• TOP
  • ブログ
  • Googleアンケートは匿名でできる?設定方法と注意点をわかりやすく解説
 

blog
診断・ヒアリングDXブログ

Googleアンケートは匿名でできる?設定方法と注意点をわかりやすく解説

SHARE

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena
  • Pocket
  • LINE

Googleアンケートを使って意見を集めようとしたとき、「これって匿名になるのか?」と不安に感じたことはないでしょうか。
とくに社内アンケートや満足度調査のように、率直な意見が欲しい場面では、匿名かどうかが回答の質に直結します。

一方で、設定を誤ると「匿名のつもりだったのに、実は特定できる状態だった」というケースも少なくありません。その結果、無難な回答ばかりが並び、本当に知りたかった声が集まらないこともあります。

この記事では、Googleアンケートを匿名で実施できるのかという基本から、匿名にするための具体的な設定ポイント、注意点、そして匿名が向いているケース・向いていないケースまでをコンパクトに整理します。
「安心して答えてもらえるアンケート」を作るために、最低限押さえておきたい考え方をまとめて解説していきます。

Googleアンケートは匿名で回答できる?

Googleアンケートは、設定次第で匿名で回答を集めることができます。
ただし、何も考えずに作成すると「匿名だと思っていたのに、実は特定できる状態だった」というケースも起こりがちです。

Googleアンケートでいう匿名とは、回答内容と個人を直接ひもづける情報を取得しない状態を指します。名前やメールアドレス、ログイン情報などが回答と一緒に保存されなければ、実質的には匿名アンケートとして成立します。

一方で、Googleアカウントでのログインを必須にしていたり、「メールアドレスを収集する」設定がオンになっている場合、回答者は特定可能になります。とくに社内アカウントやGoogle Workspace環境では、意図せず記名状態になっていることも少なくありません。

つまり、Googleアンケートは仕組みとして匿名対応は可能ですが、「自動的に匿名になる」わけではありません。匿名にしたい場合は、どの情報が取得されるのかを事前に確認し、匿名前提の設計になっているかをチェックすることが重要です。


Googleアンケートを匿名で実施するための設定の仕方

1.メールアドレス収集をオフにする

最初に確認すべきなのが、メールアドレス収集の設定です。
フォーム設定内にある「メールアドレスを収集する」がオンになっていると、回答とメールアドレスが自動で紐づき、匿名にはなりません。
匿名アンケートにしたい場合は、必ずオフになっていることを確認します。

2.ログイン必須設定を解除する

「組織内のユーザーに限定」「ログインしているユーザーのみ回答可」といった設定が有効になっている場合、回答者のアカウント情報が内部的に把握できる状態になります。
社内アンケートでよくある落とし穴なので、匿名性を担保したい場合は、ログイン不要で誰でも回答できる設定に切り替えます。

3.個人を特定できる設問を入れない

設定だけでなく、質問内容にも注意が必要です。
名前、部署、役職、社員番号などを直接聞いていなくても、少人数の組織では回答内容から個人が推測できるケースがあります。
匿名性を重視する場合は、個人が特定されやすい属性質問を極力省き、どうしても必要な場合は選択肢を広く設計します。

4.回答後の表示内容にも注意する

回答送信後の画面や自動返信メッセージに、「〇〇さん、ありがとうございました」など個人情報を表示しないようにします。
また、回答内容をその場で再表示する設定も、環境によっては個人特定のヒントになるため注意が必要です。

5.事前に「匿名であること」を明示する

設定が正しくても、回答者が匿名だと信じられなければ本音は出てきません。
冒頭文で「本アンケートは匿名で実施します」「個人が特定されることはありません」と明記することで、心理的な安心感が生まれ、回答の質が大きく変わります。

このように、Googleアンケートの匿名設定は、特別な操作よりも「特定につながる要素を一つずつ潰す」ことが重要です。
次は、匿名にしたつもりでも匿名にならない、よくある落とし穴を整理していきます。

Googleアンケートで匿名にするときの注意点

Googleアンケートを匿名で実施するつもりでも、設定や環境次第では「実質的に匿名になっていない」状態になることがあります。ここでは、特に見落とされやすい注意点を整理します。

メールアドレスが収集されていないか確認する

最も多いミスが、メールアドレス収集がオンのままになっているケースです。
Googleフォームでは、初期設定やテンプレートによって「メールアドレスを収集する」が有効になっていることがあります。

この設定がオンの場合、回答内容とメールアドレスが自動的に紐づくため、匿名アンケートとしては成立しません。
匿名で実施したい場合は、作成直後だけでなく、公開前にも必ず再確認することが重要です。

ログイン必須設定になっていないか

次に注意したいのが、Googleアカウントへのログインを必須にする設定です。

「1人1回まで回答可能」「組織内のユーザーのみ回答可」といった制限をかけると、回答者はアカウントで識別されます。
回答一覧画面では名前が表示されなくても、管理者側では誰が回答したか把握できる状態になっているケースがあります。

匿名性を重視する場合は、重複回答の防止よりも、ログイン不要の設定を優先する必要があります。

組織アカウント利用時の落とし穴

社内アンケートでGoogle Workspaceなどの組織アカウントを使っている場合、特に注意が必要です。

組織内限定の設定をしていると、回答者本人は「匿名だと思って回答」していても、管理者側からはアカウント情報と紐づけて閲覧できることがあります。
この状態では、たとえ名前やメールアドレスの設問がなくても、実質的には記名アンケートと変わりません。

匿名性を担保したい場合は、組織外からも回答できる設定にする、もしくは匿名専用のフォームを別途用意するなどの配慮が必要です。

これらの点を押さえておかないと、「匿名のつもりで集めたが、本音が出なかった」という結果になりがちです。
次は、匿名にすることで得られるメリットと、あらかじめ理解しておくべきデメリットを整理します。

匿名アンケートが向いているケース

匿名アンケートは、すべての調査に適しているわけではありませんが、「本音を引き出したい」場面では非常に有効です。特に次のようなケースでは、匿名で実施する価値があります。

率直な意見や本音を集めたい調査

サービス改善や業務改善のためのアンケートでは、表向きの回答よりも、本音に近い意見が重要になります。

記名式の場合、「角が立たないように書こう」「評価が下がらないようにしよう」といった心理が働きやすく、回答が無難になりがちです。匿名にすることで、こうした心理的ブレーキが外れ、率直な意見が集まりやすくなります。

改善点や不満点を把握したい調査では、匿名であることが回答の質を大きく左右します。

社内満足度・ハラスメント・改善提案アンケート

社内アンケートの中でも、満足度調査やハラスメント、職場環境に関するテーマは、匿名でなければ成立しにくい領域です。

これらは、記名式だと「誰が見ているかわからない」という不安が先に立ち、正直な回答が出にくくなります。匿名であることを明確にすることで、従業員は安心して意見を出せるようになります。

組織の課題を正しく把握するためには、安心して答えられる設計が欠かせません。

匿名にすべきでないケース

匿名アンケートは本音を引き出しやすい反面、運用面では制約も生まれます。目的によっては、匿名にしないほうが成果につながるケースもあります。

回答者を特定してフォローが必要な場合

問い合わせ対応、トラブル報告、改善要望の深掘りなど、回答内容に対して個別のフォローが前提となるアンケートでは、匿名は適していません。

誰が回答したのか分からなければ、追加の確認や対応ができず、せっかく集めた情報を活かしきれなくなります。このような場合は、記名式にするか、少なくとも連絡先を任意で入力できる設計にしておく方が実務的です。

継続調査・個別対応が前提のアンケート

定期的に同じ対象者から回答を集めたい調査や、前回の回答と比較しながら改善状況を追いたい場合も、匿名は向いていません。

匿名アンケートでは、個人単位での変化を追跡できないため、改善の効果測定や継続的なフォローが難しくなります。個別対応や長期的なデータ活用を前提とする場合は、回答者を識別できる設計が必要です。

匿名にするかどうかは、「正直な意見を引き出したいのか」「その後の対応まで含めて運用したいのか」で判断します。目的に合わない匿名化は、かえってアンケートの価値を下げてしまうことを意識しておきましょう。

まとめ|Googleアンケートの匿名設定は「安心感の設計」が重要

Googleアンケートは、設定次第で匿名でも記名でも運用できます。だからこそ重要なのは、「匿名にできるか」ではなく、「回答者が本当に安心して答えられるか」を前提に設計されているかどうかです。

メールアドレスの収集やログイン必須設定など、管理者側では意識していなくても、回答者から見ると「特定されるのではないか」という不安につながる要素は少なくありません。匿名アンケートでは、技術的な設定と同じくらい、心理的な安心感の担保が結果を左右します。

一方で、すべてのアンケートを匿名にすればよいわけではありません。個別対応や継続的なフォローが必要な場合は、匿名にしないほうが適切なケースもあります。大切なのは、アンケートの目的に合わせて匿名か記名かを選ぶことです。

「本音を引き出したいのか」「その後の対応まで含めて活用したいのか」。
この視点で設計すれば、Googleアンケートは単なる集計ツールではなく、意思決定に役立つ情報収集手段になります。

 

Interviewz(インタビューズ)では、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPIの改善を可能にします。テキストタイピングを最小化した簡単かつわかりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで様々なシステムに連携し、ユーザーの声を様々なビジネスプロセスで活用することで、よりビジネスを加速させることが可能です。

Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。

• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
• ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
• 既存顧客のお問い合わせのセルフ解決(サポートコストの削減)
• サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
• 既存顧客、従業員のエンゲージメント向上
• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積

Interviewzをご利用いただいた多くのお客様で、ビジネスによけるあらゆるKPIの数値改善を可能にしています。

▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法

• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール



Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅


Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。

以下では、まずはInterviewz(インタビューズ)を使って操作性や機能を確かめたい方向けに、無料でInterviewzをデモ体験いただくことが可能です。気になる方はぜひご体験ください。

ヒアリングDX・アンケートのデジタル化のご相談は下記より日程をご調整ください。

こちらの記事もオススメです