます。形式が違っても同じ基準でデータがそろうため、まとめて集計・分析しやすくなります。調査のチャネルが複数にまたがる場面で柔軟に対応できます。
専門知識がなくても直感的に使える
新しいツールは操作の習得に時間がかかり、定着しないのではという不安もあるものです。導入しても使いこなせなければ、かえって業務が増えてしまいます。
インタビューズは、専門知識がなくても直感的に操作できる画面設計になっており、はじめての方でも短時間で使い始められます。難しい設定に悩まされることなく、本来やりたい「データから示唆を得る」ことに集中できます。まずは気軽に試してみたいという場面にも向いています。
【無料で試す】使い勝手や機能を実際に確かめたい場合は、「無料トライアル資料&申し込み」から始められます。ピボットテーブルで分析する前の「集めて整える」工程を、まとめて効率化できます。
インタビューズは14日間のトライアル期間中もすべての機能を無料でお試しいただけますので、ぜひこの機会にご利用ください。
今回は、ピボットテーブルの作り方の5ステップから、元データの整え方、クロス集計や複数回答の活用事例、つまずきの対処法までをまとめて解説しました。集計の手前にある「データ収集」を整えれば、分析はさらに進めやすくなります。集めて整える工程は、ぜひインタビューズで効率化してみてください。
Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。
• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
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• データ登録負荷の軽減
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▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法
• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール
Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅
Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。



